情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

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政治家の批判はOK~BRCがメディアの責務を認めた判断

2006-09-20 02:51:58 | メディア(知るための手段のあり方)
報道ステーションが民主党代表選挙に関して報道した党内事情について,民主党の仙石・枝野両議員がBRCへ申立をしていたが,BRCは,放送倫理に違反するものではないという決定を下した(ここ←クリック)。

結論から紹介すると,
【申立人らは、いずれも政治家として、著名な存在であり、その政治的言動についてメディアが報道、論評をすることは、国民の知る権利との関係でも、また開かれた民主的な政治体制を維持する上で重要なことである。このような立場にある政治家は、その政治的動向、時にはそのプライバシーを報道、論評されることにおいて、公共性、公益目的があるとされる場合が多く、公務員、あるいは公職選挙によって選ばれた者として、一般私人よりも受忍すべき限度は高く、寛容でなければならない立場にある。
  本件は、そもそも本件放送によって社会的評価を低下させたものとは認められず、名誉毀損をもって論じるケースではないし、申立人らが民主党の有力な政治家であり、自らも、メディアを通じて、その批判について反論する機会を有するだけの政治的な力量をもつ以上、むしろこのような自由な論評は甘受すべきであり、本件放送を論難することについては、報道の自由を堅持し、政治的干渉からの自由を擁護することを通じ、民主主義を維持発展させるという観点から疑問なしとしない。】
と手厳しい。

正直,仙石・枝野両議員は,このような申立をするにあたって,十分な検討をしたのだろうか? 正直,言論の自由を訴えていくべき野党側が,言論の自由を抑え込もうとすることには違和感がある。もちろん,政治評論には誤報もあるだろうが,逐一,それを敵視し封殺しようとすることは,抑止効果を招きかねず,許されない。

民主党まで自民党と同じようなことをすると絶望的な感じに襲われる…。





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