やっぱり苫社協~苫小牧市社会福祉協議会日記~

社協行事の案内や報告、
職員が思ったことや感じたことなどを書いています。

心は生きている

2008-11-19 17:41:30 | 雑件

 今日の苫小牧は今年一番の寒さではないでしょうか?さむいの嫌だなぁ~。

 見た方もいらっしゃると思いますが、昨日10時からNHK「プロフェッショナル」という番組で、グループホームで認知症のお年寄りを介護している方について放映していました。

  私たち社協職員も、仕事がら認知症のお年寄りと関わることが多く、番組を見ていて共感できる部分や考えさせられることが多くありました。

 

 福岡県のグループホームでホーム長を務める方の取組についての番組だったんですが、その方の「認知症」についての考え方は参考になりました。

 『認知症になっても心は生きている。感じる心は残っている』

 認知症の方がまわりの方を悩ませる「行動障害」は、本人の不安や苦しさの表れであって、そういったサインを読み取って「相手の世界におじゃまして」とことん付き合ってあげているようです。

 その方の心に正面から向き合って、。「あなたはとっても大切な人」という気持ちを伝えることが出来れば穏やかな日々が送ることが出来るそうです。

 

 考えてみれば、私たちの日常の人付き合いにおいても、大切なことのように思われました。

 

 その他、認知症の方が地域の行事に参加している様子も見られました。

 その方々にとって、住み慣れた地域に住んでいるという安心感が得られるので、『認知症の介護には地域との連携が不可欠』とのことでした。

 

 社協としては非常に心強く、参考になる考え方です。

 私は認知症になったことが無いし、障がい者やお年寄りになったこともありません。当たり前のことなんですけどね。突き詰めて考えると、実際にその人にならなければ本当の相手の気持ちを理解するということは不可能なことかもしれません。

 ただ、お互いに「相手の気持ちをわかってあげよう」そして「わかってもらっている」という気持ちが通じ合うことによって「理解しあえている」ということなのかもしれませんね。

 「認知症」という病気は医学的にまだ解明されていないようですが「高齢者疑似体験セット」にオプションで「認知症疑似体験セット」があればいいなと思いました。

 

                    ためになったねぇ~ためになったよぉ~(さっく)

 

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寄付報告

2008-11-19 16:14:37 | 寄付報告

 出光興産北海道製油所 様より車いす1台を寄贈いただきました。

 地域貢献の一環として、社員やその家族、協力会社から集めたプルタブを換金して車いすを購入し寄贈いただきました。

 ありがとうございました。

 いただいた車いすは社協車いす無料貸出事業にて、広く市民の皆様に利用していただく予定です。

      

                                         (総務課)

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