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古い曲が気になる

池田幹雄先生に会った

2010-05-25 | 日記・エッセイ・コラム

                       

きのうは、銀座1丁目の柴田悦子画廊で、日本画・創画会の重鎮、池田幹雄先生にお会いした。先生は、函館に生まれて、小学生のときに父親と東京に出てきた、という。函館に残った母に会いたくて、たったひとりで東京から汽車に乗って、函館まで行ったことなどうかがっていると、なぜか先生は、バッグからトンボのハーモニカをだして、『月の砂漠』をふいた。これが、うまい。さすが日本画の巨匠は、音楽もうまい。演奏は、じつに日本画的なのだ。メリハリがあって、淡白で、せつなく、美しい。そして、哀しい。叙情だ。

そして、ハーモニカは、トンボの超レアーの限定品20Kゴールド・ハーモニカだった。「そろそろ帰るけど、もう一曲」とおっしゃって、『宵待草』を演奏して帰られた。82才だという。元気だ。

                        

そのあと、銀座の十勝屋で、写真家の戸張良彦さんにご馳走になった。ザンギがなつかしく、旨かった。そして、広尾のシシャモには感動した。十勝屋は、十勝毎日新聞社が経営するレストラン。繁盛している。http://www.tokachiya.com/

(東京で、鶏の唐揚げを、『ザンギ』とは言わない。ザンギは、北海道だけの言葉だ。四国の一部で、「ざんぎ」という地方があるというが、確認してない。北海道のザンギと、東京の鶏唐揚げ、竜田揚げでは、下味がかなり違う。どこが違うのかわからないが、北海道のザンギは、ほかの街では味わえないのだ)。

7月18日から、銀座1丁目の柴田悦子画廊で、戸張さんの個展が開催される。その打ち合わせで戸張さんが上京していた。

      柴田悦子画廊  http://www.shibataetsuko.com/

                        

web上で見ることができる池田幹雄先生の作品は、下の3点だった。練馬区美術館のサイトにも池田先生の作品がある。http://www.nerima-art-museum.jp/search/4_01_w01144.html

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