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古い曲が気になる

吉祥寺のマグロ・デイ

2008-06-22 | 日記・エッセイ・コラム
宮本隆治の“千の風になって” 宮本隆治の“千の風になって”
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金沢の雨(デュエット・バージョン) 金沢の雨(デュエット・バージョン)
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似内清高くんが大学生で西荻窪に住んでいたころ、わたしは、東芝EMIのコンベンションのために上京した。サウンドコーナーのおにいちゃんが東京に来たというので、吉祥寺の居酒屋に、JR中央線沿線に住む帯広出身の大学生たちが集まってくれた。中学生のころから、サウンドコーナー駅前に通ってきたロック好きの若者たちだ。清高くんはもちろん、田中やすおくん、宮坂寿文くん、ブンスケくん、サカシタくん、イクちゃん、カンノさん、ミノルくん。ナッツのギターのテツヤくん、ベースの優くん。

その日、その吉祥寺の居酒屋は『マグロ・デイ』で、マグロが安い、と若者たちが誘ってくれたのだ。そこに、浜田省吾さんが一人で来てくれた。デビュー間もないころだから、『浜田省吾』が店にいても、お客はだれも騒ぎはしない。マグロ・デイの居酒屋のあと、バンという店にもいった。

 

70年代、帯広にはたくさんのレコード店があった。帯広駅・ステーションデパートにサウンドコーナー本店、駅前にサウンドコーナー駅前店、西2条に、加藤電氣、河合楽器、及川電氣、ムジカがあって、広小路に浅原栄陽堂があった。藤丸のなかにも浅原栄陽堂が店をだしていて、大通りには、国原楽器があった。みんなそこそこ広い売り場面積をもっていて、わたしのサウンドコーナー駅前店が一番小さい店舗だった。

このレコード店の数は、人口15万の市にしては多い。