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フェイクシティ ある男のルール

2009年02月17日 | 映画
フェイクシティ ある男のルールを観た。

キアヌ・リーブス主演のハードボイルド刑事アクションです。
ちょっとダサい邦題です。

ラドロー刑事(キアヌ・リーブス)は己が信じる正義の為なら手段を選ばない。

少女を監禁している極悪犯人達の隙を突き、全員射殺する。

そして正当防衛と見せるため敵が先に撃ってきたように偽装する。

彼のチームのボス、ワンダーはラドローの良き理解者でラドローの暴走をいつも助け、彼の不正の証拠を隠滅する。
チームの他のメンバーも同様。

彼らはいつもそんな方法で凶悪犯に制裁を加えていた。


(ネタバレ)
ビッグスという内部調査官がラドローの前に現れ、彼の捜査に疑いを抱き始める。

そのきっかけはラドローの元相棒のワシントンがラドロー達のチームの不正を密告していたからだった。

怒るラドローはワシントンを尾行し、とあるコンビニでワシントンを殴ろうと近づくがそこに強盗が現れ、ワシントンは殺される。

ラドローの抵抗した弾丸がワシントンに当ってしまう。

ラドローが疑われてはいけないと、その弾丸や防犯カメラの映像やらもワンダー達が隠滅する。

しばらくおとなしくしろと言われたラドローは苦情課に異動となる。

しかし、最近は仲悪かったとはいえ元相棒の仇を討ちたいとラドローはディスカウント刑事と独自に調査を進め、犯人の真相に近づく。

店で採取された唾液と毛髪から辿った犯罪常習者の2人組は既に殺されていた。

その二人を知る男に悪人のフリをして会いに行くが銃撃戦になり、ディスカウントは殺され、敵は殺すがラドローが指名手配となる。

その相手は実は潜入捜査官だった。

誰かに騙されていると感づく。

同じチームのメンバーが現れるが、ラドローを殺そうとする。

全ての黒幕はワンダーだった。

彼は署長から、政治家から、色々な人物の秘密を握り、現在の権力を築いていた。

先にそれらを知ったワシントンとビッグスがこっそりワンダーを探っていたためワシントンは彼らに殺された。

全てを知ったラドローはワンダーを殺す。

何も知らずに操られていたラドローだけが無実となった。


(評価)
警察の内部汚職的なテーマを描いたハードボイルドアクションでした。

大どんでん返し、衝撃のラスト的なオチはかなり予想しやすいですが、なかなか良く出来たお話と思いました。

悪い奴らを捕らえようとするのは危険だから、多少の不正をしてもどんどん殺す事は正しいのか否か。
警察にも闇があり何を正義とするか?といった倫理を考えさせられるような映画です。

これといった盛り上がりは無かったですが、終始高品質で観易い映画でした。

なかなかおもしろかったです。

そんなわけで6点。

キアヌ・リーブスよりもっと適役が居たのではないかしら?というモヤモヤは残りました。


僕は沢山映画を観るので未来の僕が簡単に思い出せるようにあらすじを書いているので、あしからず。
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