シンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」が大ヒットした1984年。映画『ウーマン・イン・レッド』のサントラに使われたスティーヴィー・ワンダーの「I Just Called to Say I Love You (心の愛)」が売れ、そして、プリンスのアルバム『パープル・レイン』が爆発的に売れた年でもあった。
多くのアーティストにカバーされてスタンダードになっているシンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム Time After Time」は、1984年6月9日にビルボードHOT100のナンバー1になった。この年すぐにマイルス・デイビスは「タイム・アフター・タイム」をレコーディングしている。(マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」も、同じ1984年12月の全米ナンバー1の曲)。
「朝日のあたる家」に続くアニマルズのヒット曲「悲しき願い Don't Let Me Be Misunderstood」(1965年)は、ニーナ・シモンのアルバム『ブロードウェイ・ブルース・バラード』(1964年)のために書かれた曲。作詞・作曲は、ベニー・ベンジャミン、グロリア・コールドウェル、ソル・マーカス。
1977年にリリースされたサンタ・エスメラルダのフラメンコ・ディスコ・バージョンは日本でも大ヒットした。このバージョンはクエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』(2003年)に使われた。