『銀河鉄道の夜』 宮沢賢治
内容が難しいところになると、とたんに、あくび連発の息子くん。
面白いところは、目をキラキラさせて、自分でも読みたいと本をのぞきこむ。
わかりやすいね・・・君。
カンパネルラがいなくなってしまい、動揺するジョパンニに、セロのような声が話しかける所では、「意味がわからない!」が最高潮に達してしまった息子くん。両手で頭を抱え込んでしまいました。
・・・。頭を抱えるって、漫画の上だけかと思っていたけれど、本当にそうなる人っているんだな、なんて思いながらも、読み続ける母。
そして場面は、あの丘に変わったのでした。
とたんに、驚いた表情で、本をのぞき込む息子くん。
それは、それは・・・とても、ショックだったようでした。
「わけわかんない!」が、すべて、つながっただろうか?
わからないままかな。それも、またいいのかもしれない。
賢治の声に耳をすませた数日間。
不思議な銀河鉄道への旅でした。
内容が難しいところになると、とたんに、あくび連発の息子くん。
面白いところは、目をキラキラさせて、自分でも読みたいと本をのぞきこむ。
わかりやすいね・・・君。
カンパネルラがいなくなってしまい、動揺するジョパンニに、セロのような声が話しかける所では、「意味がわからない!」が最高潮に達してしまった息子くん。両手で頭を抱え込んでしまいました。
・・・。頭を抱えるって、漫画の上だけかと思っていたけれど、本当にそうなる人っているんだな、なんて思いながらも、読み続ける母。
そして場面は、あの丘に変わったのでした。
とたんに、驚いた表情で、本をのぞき込む息子くん。
それは、それは・・・とても、ショックだったようでした。
「わけわかんない!」が、すべて、つながっただろうか?
わからないままかな。それも、またいいのかもしれない。
賢治の声に耳をすませた数日間。
不思議な銀河鉄道への旅でした。
私も藤城清治さんの影絵の絵本を持っていますが、息子が小学生のときは訳わかんなかったみたいです。
でも、高3生となった今年の春、何気なく手にとって読んだら「ものすご~くいいじゃんこれ。感動した~。」としんみり言ってました。
こももさんの言うとおり、わからないままでもいいんでしょうねきっと。
息子くんの、感情に素直な様子が、ほほえましく思います。今わからないからこそ、またいつか読んでみたいと思うかもしれないですよね。
とても素直な息子くん、今には今のわかり方があって、いつか大きくなった時にはその時のわかり方があると思います。本+人生だから。
ただひとつ お母さんに読んでもらった、おかあさんといっしょに読んだ、という思い出がずっとその本についてくると思います。
幸せだな、息子くん。
いつか、そんな会話してみたいなあ。(遠い目)
人生経験をつめばつむ程、なぜか、賢治を好きになりますね。なぜでしょうか。
さて、息子は、どんな絵を描くだろう。
ちょっと楽しみですよー。
絵の具をにじませる技法の練習などをやっているので、たぶん、単元的には、「幻想的な絵を描く」という課題なんだと思います。
でも、今回、再読してみて、「銀河鉄道の夜」は、決して幻想的な絵じゃないと思いました。
図工的には、ぼかしの技法とかを活用して欲しいらしいのですが、銀河鉄道の色は、ぼかし・・・じゃないなというのが、私の感想です♪
もっと、凛とした、冷たい、はっきりとした色。
それが、私の感じたイメージでした。
それぞれの人の絵があるでしょうね。
妹が、小学生の頃から賢治が好きだったのですが、何が、そんなにいいんだろう?と、「不思議で仕方なくて。
私が、賢治の世界観を好きになったのは、つい最近です。
この世には、自分ではどうにも出来ない大きな力が存在することを経験し、ようやく、ようやく、賢治の作品世界を好きになりました。
不思議ですね。
賢治の世界は、年を経るほど、どんどんと奥が深くなっていくような気がして・・・生きてる?なんて、本気で思ったりします。
息子は、どんな風に、賢治と付き合っていくでしょうか。
すごく楽しみです。
私も今ならわかるな。
我が家でも「風の又三郎」を読みました。そろそろ、「銀河鉄道の夜」にもチャレンジしたいです。
羨ましいです。
その年齢でのわかり方、それでOKですよね。
そういう楽しみ方が とても素敵です。
私の銀河鉄道の文庫本は、父の書棚から持って来てしまったもので
すごく古くて、なかなかいいんですよ(笑)
入れている書棚も、何十年選手なので、
小さな小さな虫が ページの間からでてきたりもします(苦笑)
でも、息子の場合「わけわかんねー!」の場面が多いので、続けて読むと、賢治嫌われちゃうかな?と思い、しばらく間をあけることにしました。
私も、あの風の音を読みたいです!
(息子は、ワカラナイと「ムンクの叫び」になるので、すぐに、理解度ここまでか!と判ります)
それにしても、お父さんの持っていらした本を読むって、すごく素敵ですねー。
小さな小さな虫!!!
いますよね!特に、文庫本!
あれ、なんていう虫なんでしょうか?