Ommo's

古い曲が気になる

BURASは、田中聖人さんのユニット

2009-06-17 | 日記・エッセイ・コラム

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 田中やすおくんの甥(田中みのるくんの息子さん)がCDを制作した。http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=852 ブラス BURAS というユニットだ。音更町出身のKIYOTO(田中聖人)さんと北見出身Tizさんのふたり。ヒップホップだ。音はつぎのサイトで聴ける。http://www.myspace.com/kiyotofly (田中やすおくんは、最初の浜田省吾・北海道コンサート・ツアーのドラムスだった)。

Still Making History

 
 アナ・ポポヴィッチも、ジャイソン・リッチも、国内盤が発売になっていない。ショックだった。わたしは、音楽にかかわる仕事をやめてから、ブログをはじめるまで、20年ちかく、流行りのものをまともに聴いたことがなかった。唯一気にいっていたのは、エイミー・マンだった。そのエイミー・マンにしても日本ではまともに紹介されていないから、あまりに知られていない。アカデミー賞のセレモニーで歌うくらいのミュージシャンが、日本では、ほとんど無視されているのだ。

 きっとわたしが、レコード屋をやっている時代のレコード・メーカーなら、アナ・ポポヴィッチやジャイソン・リッチの国内盤を発売していた。そして、レコード・メーカーの宣伝マンは、ラジオ局や音楽誌への売り込みにかけずり回っただろう。

 アナ・ポポヴィッチのサイトに過去のスケジュールがのっていた。ヨーロッパ、アメリカをじつにこまかく回っている。ひょっとすると、日本にやってきて、東京か大阪の小さいクラブかライブ・スポットで演奏してるのじゃないか? 2004年までさかのぼって調べてみたが、来日していない。彼女の公式サイトには、来日の痕跡はない。

 いったい日本の音楽関係者は、なにをやっているのだろうか? 日本から売れ出して世界のスーパースターになった、クイーンの例をあげるまでもなく、かって日本は、洋楽、ポップスの流行の発信地であった。クラシックにおけるカーネギー・ホールのように、日本武道館でのコンサートは、世界のミュージシャンのステータスなっていた。もちろん、日本のお客のすぐれた感性があったからだ。それも、中学生、高校生もふくめた若者たちだ。そして、それは、レコード・メーカーやプロモーターのなかに、その音楽を情熱をもって紹介した人たちの存在があったからだ。ラジオ局や音楽誌のなにも熱い人たちがいた。この二十年あまり、金額だけは巨大に成長した音楽業界にあぐらをかいて、なにか大事なものを忘れているのじゃないか?

 

Done with the Devil

 ジャイソン・リッチのアルバムは、日本ではBSMFレコードが輸入販売している。http://www.bsmfrecords.com/index.htm

 もちろん、アナ・ポポヴィッチも、ジャイソン・リッチも、CDはアマゾンの通販で買うことができる。


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