メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

スピード婚とかイルカに乗ったなど

2009年03月02日 | なんとなく書いてます
僕の会社には、秋葉系で結婚なんぞ絶対にしないと言っていた後輩が居る。
アニメにしか興味が無く、実物の女が嫌いと言ってそんな趣向のものばかりを所持している。
しかし喋りが達者でファッションなどにはそこそこうるさいのでその部分あたりで僕とは良く絡んでいた。
社内では最も親しくしている人間の一人だ。


その彼が、昨年末に入社してきた女社員と結婚すると会議の席で急に発表したものだから、社内は全員くりびつてんぎょう。

誰一人として彼らの関係に気付いているものは居なかった。

まーお互い、オタク系で見た目にも関心が無いようなカップルなので全然構わないしお似合いと言えばお似合いなのだが、男と女が出会い、結婚を決断するまでの流れを見て、僕は何だか気持ち悪くなった。

その女子社員が入ってきてから5ヶ月あまり。
人間はこうも簡単に伴侶を決定できるのであろうか?(当人達にとっては簡単ではなかったかもしれないが)

いくつもの大恋愛をしてきて未だ独身の自分にはまるで理解の出来ない心理である。

出会って5ヶ月は凄い。
ってか、妊娠しちゃったなら別だが、やはり考えられないです。

合コンみたいに出会いのベクトルがそもそも恋愛に向いているなら別だが、仕事での出会いである。
後輩社員である。

僕はその女子社員の事にあまり関心がないせいか、未だどんな人間かほとんど知らない。
男の方ももう3年くらいの付き合いだが、イマイチつかめない部分があからさまにあるタイプ。

当人達はそれをクリアしたというのか?

しかもあまり恋愛しなそうな彼らである。
そんなに積極的な性質を持っていたのだろうか。

今後もっといい人が現れたらどうしようとか思わないのであろうか?
次の新入社員にもっといい女がいるかもとか思わないのであろうか?

そんな事を考えているから僕は何時までも結婚ができないのであろう。

彼らに後悔が訪れず、幸せになってくれれば構わないのだが。

結婚ってただ単に決断力の差だろうか?

僕は自分が結婚していない事にコンプレックスを感じる事が多々あるが、しかし愉快な仲間たちと自由に遊んでいられるこの生活も悪くないと思っている。

家族を理由に何かを我慢する事なんて何も無い。

妻子もちの同世代の人間に羨ましいと言われる事もよくある。

いつか結婚への言葉が、「おめでとう」から「ご愁傷様」にするのが僕の使命であると考えよう。

何にせよ、優柔不断の僕にスピード婚は考えられない。
相手が超人気若手女優ならば話しは別だが。


結婚できないけど、ずぶ濡れの犬よりはましです。
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