メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

インフェルノ

2016年11月06日 | 映画
インフェルノ
を鑑賞。


ラングドン教授に突き付けられた挑戦状、それは、アメリカの大富豪ゾブリストが、人口増加問題の過激な解決策として生み出したウィルス。
伝染病を利用した人口淘汰を目論むゾブリストが、詩人ダンテの叙事詩「神曲」<地獄篇インフェルノ>に隠した暗号コードとは?
人類を滅亡に導く陰謀を阻むため、ラングドンが挑む謎とは?
この謎が解けなければ、世界は“地獄”と化すーー。


ダビンチ・コード、天使と悪魔のラングドン教授シリーズの最新作です。
いつも通りロン・ハワード監督です。

昔は原作を読んでいましたが、ダン・ブラウンの原作はあまり好みではないので最近は読んでいません。
映画で観た方が完結で手っ取り早くて時間節約にいいという判断をしています。
今作も原作は3部作だったので映画で見ればいいやと思って映画を観ました。

かなり謎めいた始まりでした。
記憶喪失のラングドン教授が冒頭からやたら幻覚やらフラッシュバックの断片的な記憶で。
この辺は正直B級アクション並のチープな演出でどうした?ロン・ハワードって感じでした。
頭を抑えて苦しみながら色んな幻覚を観ます、映画的には急に大きい音でちょっとストレスです。
そのフラッシュバックが結構しつこくて。

トム・ハンクスがやってることはジェイソン・ボーンやらナイトヘッドやらみたいな感じです。

そしてあまりに不自然な病院の美人過ぎる医者が命がけで助けてくれます。
その美女と一緒に謎を解きつつ行動して行く感じです。

序盤の舞台が自分の馴染み深いフィレンツェでテンション上がりました。
かなりフィレンツェを堪能できる作りです。
上品に心地よくフィレンツェの風景を見せてくれるのでありがたかったです。

それ以外にもイタリアの風景が見れて良かったですね。

その後ヴェネツィア、終盤はトルコのイスタンブールで。
イスタンブールは行ったことがないのでなるべく早く行かないと、って気分になりました。

いつも通りのどんでん返しですが、それはそれなりに予想できる範囲のものでした。
相変わらずとことんシッチャカメッチャカなクライマックスで映画を観た!って気分にはさせてもらえます。

トム・ハンクスはダビンチ・コードと比べるとこんなに歳を取ったんだ、と思いましたが。
最近は老いが加速してますね。
こうして色んな役をやっててもラングドン教授の演技は覚えているものなんですね。
一流の役者は凄いですね。

ラングドン教授の相棒役のシエナを演じていたのは、僕の好みの可愛いフェリシティ・ジョーンズでした。
絵に描いたような欧米の美女って感じで良いですね。
アクションもしつつ謎解きもしつつ医者というめちゃくちゃ聡明でパーフェクトな女性でした。
流石に怪しすぎますが。
個人的にはこのイタリアの地名と同じシエナって名前が素敵でした。

ところで物語のテーマは人口増加に警鐘を鳴らす大富豪ゾブリストが何処かに仕掛けたウィルスを探す内容ですが。
コレは自分が普段から散々言っている内容と同じだったので酷く共感しています。
地球上を大きく支配する資本主義社会は人口増加と共に発展してきた側面もあるので、
そのサイクルで地球上の全てを潤そうという人類の発想は危険だと散々思っています。
先進国では先手を切って人口を減らし始めた日本はまさに見本となるべき国家ですね。
人口増加に依存せずに経済発展をすべきです。

このテーマを話し出すと自分は長くなるのでその内ニコ生ででも語りましょうかね。


そんなわけで7点。
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