ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

コッツウォルズが舞台の…

2022-05-31 16:34:59 | つれづれ

 

テレビと言えば、旅番組かドキュメンタリー、歴史関係のリポートばかり見ているのですが、

たまたまアマゾン見放題で見つけたのが「ブラウン神父」という番組でした。

けっこう人気番組のようですから、ご覧になった方も多いと思います。

シリーズ9は、6月から本放送が始まるそうですが、さて忘れなきゃ見る…かな。

 

このドラマの舞台が、イギリスのコッツウォルズ地方にある架空の村、ケンブルフォード。

ロケに使われている場所は、実際にはブロックリーという村だそうです。

個人的に、ヨーロッパの石造り文化の建物が好きなので、コッツウォルズも好きな地域。

そこが舞台だというので、喜んで見たわけです。

トップ写真は、番組紹介のページからお借りしました。

お話は「推理物」で、1950年代から60年代の設定。

ブラウン神父が「探偵」、地元警察には「よけいなことをするな」としょっちゅうジャマ者扱いされつつも、

教会に出入りする仲間たちと協力して事件を解決する…というもの。

最初はコッツウォルズの田園風景とか、はちみつ色、と言われる家々の様子とかを楽しんでいたのですが、

そのうち出演者のファッションにも楽しみを見出しました。

 

「神父さんの心強い仲間」はシリーズで少しずつ変わるのですが、いつも一緒なのは、

教会の会計係兼、秘書兼、料理担当のミセス・マッカーシー、独身の初老の婦人です。

トップ写真でいうと、左端の女性、もう一人の女性がレディ・フェリシア、このかた「伯爵さまの奥方さま」、

つまり大金持ちの奥様です。

あとは男性ですが、まぁ男性は紹介だけですが、真ん中がブラウン神父、その右が伯爵夫人のお抱え運転手シド、

右端はこのシリーズで、ジャマをするなといつも怒りつつ、結局神父に助けられる警部どの。

ミセス・マッカーシーは、いわゆる一般女性、レディ・フェリシアは貴族階級なので、

おのずと着るものや持ち物が違います。

感心するのは、たとえ一般女性であっても必ず帽子をかぶっていること。ずーっとです。

部屋に入っても食事の時もとりません。帽子と言ってもどちらかというとヘッドドレスのように、

アクセサリー感覚なのでしょうね、オシャレです。

村の中を歩いている女性も、ちょっとしたお出かけなら必ず…という感じです。

洋服との色合いを考えたり、季節で色や素材を変えたり…。

コッツウォルズ地方は、緯度が高いので日本のような猛暑はなさそうです。

ただ、四季はあっても日本ほどはっきりしない、一日のうちで天気が良く変わる、秋から冬は雨が多い、

というようなことはよく観光ガイドなどで目にします。

 

さてさて、ファッションの話に戻りますが、いわゆる日本では戦後とたんに洋装が流行りだし…のころの

もとになったスタイルやデザインが、この番組で見られるわけです。

女性のパンツスタイルはほとんど出てきません。穿いていたら「お転婆」か「職業」によるもの。

ドラマに出てくる「富裕層」の衣装は、さすがにエレガントでデザインも今だってOK、みたいな感じです。

そしてやっぱり「帽子」の使い方が上手です。

思えば日本人は、髪を結うことが当たり前で、直毛の美しさを大事にしてきました。

かぶるものはといえば塵除けの角隠し、頭巾など。やがて女性が日本髪を結わなくなっても束髪などになっただけで、

やっとパーマが始まったのは昭和の初期のころです。電髪と呼ばれていました。

つまりやっとパーマネント・ウェーブが始まったわけです。それでもまだ首から下は着物、が多かったので

やっぱり「帽子の文化」は遅いんですねぇ。

 

欧米人は、髪の色も眼の色も多彩です。日本人は(今は染めている人が多いですが)、

ほとんどが黒髪に黒眼できましたから、せいぜいが色が白いとか、そんなことで似合う色とか、

気にしてきたわけですが、欧米の人は、今でも髪の色眼の色で服の色などを選ぶそうです。

ちなみにあれこれ拾ってみました。ミセス・マッカーシーです。服と帽子の色もあってますね。

下の段は、本来主役のブラウン神父、右の女性がレディ・フェリシア。

 

      

 

ネックレスに手袋も必需品。帽子もカジュアルにつば広の日よけもあれば、チョコンと乗ってるものもあり…。

ちなみにある日の番組ではこんな場面が…

 

   

 

戦後10年から15年くらいの場面ですから、さすがに普段は引きずるようなドレスはありませんが、

これ、村の奥様方です。それなりにおしゃれして集まってる感じですね。見事に帽子のオンパレード。

 

ドラマ制作にあたっては。当然時代考証がされているはずですから、当時はこんな感じだったのでしょう。

なぜか自分が子供のころの横浜の繁華街などに、こんな姿を見たような…でも帽子はなかったなぁ。

 

というわけで、ドラマ見てるつもりが帽子とドレス、帽子とバッグ、そんなことにばかり目が行って…

「エルキュール・ポワロ」でも「ミス・マープル」でも、ちょっと古い時代の様々な「洋装」がでてきます。

当時の列車の旅行とか、海辺のホテル、カフェとか大きな邸宅とか、なぜかとても好きで、

ドラマの内容よりそっちに心惹かれて、何度も見直している私です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 免許更新 | トップ | また頂き物の着物 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事