とあるイタリアンシェフの脳みそ

ECHI&DOLCEポンテベッキオ シェフ浅井のブログ。日頃考えていること、感じていることなんかを時々綴っていきます

愛媛より

2010年01月31日 | グルメ

ルミカリさんhttp://lumicari.exblog.jp/からのご紹介で知り合った愛媛県今治の農業生産者組合『コンタディーニ』の山戸さん、今村さんに来ていただきました。

今朝、この山戸さんのつくった野菜たちがダンボールぎっしり届きました。

イタリア野菜を中心に数多く栽培されていてビックリ!

僕も聞いたことのない野菜もたくさんあって驚きました。

左上はラディッキオのトレヴィーゾ、キオッジャ、セルアルカ、スタジォーニ。

トレヴィーゾは特にイタリアでも作り方が難しいらしく、日本でつくられているのは僕が知りうる限りこの山戸さんだけです。

右上は紅しぐれ大根と黄金かぶ。

特にこの黄金かぶは甘みが強くて激うま。

 

このマセラータは今ではよく見かけるブロッコリーロマネスキの兄弟のようなものであまりゴツゴツしていないタイプです。

スティックセニョールも今やメジャーですが茎が筋っぽくなく柔らかくてとても美味しい

左はサボイキャベツ

右は赤からし水菜 これは初めて見ました。

左からラーフェ プンタレッラのことですね。

真ん中はフェンネル かなりずっしり 重たいです。

黒大根なんかもあるみたいです。

 

実はこれ以外にもいろいろあり、今後のことも含めて実に実りのあるお話ができました。

今日は遠いところありがとうございました。これからもよろしくお願いします

 

そしてそしてこの出会いをつくってくださったのは愛媛、新居浜市のイタリアン『LUMINO CARINO』の伊藤ご夫妻

ホントありがとうございます。びっくりのクオリティーとお値段。

これらの野菜を中心にしてメニュー構成していこうと思います

 

今度いい時期に愛媛へ突撃いたします


タンカン

2010年01月30日 | 日記

届いたぜ~

屋久島でいろいろなオモシロ野菜、フルーツを作っている山田さんからです

青パパイヤに始まりモリンガの葉http://www.moringa.co.jp/

安納芋、水前寺菜などいろいろな提案をいただいてサラダやデザートにしてきました。

そしてお待ちかねだったのがこのタンカン

2月の約3週間くらいしか収穫できない、ほんとにしか食べられないフルーツです。

「タンカン」とは「ポンカン」と「ネーブルオレンジ」の自然交雑でできた柑橘系の果物で柑橘系のなかでもっとも糖度が高く、ビタミンCもみかんの約2倍含まれています。

タンカンの生産量は鹿児島県が日本一と言われていて、その中でも屋久島産のものは特に高い評価を得ています。

さらに無農薬にこだわっておられるので小さなお子様や赤ちゃん、アトピー体質の方も安心して食べていただくことができますね。

 

2月はこれで1品か2品デザートを考案し、お出しする予定です。

決まりしだい、新メニュー紹介をさせていただきま~す

山田さん、いつもありがとうございます


きょうの市場

2010年01月29日 | 日記

今朝9時ころの木津卸売り市場の様子

今日は時化により入荷も少ないうえ、どこも暇なのか客も少ない。

「兄ちゃん買うてってくれー」ってあちこちから声がかかる。

一周見渡してから、目を引いたものをもう一度見て値段を聞く。

ここでいろいろ話をするとちょっと安くなるかおまけをくれます。

今日はランチ用にでっかいスズキ4.5キロサイズ

2月ランチのパスタで考えているハリイカ(いいのが安かった)を6キロくらいと

ズワイガニ、ホタルイカを買い込みましたとさ・・・。

アバッキオの古田シェフにお会いして挨拶。

いつも情報をくれる縄芳(魚屋さん)の河津さんとなんやかんやしゃべって出勤。

さあ、今日もがんばります。


かにかに

2010年01月27日 | グルメ

昨日の仕入れですがワタリガニとズワイガニ、特にすばらしい。

ここのところ市場も暇らしく、これらの魚介類も相場が低く一時よりも安く買えるのでありがたいです

 

今月おまかせのディナーコースに入れている

『塩漬けワタリガニとたっぷり季節野菜のサラダ 黒トリュフと内子、カニエキスのエスプーマ』

とても評判がよく、僕たち自身もだいぶ気に入ってます。

たっぷり、どっさりカニをつかってますよ~

是非食べに来ていただきたいです


Oregon wine promotion

2010年01月26日 | 日記

アメリカ・オレゴン州のワインメーカー チュヘイラム、オーナーである

ハリー・ピーターソン・ネドリー氏を招いてのワインプロモーション+スタッフトレーニングを昨日西梅田のモードディポンテベッキオで行いました。

オレゴン州はアメリカ西海岸カリフォルニア州の北に位置し、太平洋側、さらに東の内陸にも山脈があり盆地のような気候で寒暖の差が激しいところです。

緯度のわりに夏が暑く、冬はもちろん寒さがきびしいとのこと。

彼はオレゴン州中部のウィラメット・ヴァレーに畑をもち、この地区で最初にブドウ畑を開墾したパイオニアとして知られている人物です。

左からピノ・グリの07

シャルドネ07

リースリング06です。

どれもアルコール度が高くボディーがあるし酸のバランスもとてもすばらしいと思いました。

正直こんなに北の産地でこんなに力強いワインが造れるものなんやとかなりビックリです。

 

赤は2種

左は3つのヴィンヤードのブレンドのピノ・ノワール07

右はこちらもピノ・ノワール100%の単一畑コラル・クリーク06

僕ごときが評価するのはおこがましく、単純に堪能させていただいておりました・・・・・。

 

冬から春にかけてポンテベッキオグループ全店舗でオレゴンワインフェアを予定しています。

主催していただいたヴィレッジ・セラーズさん

そしてハリー氏

とても勉強になる有意義な会をありがとうございました

このフェアーは僕自身もかなり楽しみです