Ommo's

古い曲が気になる

アンドリュー・ワイエスが先月亡くなっていた

2009-02-11 | 日記・エッセイ・コラム
Andrew Wyeth: Memory & Magic Andrew Wyeth: Memory & Magic

 

An American Vision: Three Generations of Wyeth Art : N.C. Wyeth, Andrew Wyeth, James WyethThree Generations of Wyeth Art

 

 先月16日、アンドリュー・ワイエスが亡くなった。91才だった。ワイエスの絵はまさにアメリカン・リアリズム、具象でわかりやすいことと、その独特の寂寥感に共感できるのか日本ではとても人気があるようだ。昨年もBUNKAMURAで展覧会があった。

 アンドリュー・ワイエスを知ったのは、20年くらい前のこと。横浜中央図書館の画集のコーナーで何気なく手にしたのが、アンドリュー・ワイエスの画集「ヘルガ」だった。それは、ワイエスが隣人の女性ヘルガをモデルに15年間にわたって描きつづけた247枚の絵だった。「クリスチーナの世界」とワイエス三世代の画集「Three Generations of Wyeth Art」も蔵書にあった。

 アンドリュー・ワイエスの父、N.C.(Newell Convers) Wyethはアメリカでは著名な挿絵画家で、アンドリューの息子Jamie(James Browning)  Wyeth もまた人気のある画家だ。その3人の絵を集めたカタログが、Three Generations of Wyeth Art 。

 横浜図書館で画集をみつけた後、ワイエスが日本ではたいへん人気があると知った。(「ベルガ」シリーズの原画は日本のコレクターが所蔵しているらしい)。日本ではかなりの頻度で展覧会が開かれていて、わたしは1995年、BUNKAMURAでみることができた。感動だった。とくに、小さいサイズの作品だが、Snow Hill というタイトルの1989年作の絵が好きだった。

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アートby アンドリュー・ワイエス http://www.museumsyndicate.com/artist.php?artist=239

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 


Many Rivers To Cross

2009-02-10 | 日記・エッセイ・コラム
ハーダー・ゼイ・カム [DVD] ハーダー・ゼイ・カム [DVD]

 「Many Rivers to Cross は、いい曲だね」というと、それなんですか? といわれた。日本人の若いDJと話していた。15年くらいまえのことだ。レゲエが好きだ、というから、そう話をふったのだが……。

 わたしの英語の先生たちが、パーティーのとき、じぶんのCDをもってきて、DJごっこをした。とてもうまい。スコットは、ボストンからきた男。アイナは、サンフランシスコ、スティーヴンは、キャンベラだ。「言葉と言葉をつなぐ。歌にはストーリーがあるから、その話をつながないとおもしろくない。のれないでしょ」と、スコットがいう。日本人のDJにはまったく理解できない話だろう。

 
 東京にDJの学校がある、というと、スティーヴンが大笑いした。DJは、遊びでやることでしょ。あんなこと仕事にしちゃ、ミュージシャンに笑われる、という。スティーヴンは、東京のクラブに呼ばれるDJだ。酒がタダで、女の子と出会えて、それでいい、そんなものです、DJなんて、という。

 

 すこしまえ、マリファナのことを書いたが、映画「 ハーダー・ゼイ・カム」は、マリファナの煙だらけの映画だ。ジミー・クリフ主演のジャマイカ映画だ。レゲエ満載の映画だ。Many River to Cross は、そのなかで切なくつかわれる曲だ。これも名曲だろう。

 

 まあ、つまり、渡るべき河は、たくさんある。そして、たどり着いたら、いつも雨降りだ。わたしの場合だが。

 

 ジミー・クリフ Many River to Cross       http://www.youtube.com/watch?v=kGeCeK85sUg

 音楽的にも、映像的にも、こっちのMany River to Cross が、断然おもしろい。オルガンがじつにいい。 http://www.youtube.com/watch?v=XcZaV_2qnDA&feature=related


オーストラリアに勝ってくれ!

2009-02-09 | 日記・エッセイ・コラム

 

 せっかくの満月なのに、ここは曇りだ。雲を透かして、わずかに月の存在がわかる。もうすこし雲が薄いと、おぼろ月夜という感じで、月を楽しめる。残念だ。

 空気が湿っているから、雨が近づいているのだろう。しかし、北海道・十勝は、晴れているようだ。写真家の戸張良彦さんのページに、今夜の十勝の満月がある。カシワの老木と満月。心ひかれる、美しい写真だ。

 すこしまえ、「フジテレビのニュースJAPANをみないと一日は終わらない」と、北海道の友人にいって、へぇ、という感じで、冷淡な反応がかえってきた。そうか、北海道は地元のニュース番組があるから、放映されてないのだ、と思ったものだ。しかし、北海道のテレビ欄をみると、UHB北海道が、「ニュースJAPAN」を放送していた。わたしの同世代の、早起きのひとたちには、午後11時30分からのニュース番組は、つらいのかもしれない。わたしは、ただ、一日の終わりに、滝川クリステルの顔をみたい。4時に起きて、弁当をつくって始発の電車に乗るときも、夜、滝川クリステルの顔をみて、寝る。そんなものだ、孤独な老人は。

 
 ダーウィンの「種の起源」の文体が、屈折していて難解なのは、翻訳のせいでないと読みすすむうちに解った。その説明もしたいが、きっと退屈だろうから、やめる。

 11日は、日本代表と、オーストラリアの試合だ。サッカーだ。勝たないと、怒る。 

 


風、月、流星。あすは満月だ。

2009-02-08 | 日記・エッセイ・コラム
加藤家へいらっしゃい ! ~名古屋嬢っ~ DVD-BOX 加藤家へいらっしゃい ! ~名古屋嬢っ~ DVD-BOX
すいか DVD-BOX (4枚組) すいか DVD-BOX (4枚組)

 晴天で風が強い。すべての悪しき微粒子が吹き飛ばされて、強烈に月が美しい。あすが、満月だ。今夜も、本が読めるほど明るい月光だ。美しい月をみあげながら歩いていると、突然、音が聞こえるほど大きな流れ星が、目のまえを水平に飛んで、青く輝いて燃えつきた。星に願いをかける間もない。

 

 テレビドラマ「やっぱり猫が好き」がおもしろいかった。その流れでいくと、「すいか」がおもしろい。「すいか」は、2003年に日テレで放送されたドラマだ。これは、東京の世田谷区三軒茶屋が舞台だった。下宿屋ハピネス三茶に集まる女たちのはなしだ。コメディーだ。役者がそろっている。小林聡美、ともさかりえ、浅丘ルリ子、もたいまさこ、小泉今日子、白石加代子。そして、なんといってもハピネス三茶のオーナー、市川実日子がいいのだ。

 

 しかし、あまり視聴率をかせげなかったのか、10話で終わってしまった。残念だった。いまもレンタル屋にDVDがあるので、ぜひみてほしい。おもしろい。ボックスも売ってる。脚本は、「やっぱり猫が好き」の、木皿泉、山田あかねが書いている。

 
 

 この流れでいくと、ローカルだが、名古屋テレビの「加藤家へいらっしゃい!~名古屋嬢っ~」が、メチャクチャおもしろい。名古屋弁のコメディーだ。2004年、東京でもテレビ朝日で深夜放送された。いやぁ、おもしろかった。驚いた。いまもTSUTAYAにある。いつも借りられているから、ファンがいるんだね。ぜひ、みてほしい。名古屋出身で、いまも名古屋に暮らす堤幸彦監督の作品だ。堤幸彦監督作品は、「トリック劇場版」「20世紀少年」「スシ王子」とか、映画もテレビドラマも多数ある。わたしは、「加藤家へいらっしゃい!」が好きだ。

 

 すいか http://www.vap.co.jp/suika/

 加藤家へいらっしゃい!~名古屋嬢っ~ http://www.nagoyatv.com/katoke/

 小林聡美のオフィシャル・サイト http://kobayashisatomi.jp/index.html

 ともさかりえのブログ http://ameblo.jp/tomosaka-rie/

 浅丘ルリ子の公式プロフィール http://www.my-pro.co.jp/kalant/asaoka.html

 小泉今日子のオフィシャル・サイト http://www.koizumix.com/

 白石加代子の部屋 http://www.doudou.co.jp/shiraishikayoko/

 堤幸彦のページ http://www.crescendo.co.jp/tsutsumi.html

 山田あかねのページ http://yaplog.jp/akane-y-dairy/


「やっぱり猫が好き」から、なぜか、ジャック・ブレルを連想した

2009-02-07 | 日記・エッセイ・コラム
やっぱり猫が好き 6枚BOX(第1巻~第6巻) [DVD] やっぱり猫が好き 6枚BOX(第1巻~第6巻) [DVD]
ライヴ・イン・ジャパン [DVD] ライヴ・イン・ジャパン [DVD]
ベスト・オブ・ジャック・ブレル

ベスト・オブ・ジャック・ブレル

 「やっぱり猫が好き」の恩田三姉妹は、最初のころ、このあたり浦安のマンションにいた。小林聡美、もたいまさこ、室井滋の恩田姉妹は、そのあと、幕張のマンションに引っ越す。もちろん、ドラマのなかのはなしだ。1988年から1991年に放送された、「やっぱり猫が好き」は、いまみてもおもしろい。脚本は、三谷幸喜や木皿泉などが書いていた。「かもめ食堂」「めがね」の荻上直子監督も脚本を書いている。音楽は、オープニングが矢野顕子、エンディングは、RCサクセションの「サントワマミー」だった。

 
 「サン・トワ・マミー」は、越路吹雪でヒットしたが、オリジナルは、アダモの1963年の曲だ。 アダモの詞を翻訳したのは、岩谷時子。岩谷時子さんは、越路吹雪のマネージャーで、大ヒット曲がいくつもある作詞家だ。ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」「ウナ・セラ・ディ東京」、ピンキーとキラーズ「恋の季節」、加山雄三「君といつまでも」などなど、たくさんある。郷ひろみの「男の子女の子」とか、アニメの「サインはV」もそうだ。「ミス・サイゴン」などミュージカルの訳詞も多い。

 

 サルヴァトール・アダモ Salvatore Adamo は、ベルギーの人だ。歌はすべて自作だ。シンガーソングライターという言葉が、70年代から使われるようになるが、ほとんどシャンソンの歌手は、そんな言葉のまえから、作詞作曲をやって、じぶんで歌うシンガーソングライターだ。ブルースマンもまたそうだ。シンガーソングライターは、大昔からいる。英語で minstrel 、フランス語で troubadour、日本語では吟遊詩人というやつだろう。

  

 アダモは、ベルギー人だが、フランス語で歌ってヨーロッパでヒットした。(日本では、「雪が降る」を日本語で歌ってヒットさせた。アダモは、とくに日本では人気があった)。ジャック・ブレルもまた、ベルギー人で、フランス語の歌で成功した。「行かないで Ne Me Quitte Pas」は、1959年に発表されたヒット曲だ。

 

 ジャック・ブレルは、日本では「行かないで Ne Me Quitte Pas (If Go Away )」の作者くらいでしか知られなかったが、世界的には、アダモよりはるかに大きな存在だった。詩人で、作曲家、シンガーで、俳優で、映画監督だ。さまざまなミュージシャンがカバーをしている。元ポリスのスティングも、Ne Me Quitte Pas をカバーしていた。俳優、監督としても、いくつも作品を残している。でも、突然、1978年、ガンで亡くなってしまった。サウンドコーナーではまったく売れなかったが、いつも在庫していた。われわれ店員のための、在庫でもあった……。

 

 もちろん、、「行かないで」は、ジャック・ブレルのオリジナルがすごい。しかし、ニーナ・シモンとダスティー・スプリングフィールド、このふたりのカバーも好きだ。黒と白、濃厚と淡泊、対極にあるような表現だ。(浜田省吾にも同じタイトルの曲があった。)

 

 ニーナ・シモンは、あの時代の黒人女性ではめずらしく、小さいときからクラシックのピアノをやり、ジュリアード音楽院で学んだ人だ。ミュージシャンとしてのレベルも高いし、黒人としての誇りも高い。公民権運動にも積極的に参加していた。ヨーロッパでの人気は絶大だった。

 

 はじめてニーナ・シモンの Ne Me Quitte Pas  を聞いたときは、衝撃があった。1971年ころだったろうか。表現が、濃厚、濃密、切実、切迫、そして、あきらめ。黒い。真っ黒い。ピアノのクールさが救うのだが、あまりにソウルフルなのだ。重い。しかし、これが、たまらなく好きになった。

 

 ジャック・ブレルとニーナ・シモンは、4才くらいしか違わない。ニーナ・シモンは、ヨーロッパでは絶大な人気があって、若いときからパリにいた。おたがい知り合いだったのだろうか? ニーナ・シモンはパリで亡くなった。

 

 ジャック・ブレルNe Me Quitte Pas http://www.youtube.com/watch?v=cBMDX2sR27U&feature=related

 ニーナ・シモン Ne Me Quitte Pas http://www.youtube.com/watch?v=TI8F6DbB2cE

 Maysa Matarazzo     Ne Me Quitte Pas http://www.youtube.com/watch?v=8gtOXoXeWQc&feature=related

  ダスティー・スプリングフィールド If Go Away (Ne Me Quitte)      http://www.youtube.com/watch?v=wyCVxPEPx5Y
   

 

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 四大陸フィギュアスケート選手権、浅田真央さんは、絶不調だ。おとつい、ショートに登場したとき、背筋と腰が、ずいぶん痩せたように思った。なにがあったのだろう? ちょっと痛々しい感じがした。きょうのフリーの結果は、テレビ放映のまえにネットで知っていた。フリーは1位になって、総合3位だ。ショートの、あれだけの失敗のあとでもくじけない、心の強靱さは、いつもながらすごい。

 

 不調とはいえ、音楽にシンクロした演技は、やはり、すばらしい。とくに、トリプル・アクセルと、後半のステップは、みごとだ。ジーンとする。浅田真央さんの演技をみて、立ちあがって拍手をして、テレビのスイッチを切った。キム・ヨナは見ない。あの顔芸をみたくない。演技も、厚化粧の女形が踊る大衆演劇のようで、わたしの趣味にあわない。

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あびぃろぅど 店のなかにドラムセットがみえる

Cimg2804 毎日書く 外の看板

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一匹、580円の北海道のニシン  北海道でもこんなに高いのか?


「ヘブンズ・ドア」は、ドイツ映画「ノック・オン・ヘブンズ・ドア」のリメイクだが、たのしみだ

2009-02-06 | 日記・エッセイ・コラム

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Cimg2710     神田神保町の、のれん

 

 

 

  

 あすの土曜日から、「ヘブンズ・ドア」が封切りになる。その宣伝なのか、今夜、フジテレビがオリジナルのドイツ映画「ノック・オン・ヘブンズ・ドア」を放映する。もちろん、タイトルは、ボブ・ディランの曲からとっている。トーマス・ヤーン監督・脚本のドイツ映画は、1997年の封切りで、ドイツでは大ヒットした。末期癌のふたりの青年が、最期に海をみる旅にでる、悲しいが、痛烈なユーモア満載のコメディーだ。サントラでは、ディランのKnock' on Heaven's Door をドイツのグループ Selig が演奏している。(Seligのサイト http://www.selig.eu/  IMDb http://us.imdb.com/title/tt0119472/) レンタル・ビデオ屋にDVDがあるので、ぜひ、みてほしい。泣ける。

 7日封切りの邦画「ヘブンズ・ドア http://h-door.jp/」は、マイケル・アリアス監督で、主演は長瀬智也だ。マイケル・アリアスは、アニメの「鉄コン筋クリート」を監督した、日本に住むアメリカ人の監督だ。オリジナルのドイツ映画は、この十年くらいのあいだの、わたしのベスト・ムービーのひとつなので、どんなふうにリメイクされるか、とても興味がある。来週ちゅうには、劇場でみたいものだ。

 

Cimg2725 Cimg2736これらも神保町界隈の店

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 300円なのは、14:00~17:00  

 

 

 

 しかし、この「ヘブンズ・ドア」の北海道での上映は、札幌と旭川しかオフィシャル・サイトにのってない。帯広での上映はないのかな? 

 最近知ったのだが、三菱東京UFJ銀行の支店が、帯広にない。帯広だけじゃない。北海道には、札幌に4店あるだけだ。さらに驚いたのは、支店がまったく無い県が日本じゅうにいくつもある。ここらでは、みずほ銀行の次くらいに、そこらじゅうに三菱東京UFJ銀行の支店があるのだが……。

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九段下の、おでんの屋台

 

 

 

 

 

 なんと近所のふぐ屋さん、てっさ(とらふぐの刺身)がなんと、29円だ。2/9~2/11の3日間の限定だ。これもかなりやぶれかぶれのセールで、たのしい。下の写真は、地下鉄東西線、浦安駅界隈。

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朝日新聞襲撃の依頼主は、在日アメリカ大使館員?

2009-02-05 | 日記・エッセイ・コラム

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 朝日新聞襲撃の依頼者は、在日アメリカ大使館員だった。名前は、佐山とやら、仮名だ。とは、今日発売の週刊新潮の記事。襲撃実行犯の告白だ。先週のつづきだ。信じるか、信じないかは、記事を読んで、じぶんで判断するのがいいだろう。来週もつづくようだ。

 神田神保町にでかけた。三省堂書店で、孫のために「鉄人28号」の第三巻を買うためだ。日本橋、銀座、東京駅周辺、神田界隈の書店で、コミックの在庫は、神保町の三省堂がそろっている。12月、孫へのクリスマス・プレゼントをさがし回って、わかった。本屋街のコミック専門店より充実している。(新宿・紀伊国屋は、最近あまり行かないのでわからない。新宿、池袋方面は、必要以外いかない)。「鉄腕アトム」は全巻送ったので、「鉄人28号」を一巻づつ、孫に送ることにした。

 6階の洋書売り場に立ち寄ると、トム・ロブ・スミスの「チャイルド44」のペーパーバックが発売になっていた。これを待っていたのだ。アマゾンでは、848円だが、まだ発売になってない。予約受付中だ。三省堂では1,344円だ。翻訳の新潮文庫、上下2巻より100円くらい安い。翻訳で読むのをずっと我慢していた。今夜やっとペーパーバックを手に入れた。帰りは満員電車だったが、我慢できずに、窮屈な体勢で読みはじめた。おもしろい。

Child 44チャイルド44 上巻 (新潮文庫)チャイルド44 下巻 (新潮文庫)

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マリファナで関取をすてるとは、どうかしてる

2009-02-04 | 日記・エッセイ・コラム

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Cimg2507  早い桜の花芽  咲き始めた白梅

 

 

 若麒麟が逮捕されて、相撲界のマリファナ汚染は、底知れない。せっかく手にした関取の地位をすてる。マリファナは、そんなリスクを負ってやるほどのものじゃないだろう。若いとき、LSDをやったことは以前に書いた。マリファナもまた、なんどかやってみた。しかし、わたしは、べつにハイにも、愉快な気分にもならなかった。

 タバコのほうが、はるかに麻痺効果は、きつい。そんなおもちゃのような薬草を、ガキのときや、チンピラ学生のときならまだしも、いい年した大人が、大きなリスクを冒して吸うのも、どうかしている。発覚すれば、社会的な地位を失い、生活の基盤を失う。そしてなにより、人としての尊厳を踏みにじられる。バカな警官たちにこずかれ、スリやかっぱらいや、強姦魔とおなじ豚箱にぶちこまれて、やつらにさえ、さげすまれる。おまけに、アホな裁判官の説教を聞いて、一生、敗残者としてすごす。それほどの屈辱にみあう快楽は、マリファナには、ないだろう。

 トランス状態に身をまかせて、忘我の彼方にいきたいのなら、カルト教団にでも入信するか、クラブで死ぬほど踊ることだ。あるいは、酒でも飲んで、ゴスペルでも歌っているのが、無難だろう。  

Cimg2671 これは100円ショップでみつけたポテトチップス。栃木県のメーカーがつくってる。えげつない商売は、花畑だけではないようだ。

Cimg2681 古着詰め放題500円  袋がやぶれてもOK! とは、まさに破れかぶれの商売だ。 


銀座の街も、客が少ないような気がした

2009-02-03 | 日記・エッセイ・コラム

Cimg2663 並木通り2丁目のビヨンセとキムタク

Cimg2668 出前のお兄さん

Cimg2636 店先にバイクを置かないでください、の張り紙前のバイク 

 

 

 きょうもまず、きのう撮った銀座の写真、数点。上の店先のバイクが悪質なのは、店の敷地内に駐車しているところだ。歩道上に停めてあると、すぐに警察が駐車違反のキップをきる。しかし、私有地の敷地内だと、公道上ではないので、駐車違反に問えない。きっとこのバイクの持ち主は、近所の店の従業員かなんかで、毎日ここに停めているのだろう。とても柄が悪いやつで、店のひとが抗議すると、逆ギレする、とか。どんな嫌がらせをするかかわらない、とか。外人とか。すぐに刃物をふりまわしそう、とか。最近、そんな悪質なやつは、よくいるんだ。あるいは、このバイクの持ち主が店のひとで、じぶんの駐車スペースを確保するために、張り紙をしているのだろうか? いろいろ想像させてくれる。

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 近所の歩道 駐車違反のバイク

 

 

 上の写真は、近所で、きょう撮影した。警官が違反キップを張っているところに遭遇した。ここは千葉県だが、東京都心は、もっときびしい。歩道に停めると、すぐにパトカーがやってきて、キップをきる。しかし、バイクの駐車場は皆無にちかい。有料はもちろん、無料のも、まったく無い、といえる。省エネルギーのために、自転車、バイクを使おう、という時代のはずだが、現実は、まったく逆だ。とくに民間の駐車監視員の取り締まりがスタートしてから、東京都内のバイクの駐車環境は最悪になっている。

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箸を売ってる店

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ブランド品のリサイクルショップのウインド

Cimg2664 銀座の真ん中の稲荷神社

 

 

 大阪、そごう心斎橋本店を大丸に売却するという。西武百貨店の札幌店、旭川店も閉鎖するらしい。去年は、札幌の老舗、丸井今井が閉店したと聞いた。デパートの生き残りを賭けた再編は熾烈だね。どうでもいいが。

 先日、渋谷の表参道でも感じたことだが、きのう、銀座を歩いて、やはりお客は少ないような気がした。いちばんにぎやかな時間を歩いてみた。つい先日まであふれていた、うるさいくらいの中国人や韓国人の団体客や、白人の観光客も少ないように思った。世界不況は、劇的に東京の路上の表情に現れるものだ。

Cimg2637通りに出したバーのメニュー

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Cimg2642 あなご屋さんのメニュー

 

 

 

 

 前にも書いたが、この何年か、表参道、茅場町、日本橋、銀座の建築現場に常駐していた。ほかの人より、冷静に街をみることができた。一日じゅう、突っ立って、ただ通行人をみている、という日も多い。バード・ウォッチじゃなく、マン・ウォッチだ。ガードマンだ。べつに、街に突っ立って、ジィーとながめていても、怪しまれない仕事だ。ひとの店のまえに、何時間も立っていて、警察を呼ばれないのは、警官と警備員だけだろう。

 それに、最低の職業として、軽蔑され、無視されるから、路上にいても、路傍の石だ。だから、人間の本性がみえて、おかしい。ガキのドライバーから、車のなかから、火のついたタバコをぶつけられることなんかある。「バーカ」とか、ガキは叫ぶ。

 

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3日間ひきこもってから、銀座にでかけた

2009-02-02 | 日記・エッセイ・コラム

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 日本橋の丸善本店から東京駅八重洲口へ向かう通り  桜が咲くと美しい

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 桜のときはこうなる

 

 浅間山が噴火した。鹿児島・桜島も火山性地震の微動が増えているという。地球は、きょうも元気で生きているわけだ。

 雨と、強風。金曜、土曜、日曜日と3日間、ひきこもりだった。いちど、酒を買いに近くのコンビニにでかけただけ。ずっと本を読みながら、居眠りをしてすごした。かんぜんなひきこもりだった。その反動で、きょうは夕方から、ふらふら日本橋から銀座界隈を3時間くらい歩いた。

Cimg2529  東京駅八重洲口の正面にある、北海道物産の店 北海道フーディスト

 

 

 わたしは、札幌ベル食品のラーメンスープを、この八重洲口の北海道物産の店まで買いにいく。近所のスーパーマーケット・マルエツでも、以前売っていたが、あまり売れなかったのか、半年くらいで販売をやめた。ネットの通販でも売っているが、わたしは、ここまで買いに来る。地下鉄にのればすぐなのだ。

 この物産店、お客は旅のひと、観光客のようにみえる。東京まで来て、北海道の物産でもないだろう、と思うが、いつもとても繁盛している。ここと同じような店が、JR有楽町駅前にもある。そこも、いつもお客でいっぱいだ。北海道は、人気がある。

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 東京オリンピックの誘致看板

Cimg2526  東京駅にできた大丸 むちゃくちゃ混んでるので、入らない

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 銀座一丁目にある、京橋の親柱。ここに京橋川が流れていた。いまは高速道路だ。

 

 

  

 森のなかを、ひとりで歩くのが好きだ。しかし、むかし、商人だったこともある。街を歩いて、ウインドをながめたりするのも好きなんだ。

Cimg2538  ダイアモンド屋のウインド

Cimg2539  ティファニー宝飾店

Cimg2541  文房具の伊東屋

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 カルティエ

Cimg2546 シャネル

 

 

 この銀座3丁目、4丁目界隈は、ブランド・ショップでにぎやかだ。

 

Cimg2554アップル・ショップ

Cimg2551  アップル・ショップのなか

Cimg2542  東京風月堂銀座店のウインド

 

 

 この時間(午後6時ころ)、いつも若者であふれていたアップル・ショップも、iPodが一段落なのか、一時の混乱はない。パソコンも売り上げは落ち着いてしまっているのかな。

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 散歩の途中で、すこし腹がへったので、ラーメンを食べることにした。有楽町の銀座阪急MOZAIKU(東芝ビル)の地下街にある、直久だ。むかしからの東京ラーメンっぽい、支那そばだ。安い。いまでも450円だ。まあ、450円以上とったら、怒る。

 支那というのは、中国の蔑称だということになってしまって、新聞もテレビも使わない。馬鹿なはなしだ。支那は、チャイナとおなじ語源のことばで、蔑称でもなんでもない。日本では歴史的なことばだ。支那と呼ぶな、ということは、CHINAもいかん、ということだろう。中華民国政府から圧力をかけられて、1946年に日本外務省が、公務員、そして公的な文には、支那を使うなと指示した。しかし、一般的には、支那そばも、「支那の夜」も、オーケーだった。1970年代からだ。中国共産党の洗脳が成功して、日本じゅう左も右も、中国共産党シンパであふれてしまった。だから、支那竹(シナチク)もいかんので、メンマだ。

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 銀座5丁目にユニクロがある。銀座まできて、ユニクロでもないだろうと思う。が、めちゃくちゃ繁盛してる。日本人はもちろん、中国人、韓国人らしい客でいっぱいだ。白人の観光客も多い。昨年は、スウェーデンのアパレルメーカーH&Mも開店した。

Cimg2580  銀座のユニクロ 

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 スウェーデンの低価格が売りのアパレルメーカーH&M  ここもよくお客が入ってる。

 

 銀座6丁目、泰明小学校の近く、JR新幹線の高架下の飲食街に、十勝毎日新聞が経営するレストランがある。十勝屋だ。十勝の食材をつかった料理と、地ビールが売りの店だ。最近はいってないが、以前、なんどかいって、いつも満員で、入れないことが多かった。きょう、午後6時半くらいと、8時ころの2回、前を通った。客はまばらで、以前の勢いは感じられなかった。外で店のおにいさんが通行人を誘っていた。都内にもう一店舗開店したというから、そっちがメインになったのだろうか?

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Cimg2634 Cimg2633          

  十勝屋

 

 

 

 こんな値段の時計もあるのかい、と、あきれはしても、驚かない。買うやつがいるということも、べつに疑わない。8,904,000円だ、そうだ。

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 これは、4,410,000円と5,708.000円の時計

 

 

 

 

 バーバリーのウインドは、ビル全体で表現しているので、中央通りの向かいの歩道からみるのが、たのしい。

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  このビルが、バーバリー

Cimg2612 モンブラン

 オメガ スウォッチの店Cimg2618Cimg2624

ハンティング・ワールド

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