癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

植物の恵みに感謝~ランプシェイドの茜色

2014年12月20日 | ガーデニング

 

 

今年の雪は大変なことになっています

あまりにひどくて昨日は

シルバー人材センターの方に

木々の雪下ろしに来てもらいました。

 藤棚も

アケビ棚も

これで一安心です

 

ようやく今年の研究会の行事が全部終わりました

庭の冬支度ができないままに

大雪に見舞われて

涙が出そうになっていますが

まずは、充実した研究会の歩みで今年を終えられそうで

たくさんの方々に感謝したい気持ちです

 

 

 

 

 和紙を茜色に染めて

ランプシェードを作ろうという

文化庁の伝統文化親子教室の最終回は

参加された方々にとても喜んでいただきました。

 

ほのかにローソクの色で光る茜色は

夕茜とはまたちがった美しさを放ち

ゆれ動くやわらかな光を楽しむことができて

子どもたちも大人のみなさんも

大満足のようでした。

 

 

 

 ランプシェイドのゆらめくローソクの光が

茜染の和紙を優しく幻想的に包み込んで

遠く王朝文化に思いをめぐらす

楽しいひとときに・・・

 

 

染織家として活躍されている三浦眞理子さんをお迎えして

染めの楽しいお話を聞く会も大好評でした

 

今回の素敵な装いは

自分で染めて織られた一作目の着物なんですって・・・

素敵すぎますね

 

秋田県の人間国宝のお話や

平泉金色堂に眠る

藤原清衡の紫平絹括枕(むらさきへいきんくくりまくら)のお話

自分のやりたいことに向かって

情報を集めて楽しく学ぶことの大切さなど

子どもたちも大人も共感しながら楽しく聞くことができました。

 

地域の子どもたちと保護者を対象に

鹿角に奈良時代から伝わる

「古代鹿角紫根染・茜染」に触れる場を提供し

紫根染・茜染の草木染体験を行うことを通して

次世代への継承と

子どもたちの郷土への愛着や誇りなど

豊かな人間性を培うことができるように努めることを目的に

進めてきた今年度の研究会のこの事業

成功裏に終えることができとても嬉しく思っています


 

 

 

そう、そう、茜染と言えば

この秋には

癒しの庭に昔から自生する日本アカネを使って

鹿角の茜染を染め上げることができましたよ。

 

 


アカネの根を使って染める草木染です。

 夕方の光の中で

 燃えるようにその美しさを放つという茜染。

まだまだ憧れの色にはほど遠いのですが・・・

植物の恵みに感謝、感謝

 

 


なぜか、最後に

ノスタルジーを思いをよせて・・・

 

 

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