癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

皇帝ダリアが咲き、サネカズラを知った白沙村荘

2013年12月15日 | ガーデニング

 

富山のYさんから

京都の写真が送られてきました。

錦秋の古都の思い出がたくさんつまった

素敵なアルバムです。

 その中に白沙村荘の皇帝ダリアの写真がありました。

 


 

えっ!

皇帝ダリア・・・

どこに咲いていたかしら・・・


庭師には

何か落ちていないか見て歩くから

皇帝ダリアに気づかなかったんだよな。

と、言われて・・・


 

 

敷き石が気になって

皇帝ダリアに気づかなかったのかも・・・

 

 

 

 石組にも目を引かれて・・・

 

 

りっぱな橋にも・・・

 

 

みんなの足が止まったビナンカズラ

名前を教えていただいたビナンカズラです。

Yさんの写真には

ビナンカズラに

こんな短歌がそえられていました

 

 

          


小倉百人一首_タイトル

 

短歌の意味は

「逢う」という言葉を

その名に持っている逢坂山に

生えているサネカズラよ。

サネカズラの蔓(つる)を手繰るように

人に知られずに

あなたがわたしのところへ来る方法はないものかなぁ。

という意味のようです。

 

 


「実(さね)が美しいつる植物(かずら)」

サネカズラには

 そんな意味があるようです。

 

ところで

ビナンカズラとも呼ばれるのは

なぜ美男なのでしょう・・・?

どうして美女ではないのでしょう?

気になりますよね~

 

どうやら

このビナンカズラの実の油を整髪料として使っていたのは

主に男性だったらしいです

それでビナン

なるほど納得ですね。

(平凡社世界大百科事典より)



Yさんに教えて頂いた

白沙山荘の皇帝ダリアとサネカズラ(ビナンカズラ)

見方・考え方まで教わった気分です

ありがとうございました。


 

 

 

白沙村荘の

燃ゆるようなモミジが目に焼き付いています

 

 

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ゆらゆら揺れる雪吊り

2013年12月14日 | ガーデニング

 

 

風はヒューヒュー音をたて

小屋の前の松の雪吊りもゆらゆら揺れ

今日はあいにくの荒れ模様です 

 

 

 

 

気のせいか

雪吊りの棒がちょっと曲がって見えますが・・・

これから冬本番

大丈夫かしら・・・

 

 

 

鯉のために鷺対策として張っている

テグスが

凍りついて・・・


 

 

坪庭の織部灯籠も

雪の綿帽子・・・

 


 生け垣も

湿った雪が覆い被さって

重たそうです。


 

 

 

白鳥庭園で見た松の雪吊りは

圧巻でしたね~

青空も気持ちよく

最高


タクシーの運転手さんが

名古屋は冬でも雪が積もる日は少ないそうですが

この時季の庭園の松には

やっぱり雪吊りが似合いますよ~

と言っていました。

 

 

 


こちらは

熊が心配される金沢の兼六園です。

兼六園といえば

やっぱり冬の風物詩とも言える

松の雪吊り風景ですよね


兼六園では

長さ15mほどの柱に

約200本の縄で円錐形になるように

この雪吊りをするそうです。

ここの庭師を中心に延人数約500人掛かりで行うという。

池に浮かんだ枝の縄縛りは

庭師さんが船に乗って作業するのだそうです。

大変な作業ですね。

 

今から何十年も前に

金沢に用事があって行ったときに

3日間も兼六園に通って

この雪吊りを見たときのことを

ちょっと思い出しています。

 

 

 

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今年の漢字は「輪」~清水寺貫首さんのお話から

2013年12月13日 | ガーデニング

 

 

 

朝から雪が降り続いて

癒しの庭はすっかり雪景色

 

久しぶりの休日です

こうして一日中家のことができるのは

何日ぶりでしょう・・・。

 

年の瀬も押しせまって

やりたいこと

やらなければならないことが

あまりにたくさんすぎます~

 

 

 

つい先日

紅葉の秋を楽しんできた京都清水寺です。

その清水寺で

2013年の世相を表す「今年の漢字」に

「輪」(りん、わ)が選ばれました。

「輪」の漢字には

2020年の東京五輪・パラリンピックの開催決定や

東日本大震災からの復興の輪が広がったことを

理由に挙げた人が多かったそうです。

 

清水寺の森清範(せいはん)貫主が

輪は留まることのない

円滑に進んでいく意味があることや

大勢の方々が手をしっかり握りあって

輪がつながる世界にしたい・・・

そんな意味のことを話していました。


今年の漢字の

「輪」

本当に大切だなって思います。


  

 

  

 

 

 

 

燃えるように色づいた清水寺の景色が

まだ目に焼き付いています。


 

  

  

 京都の会でお会いした

岐阜県からいらしたSさんは

震災後

着実に支援の輪を広げ頑張っておられます。

 



昨年の被災地を巡る会で

大川小学校の御霊に

子どもたちから託された千羽鶴をお供えした

Sさんご夫妻です。



 


わたしたち仲間のみんなで

お花と線香を手向け

安らかに眠らんことをただひたすら祈ってきましたが

あの悲惨な光景が

今も強く心に突き刺さってくるようです。

 

 


大川小学校の子どもたちが

元気だった頃に描いた絵です。

あの震災がなかったら

このように

仲良くみんなで手をつなぐ

すばらしい輪を見ることができたでしょうに・・・

悲しみの涙があふれんばかりです。


 

 

Sさんからこんな嬉しいカードが届きました。


素敵な仲間に出逢えたこと

そして、毎年元気に再会できることに

感謝いっぱいの私です。

 

 

 

 きょうは

静かな、静かな癒しの庭です


 

 

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熊も兼六園が好き・・・?

2013年12月12日 | ガーデニング

 

ことじ灯籠

 

金沢の兼六園のシンボルとして知られる

ことじ灯籠

この風景をバックにどのくらいの観光客が

記念撮影したことでしょうね。

 

大好きな大好きなこの風景を私も5回ほど見に行きましたよ。

その

兼六園に熊が出没・・・

 

 

兼六園の近くの尾崎神社に熊が出たというニュースが流れました。

赤い塀に爪痕を残し

神社隣の金沢城公園に逃げたことから、

金沢城公園を封鎖せよ!

ということになったらしい・・・

 

 熊がどこに行ったかまだ不明とのことです。

市民も観光客も不安でしょうね。

 

今、市の有形文化財の調査記録のために

神社について執筆中の庭師曰く

「熊も神社にお詣りに来たんだ~」

「それとも神社の調査に来たのかな・・・」

だってさ。


日本三名園のひとつ

屈指の美しさを誇る兼六園ですから

熊だって見たかったんじゃないのかな・・・?

それにしても

早く見つかって欲しいですね。

 

 今朝出がけに

また、またびっくりニュース

 

 

ガスが漏れているという通報で

消防車が出動したら

ハマヒサカキという生け垣の花の匂いが原因だったという。

 

http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/38781.jpg

 

http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/38784.jpg

 

このハマヒサカキは

静岡では生け垣によく使われていて

花の匂いは

タマネギが腐ったときのような不快感があるという。

強い匂いを発して昆虫を呼んでいるのだとか・・・

 

ハマヒサカキ

 

それにしてもこんなかわいい

ツバキ科の花が

ガスの匂いなんてどうでしょうね・・・


 

 

 

やっぱりお花の匂いは

芳しいにかぎりますよ~

バラ庭でいい香りを楽しませてくれた

ガートルード・ジェキルです



 


癒しの庭の6月

ガゼボの横で華やかに

いい香りが漂っていました~


来春はどんな出会いが待っているのでしょう。

考えると心が弾んできます。


 

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黄色い花のマホニアチャリティと赤い実の美男カズラ

2013年12月11日 | ガーデニング

 

 

平安時代の陰陽師「安倍晴明」をお祀りする神社

晴明神社で

 マホニアチャリティを見つけました。

晴明神社は

魔除けや厄除けにご利益があるという。

たしかマホニアチャリティも魔除けや厄除けになるとか・・・

そんなことで進められて5年ほど前に

癒しの庭に迎え入れたのですが

2年前に枯れてしまいました。

どんな環境でも丈夫に育つはずだったのに・・・

 

 マホニアチャリティは

アメリカヒイラギナンテンの品種で

花の少ない冬の時期に

芳香のある淡い黄色の花をたくさん咲かせ

庭を明るくしてくれる重宝な花です


棘があるので泥棒除けにも良いらしいですよ。

やっぱりこの時期の庭に欲しいですね。

 

 

 

 

京都の白沙村荘の庭で気になった

初めて見るこの植物

何と言う名前かみんなの話題になり

富山からいらしたYさんに教えて頂きました。

ビナンカズラと言うのだそうです。

秋田では見ることのできない植物です。

 ビナンカズラは常緑のつる性で

主に関東より西の山野に自生しているようです。

どおりで、見たことないわけですよね。

 

夏に薄い黄色の花が咲き

房状の実も最初は緑色で

次第に橙色になり、熟すと 真っ赤になるのだそうです。

冬にも赤い実が目を楽しませてくれるのでいいですね~

 
 昔、これを男性が髪につけて整髪料としたことから

ビナンカズラ(美男葛)と呼ばれるそうです。

ヘヤースタイルを整えた男性を

美男と見立てたのはおもしろい

やはり身だしなみは大切ですからね。

 

 

 

名古屋のジャズ喫茶で

庭師が気になったのは、こちら

世界の名器と言われるJBLのパラゴンというスピーカーです。

クラシックのアルテックとは違って

ジャズのJBLは

ジャズの楽しさを伝えてくれると

大満足の様子でした。

ちなみに癒しの庭のスピーカーは

アルテックです。

 

私は

ビートルズの「Let It Be」の

演奏に聞き惚れちゃいましたよ

電話の向こうから聞こえた方がおられますか・・・?


 

 

  

 

 

 

旅行中の

モリモリ、パクパクがたたって

帰ってきたら

体重計に乗るのが怖くなっています。(笑)

工房では紫根の土落とし作業で大忙しの毎日ですが

いっこうにカロリー消費ができてないみたい・・・

 

 

 

                               白沙村荘にて

 

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幼稚園の発表会と第九の合唱

2013年12月10日 | ガーデニング

 

 

先週末

秋田にいる孫の幼稚園の発表会があって

楽しんできました。

 

 

写真

 

はるちゃんは

「牛乳にゅにゅにゅ」のお遊戯です。




「緊張してドキドキしたの・・・」

そんなふうに話すはるちゃん

恥ずかしそうです。

 

写真

 

それでも

一生懸命に踊るはるちゃんの姿に

目頭が熱くなってしまいました。


 

 

 

歌が大好きなはるちゃんです。

リクエストすると

「秀麗無比な~~る鳥海山よ~」って

秋田県民歌もソロで、歌ってくれるんですよ。

 

 

 

お姉ちゃんのひなちゃんは

私たちの姿を見て余裕の笑顔です

 

 

 

写真

 

むかし、むかし~

ひなちゃんのナレーターで始まった

劇「白雪姫」

 

 

ひなちゃんのナレーターは

劇の進み具合をよく見ていて、

とても上手にできました。

 

 

 

ひなちゃんは本当は主役の白雪姫になりたかったらしい。

でも、あまりにみんなが白雪姫になりたがっているので

ナレーターに名乗り出たのだとか・・・

 

 

 

ひたむきさに頑張る孫の姿に

涙、涙のおじいちゃんとおばあちゃんでした~

 

 

 

ひなちゃんたちが歌ってくれた歌

「ありがとうの歌」

優しい歌声で

心温まるを届けてくれました。

何度でも何度でも聞きたくなるような歌でした

 

 

 

 

 

 

 

どの子も、どの子も

きらきら輝いて・・・・

 

 

一昨日は

当市でも演奏会があって

庭師と行ってきました

 


市民55名が5ヶ月間の練習を積んで

オーケストラをバックに

プロのソリストと第九を歌いました

 

 


それはそれは素晴らしい合唱で

アンコールに3回も応えてくれました。

ひなちゃんとはるちゃんの大好きな秋田県民歌も

2番まで歌ってくれました。

見事に歌い上げた素晴らしいみなさんに

惜しみない拍手を贈りました


アンコールの

「ふるさと」

じーんと胸にしみいって・・・

 

 



大原の道ばたに咲いていた

アザミやコスモスの花を

思い出しています。

 

                                           白沙村荘にて

  

 

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日本文化の美を感じて・・・下呂温泉

2013年12月09日 | ガーデニング

 

 

 

 

 いつまで

旅行してたの・・・?

なんて言われそうですが

ひとまず

下呂温泉までお付き合いを・・・



 

 

 

仲間のみなさんと

錦秋の京都を楽しんだ後

式年遷宮の伊勢神宮詣りをし

名古屋を回り

最後に降り立ったのは名湯「下呂温泉」

 

 

 

 

 

 駅のすぐ後ろに見えるホテル

「水明館」が最後のお宿です


 

 

 

お風呂は3つ

なかなかにいい温泉でしたよ~


 

 

 飛騨牛のすき焼きも最高


 

 

紅葉したもみじが日本庭園を赤く染め

ここ水明館でも

伝統的な和の雰囲気を楽しむことができました


 


 

 

 

かるがもも

水遊びを楽しんでいるかのよう・・・

 

 

 

 

つくばいや灯籠などを配した和庭は

四季折々の花々に彩られ

心和らぐ空間になるように工夫されて・・・

 温泉にはやっぱり伝統の日本庭園がいいですね


 

 

 

日本画家の巨匠

横山大観さんの絵がありました


雲間に浮かぶ壮大な富士山とも思われるような絵です。

題は「杜鵑(ほととぎす)」

ん・・・

どこにホトトギス・・・?

いました、いました。

山の左端の方に小さい鳥らしきものが

飛んでますよ


杜鵑の姿があまりに小さい

それだけ

果てしなく広がる大空を

自由に羽ばたいているということでしょうか・・・?

 

 

 

 

さすがに

天皇陛下と皇后様がお泊まりになったという水明館ですね。

 能の舞台がありました

日本の伝統の素晴らしさを間近に見てきました。


 

 

 このようなものを見つけました。

どんな草木で染められたのでしょうね・・・。


伊勢神宮の遷宮館で見た

御装束神室の絹と植物染料は7色ありました。

紫根、藍、日本茜、黄ハダ

クチナシ、紅花、刈安です。

 

私たちの工房でも今

伝統の色を追い求めて取り組んでいる

紫根染と茜染に思いを重ね

感慨ひとしおでした

 

 

 

 

竹林と紅葉のもみじの絶妙な風景を楽しみながら

いただいた朝食は

時の流れが止まったかのよう・・・

 

5日間の思い出いっぱいの旅行から

早くも一週間が過ぎてしまいました。

また、また、あわただしくしています。

充実した日々を過ごせることに

感謝、感謝です。

 

寒くなってきましたね。

お風邪など召されませんように・・・

 

 

 

 

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もう一度訪れてみたくなった白鳥庭園

2013年12月08日 | ガーデニング

 

 

こんなセンスあふれる寄せ植えが

池の中にありました

一度は訪れてみたいと思っていた

名古屋の白鳥庭園です。


 


これまで見てきた京都の庭園や

日本三大庭園

栗林公園や水前寺公園でも

見ることのできなかった

水鳥が美しく舞う白鳥庭園です。


 


 


白鳥庭園は

平成元年に開催された

世界デザイン博覧会のパビリオンの

「日本庭園」として整備され

平成3年にオープンした池泉回遊式庭園です。



 

 

 

 

 

 


この庭園は

中部地方の地形をモチーフにして

御嶽山を築山に

木曽川を流れ、伊勢湾を池に見たて

自然の雄大さを演出しているのだそうです。


 

 

 

 

汐入りの庭では

潮の干満による景色の変化や

四季折々の花々を楽しめるように工夫されていて

もっとゆっくり

見学する時間が欲しいと思いました~

あちこちと欲張りすぎる旅行では

仕方ありませんけどね。


 

 


 

 

もう一度訪れたくなった

白鳥庭園

実現はいつのことになるのやら・・・?

 

 

 

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ツワブキやサザンカ、花嫁さんで華やぐ徳川園

2013年12月07日 | ガーデニング

 

 

 

 

 

 

 ツワブキやサザンカが咲いていた

名古屋の徳川園

京都御所や大原寂光院、白沙村荘とは

趣が全然違いますが

美しい秋の光景に癒されました

 

 

 

 

徳川園は

江戸時代の大名庭園を代表する

池泉回遊式日本庭園です



 

 

清流が滝から渓谷を下り

海に見立てた池へと流れるありさまは

日本の自然景観を象徴的に凝縮していると言われます。


 

 

徳川園の

高低差の大きい地形や美しく紅葉した木々

大きな岩組みなど

大名庭園の荘厳さを実感してきました。

 

 

 

 

 

 素敵な花嫁さんたちの撮影会が

あちらこちらで行われていました。

徳川園は華やかさに包まれて

私たちまで笑顔の御福分けを・・・

 
 

 

 

 

 徳川園の散策路

とても歩きやすく

我が家の園路もこんな具合だったらなあ

と思いました~

六義園に行って園路の延べ段作りを思いつき

今度の徳川園では

さらにグレードアップを目指して・・・

来春の一番の作業にしたいと

いつも思うのですが・・・

 
 

 

 

 

 

徳川美術館の玄関前に置かれた

葉ボタンやパンジーの寄せ植えが

明るくお出迎えです。

 

 

 

徳川園を出たら

バラ一輪

ほっと心が和んだ光景でした。

 

 

 

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シコンノボタンや秋明菊が彩る名古屋

2013年12月06日 | ガーデニング

 

 

 

 

名古屋の町で見つけた

シコンノボタンや秋明菊などが彩る

素敵な寄せ植えです

 

 

 

 

京都の仲間の会を楽しんだ後

伊勢神宮を回り

名古屋観光を楽しんできました


 

 

江戸時代に東海道の要所として

徳川家康が子義直の居城として築城した

名古屋城です。


 

昭和20年の名古屋空襲でほとんどの建物が焼失しましたが

三つの櫓や三つの門

本丸御殿障壁画など

大部分が戦火を免れ

国の重要文化財に指定されています。

 

 

 

昭和34年に再建された

金のシャチをいただく五層の大天守閣に上ってみました。


 

 

大天守閣の7階は天守閣展望室となっています。

初めて見る

ビルが立ち並ぶ名古屋の町です。


 

 

 

 

 

 

5階から3階と下りながら

実物大の金のシャチ模型や

石引き体験

駕篭乗り体験などを楽しんだり

城内や城下の暮らしなど興味深く見てきました。

 

 

 

 

 

 

江戸時代の図書館とでも言えそうですね。

我が家の庭師は

ここに入りびたっているかも・・・

 

 

 

 

庭師のご先祖の六蔵さんは

こんなところで

御用係御物書きをしていたのかもしれないね。

そんなことを話しながら

楽しんできました。

 

 

 

大天守閣のそばには

石棺式石室がありました。

 

 

 

 

名古屋城は復元工事が進んで

今年の5月から

本丸御殿玄関・表書院の公開を開始していました。

 

 

 

きらびやかに復元されたな本丸御殿です。

 

「名古屋の城は日本一ですよ。」

「今年は復元工事も楽しめて最高ですよ。」

そんなことを話してくれた

タクシーの運転手さんの奥様は

秋田出身とのことでした。



 

 豪華絢爛な本丸御殿

家康の権威の象徴のようです。

この後は

徳川園へ・・・

またの報告にしましょう。


 

 

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お伊勢さん詣りをしてきました!

2013年12月05日 | ガーデニング

 

 

 

 

 

 

20年に一度の式年遷宮を迎え

今や大人気のお伊勢詣り

日本人の心のふるさとと表現される伊勢神宮

やっぱり行ってみなくては・・・

というわけで

京都の後

庭師と二人でお伊勢さん詣りをしてきました~

 

今年は

新しい神宮と古い神宮の両方を

見られるので最高の年

 

                                   外宮の正宮

 

伝統と歴史を持ち

日本随一のパワースポットとしても有名な伊勢神宮です。

伊勢神宮の中心は

「内宮(ないくう)」と「外宮(げぐう)」のふたつ。

普通は「お伊勢詣り」というと

この内宮と外宮の2つを回ることとされています。

せっかくですから

しっかりと2つを回ってお詣りをしてきました。

 

内宮のご祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)

日本人の総氏神といわれる存在です。


外宮のご祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)

天照大御神の食事をつかさどり、産業や食事に関する神様です。

正式の参拝は

まず外宮を参拝してから内宮に参拝するのだそうです。

                            

 

 

 

鳥居の前では

立ち止まって

軽く一礼してから進みます。

参道では

基本的に中央を歩くのはタブーなんですって。

中央は神様の通る道とされているからだそうです


 

 

 

                                                         内宮の正宮



拝礼は

「二拝二拍手一拝」にて・・・


 

 

 

 

 

たくさんのお酒もご奉納されて・・・

 
 

 

 

 

 

庭師はしっかりと

神宮徴古館で勉強してきました。

神宮徴古館は

神宮崇敬の歴史と、日本の文化を示す

「歴史と文化の総合博物館」です。

今執筆中の参考になるらしい・・・

 

 

 

 おもしろいものを見つけました

なんと

車のナンバーが

ぜ~んぶ 2013

もう1台離れた所にもありました。

さすがは式年遷宮の年ですね

 

 私たちの行ったときは混んでない日だったみたい。

祝日・日曜日となるとバスも2時間待ちだとか・・・

凄い人出にびっくりしていたのですが

運がよかったです。






お伊勢さん詣りの後には

おはらい横町へ・・・

それにしても

賑やかでしたよ~

 

 

 

さて、今日の癒しの庭はというと・・・

お伊勢さんの大賑わいとは打って変わって

寂しく静か・・・

これから長い、長い眠りにつきます。

 

 

 

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京都御所の秋季一般公開

2013年12月04日 | ガーデニング

 

 

 

早々と雪に覆われてしまった

 ヒューケラと

ラムズイヤーが

昨日、今日のよいお天気で

再び姿をあらわしました。

やれ、やれっ、重たかったよ~

そんな植物たちの声が聞こえてきそうです。

やっぱり晴れ上がった庭はいいですね。


 


この庭園は京都御所

つまりは天皇家のお庭です


今回の京都では

幹事さんが

秋季一般公開の予約をしてくださっていたので

普段見ることのできない

京都御所の見学を楽しむことができました

お天気にも恵まれ

二重の喜びです


 

 

明治天皇が皇居に移られる前まで1000年以上に渡り

歴代の天皇がお住まいになった京都御所は

今も当時の建物が残されています。

とにかく広いですね。

約34000坪もあるそうです。


 

 

確か高校時代の修学旅行で

右近のたちばな

左近の桜・・・

と覚えたことを懐かしく思い出しました。

あれから何十年でしょう・・・

時の経つのは速いものですね。

 


 

 

 

 

 

 

平安の頃に始まった寝殿造りから

室町の武家造りへと移行する建築様式が

わかる貴重な御所の建物です。

もちろんぜ~んぶ天皇家のお持ち物。


現在の御所は安政2年(1855年)の造営だそうです。

 

 

こんなにぶ厚く見えるひわだぶきは

実は内部がこのようになっているらしい。

 

 

新しく造営するとなると

材料を準備するのに何十年とかかるそうです。

 


砂利も白色で奇麗

青空と松の見事な光景に圧倒されそうでした。

ところで

京都御所にはお堀がありませんね。

どうしてないのでしょう・・・?

 

こんな話があります。

高松宮宣仁親王殿下が生前に

 喜久子妃殿下に次のようにお話になったそうです。

「皇族というのは国民に護ってもらっているんだから、

過剰な警備なんかいらない。

堀をめぐらして城壁を構えて、

大々的に警護しなければならないような皇室なら、

何百年も前に滅んでいるよ」

(『文藝春秋』平成十年八月号)

 

詳しいことはわかりませんが

とにかく

澄んだ青空に映える美しい御所の庭園に感激・・・

 

 

 

 

 

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雪がとけた庭のツワブキと京都のツワブキ

2013年12月03日 | ガーデニング

 

 

 

 

雪がとけた庭に砂紋も

ツワブキも姿を見せました

ツワブキの花はもうすっかり終わってしまいました。

 

 

京都白沙村荘の庭園で見かけたツワブキです

葉も生き生きとして

黄色の花も庭の中で存在感を発揮していました

 

 

 

癒しの庭では屋根から落ちた雪がとけないで

根雪になりそうな感じです。

 

 

京都大原の初冬の風景を思い出しています。

 

 

 

石垣に

アブチロンがかわいい赤い花をつけていました。

 

 

 

  寂光院の帰り道

見つけた素敵な手作りのお店

化学染料で葉っぱの葉脈を染める染色技法でした。

このお店の独自の染め方のようです。

 

 

 

今日の癒しの庭は

久しぶりにお天気がよく雪がとけ

庭の片付けができました

 

石敷や園路を歩いていると

白沙村荘で見た石や草花が目に浮かんできます。

ちょっと気になっています。


 

  

白沙村荘のこの延べ段

いい感じ

 

 

 

 

 

 

石敷の上に

はらはらと落ちたイチョウの葉が

素敵な彩りを添えて風情いっぱい・・・

 

 

 

萩の枝をこんな風にすかして

ゆれる様を楽しむのもいいものですね~

 

 

 

 

南天も豪雪の心配がないと

こんなにふんわりと

やさしい仕立て方ができるんですね。

 

 

 

 

なぜかサツキが咲いていました

歓迎してくれているみたい・・・

 

 

  

 

 

白沙村荘でお迎えしてくれた

秋の彩り

やっぱりお花はいいですね

  

 

 

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見事な鞍馬石が置かれた庭園

2013年12月02日 | ガーデニング

 

 

 

 

見事な鞍馬石です

縁側の下に靴脱ぎ石としてよく使われる鞍馬石ですが

こんな立派な鞍馬石が

庭にさりげなく置いてあるなんて

さすが


 

 

 

ここは京都白沙村荘

たくさんの人で賑わう慈照寺銀閣の少し離れた所にあります。

日本画家橋本関雪が

半生を費やして造りあげた庭園です。

 

 

 

 

以前にも庭師のいとこの方に

この橋本関雪記念館を案内してもらったことがありますが

二人とも庭園の方は見ていませんでした


 

 

東山・如意ヶ嶽を借景にした池泉回遊式庭園は

1万平方メートルの広さがある

橋本関雪が大地に描いた理想郷です


壺にも石にも引き込まれて・・・

庭園巡りが大好きな私たちには

至福のひとときでした~


 

 

散策路のあちこちには

関雪が収集した石造美術品が配置されていて

石灯籠の大きさにびっくり・・・

 

 

 

帰りの散策路には侘び・さびの境地・・・

 

 


30年間にわたって関雪が心血が注いで作庭したという庭園は

見飽きることがありません。

国指定名勝なんですね


 

 

静かな佇まいです。

 

 

 

 

 

関雪が夫人よねの為に建てたという茶室が3つ

問魚亭(もんぎょてい)、倚翠亭(いすいてい)

憩寂庵(けい じゃくあん)と続きます。


 

 

庭園の中心となる「芙蓉池」をまわると

関雪がアトリエとして使っていた

「存古楼(ぞんころう)」が見えてきます。


美しい紅葉を眺めながらの白沙村荘散策

十分に堪能してきました

 


 

 

 

 

母屋「瑞米山」のお座敷で

京都の色とりどりの旬を楽しむ

素敵な昼食のおもてなしでした

 

 

 

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京都を楽しむ~大原寂光院

2013年12月01日 | ガーデニング

 

 

 

 

京都大原の地に

ひっそりと佇む寂光院をたずねました。

かつては世を捨てた隠者たちが住んだ隠れ里は

山あいの自然豊かなところです。

 

 

 

寂光院は

聖徳太子が父用明天皇の菩提を 弔うために

建立されたと伝えられ

建礼門院様が隠棲し晩年を過ごされた

尼寺としても知られています。

 

 

2000年に発生した不慮の火災によって

由緒あるご本堂が焼失しましたが、現在は復元されております。

朝のひんやりとした空気の中で

静かな佇まいを見せるお寺に心が癒されました。

 

 


 

  

 

 
 

 

 

寂光院らしい門ですね~

 

 

 

 

  静かに長い年月を告げるかのように

大原の地にそびえたつ

樹木に圧倒されそうでした・・・

 

 

 

深まりゆく古都の秋を満喫しての

帰り道

コスモスの花がたおやかにゆれていました

 

 

 

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