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【能登満腹ツアー14】上時国家/800年続く、平家末裔の巨大屋敷

2014年02月24日 | ├ 北陸/甲信越
祖を「平家にあらずんば人にあらず」の言葉で知られる平時忠とする800年続く旧家、上時国家。



平清盛の義弟・平時忠は平関白といわれ、平家一族の実質上の統領でありましたが、壇ノ浦の戦いで敗北すると捕縛され、能登国に配流されました。そんな時忠の跡を継いだのが、五男時国です。時国は近隣の村々を統治し、江戸時代には天領の大庄屋を務め、苗字帯刀を許されました。豪壮巨大な建物は21代目が築き、25代当主が現在もこの屋敷と伝統を守っています。

平地を見下ろす高台に建っており、坂道をあがっていきます。


訪問時、ちょうど工事中とのことで外観は部分的にしか見ることができなかったのですが、入母屋茅葺きの大屋根の高さは18メートル、唐破風総けやき造りの玄関なのだそう。


建物内に入ります。大納言の格式を表わす「縁金折上格天井」が一番の見どころとのこと。

かつて加賀藩主が訪れたときに、余は中納言ゆえこの部屋に入るわけにはゆかぬと、天井に紙を貼り格式を外して入室したという逸話があるそうです。



館内スタッフさんの説明に耳を傾けながらも個人的には平家定紋「丸にあげは蝶」を金箔で描いた襖が気になり、ひとり別の間で撮影(苦笑)。



武家を彷彿とさせる格式の高さを感じさせられます・・・。

コチラは湯殿。

お湯をわかさず、お勝手でわかしたお湯を入れて入浴されるのだそう。

化粧道具や儀式用品なども見せていただきました。


大きな土間へと移動します。上を見上げると、駕篭が4台ぶら下がっていました。小さい子ども用の駕籠も!ここから屋根最長部の内側も見ることができました。


土間の隅には臼なども置いてありました。


囲炉裏やオイルランプなどがある、ほっこりとした空間も。






そして、裏山を借景にした庭園も必見です!国の名勝に指定されているのだそう。


そんな庭園は住宅の書院から観賞できるように西、南、東の三方向に面して造られています。書院の南から東にかけて細長い池がありました。スタッフさんによりますと、漢字の「心」という字を表すように造られているそうです。


上時国家は、京都東本願寺の建築にたずさわった安幸という大工が28年間を経て完成したものだと伝えられています。御前の間をはじめ、伺いの間、上の広間、下の広間、回り座敷などを見ていると、当時の豪農住宅としての重みが伝わってきました。 大きさ的にも北陸地方最大級の規模を誇っているそうです。


また、駐車場前には茶屋、近くに下時国家もあるそうで機会がありましたら立ち寄りたいです。


上時国家(かみときくにけ)
石川県輪島市町野町南時国13-4
0768-32-0171

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