シャロームチャペルからあなたへ

苫小牧めぐみキリスト教会シャロームチャペルのブログです。

「神の備えてくださったもの」 第1コリント1,2章 

2005-10-17 23:07:12 | 礼拝メッセージ

 聖書はほんとうにユニークな主張をする書物だと思います。なぜなら、神様の備えてくださったものは、すべて私たちの想定外のことばかりだと言うのです。 「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである。」Ⅰコリント2:9


{想定外その1}神は弱い者を選ばれた

「しかし、神は知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするために、無に等しいものを選ばれたのです。これは、神の御前でだれをも誇らせないためです。」 Ⅰコリント1:27~29  「弱きを助け強きを挫く」水戸黄門のようですね。人は神様の大きな憐れみと恵みによって救われるわけですね。私たちは誇れませんね。(参考:申命記9:3~7)へりくだりましょう。感謝しましょう。


{想定外その2}学歴や人の知恵ではない。
「私は、すぐれたことば、すぐれた知恵を用いて、神のあかしを宣べ伝えることはしませんでした。・・・・・・この知恵は、この世の知恵でもなく、この世の過ぎ去って行く支配者たちの知恵でもありません。」         Ⅰコリント2:1~6   このコリント人への手紙を書いたパウロは、ベニヤミン族の出でパリサイ人、タルソの人で生まれながらのローマ市民であった。律法に関しては厳格な教育を受け、若いうちからサンヒドリンの議員であったようです。彼はすぐれた教育と知恵を用いて理論を展開できたはずです。しかし、彼は神様が天地創造以前から計画され、今、聖霊様の啓示によって明かされた奥義を述べているのです。それは「十字架につけられたイエス様」です。そして、聖霊様が神様のこと、私たちのことを教えてくれるのです。(参考:ヨハネ14:26,16:8)  私たちの信仰が「人の知恵ではなく神の力に支えられるように。」とすすめられています。どんなことがあってもイエス様のみことばを信じ、聖霊様を受け入れて導かれて歩んでいきましょう。