Tomomi's

新松戸に住む

近所の神社で、マイケル・ジャクソンの冥福を祈った

2009-06-28 | 日記・エッセイ・コラム

695  近所の神社、鳥居にみなれない丸い飾りがあった。北海道では、一度もみたことのないワラの飾りだ。

 旧江戸川沿いを歩いた。。川筋を吹きぬける風が、秋風のように冷たく、寂しい。マイケル・ジャクソンのことを考えながら歩いていたせいだろう。

 帰りに近所の神社によって、マイケル・ジャクソンの冥福を祈った。小さい稲荷神社が、マイケルを追悼する場にふさわしいかわからない。いいんだ。音楽業界の最末端にいた、わたしも、マイケル・ジャクソンに世話になった。ある時期、わたしの給料のいくらかは、マイケル・ジャクソンのレコードの売り上げから出ていただろう。

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 子供のときから、ろくに小学校にも行かせてもらえず、友人もなく、ただひたすら歌を歌ってきたのが、マイケル・ジャクソンだろう。子供らしい遊びをすることもなく、近づいてくる人間は、金儲け目的のれんちゅうばかり。親でさえ、稼がせることしか考えていない。こうして、ひたすら歌いつづけたわけだから、その浮き世ばなれした純粋さは、この世の人ではないだろう。

 「マイケル、じぶんだけのディズニーランドをつくらないか? 金? いまのマイケルの稼ぎなら、何の問題もないさ」、そんな具合に、野獣のようなやつらに簡単にだまされて、巨額の借金を負わされる。金融業者、土建屋、弁護士、信じているスタッフも家族も、まわりの人間みんなが、なかを抜いて大儲けする。ネバーランド建設の愚行なんぞ、そんなことだったろう。 

 幼児虐待の裁判も、賠償金目的の母親の狂言だった。たきつける弁護士がいて、不名誉な被告になってしまった。アメリカの場合、弁護士は、手にした賠償金の3分の1をとる。ごつい商売だ。芸能人の弱みにつけこんで、あることないこと難癖をつけて、訴訟を起こすとおどす。示談になれば、ラッキーなのだ。マイケル・ジャクソンは、裁判を闘い、無罪になっているのだ。しかし、不道徳な性癖があるという不名誉な噂は、もう消えない。

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 マイケル・ジャクソンの偉大さは、テレビや新聞にあるので、今更、そこはふれないが、黒人として、アメリカ白人社会に完全に受けいれられた、はじめての黒人ミュージシャンだろう。スティーヴィー・ワンダーも、アース・ウインド&ファイアーも、すでに世界的なスターになっていたが、アメリカではやはり黒人社会のスーパースターで、白人に受けいれられていたわけじゃないのだ、じつは。

 60年代の話だ。トム・ジョーンズが、イギリスからラスベガスにやってきて、一週間で稼ぐ金額は、レイ・チャールズの年収だった、とレイ・チャールズ自身が書いている。トム・ジョーンズは、レイ・チャールズのコピーからはじまった人だ。このとき、レイ・チャールズは人気絶頂だったのだ。つまり、アメリカでいかに黒人ミュージシャンが冷遇されていたか、ということだ。

 しかし、マイケル・ジャクソンがソロ・デビューした1979年には、時代は大きく変わっていた。むしろ、深層の人種偏見を隠して、黒人を優遇することこそ、かっこいい、クールだ、という社会になっていた。

   マイケル・ジャクソンが、スーパースターになっても、真面目で、純なプロのミュージシャンだったことがわかる映像がある。 Making of we are world http://www.youtube.com/watch?v=J0IweJ0g39I&NR=1

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   マイケル・ジャクソン Dirty Diana http://www.youtube.com/watch?v=7Hg-IRZk4D0&feature=related

   マイケル・ジャクソン Dangerous http://www.youtube.com/watch?v=cC1TTz2bMmM&feature=related

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