情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

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民主党との懇談会にて:石器時代からインターネット時代への進化?!

2005-11-01 00:11:33 | 憲法改正国民投票法案そのほか
今日の一番の成果は、民主党の幹部らが少しはインターネット上での情報開示に積極的になってくれるのではないかっていう雰囲気を感じたこと。双方向、速報性、大量データ掲示性に優れたメディアであるインターネットの威力を少しは感じ取ってくれたのではないかなぁ。民主党が動けば、自民党も動かざるを得ない。加速度的に情報開示が進むかも知れない。まさに「情報流通促進計画」始動!って…ことになればいいけれど…。今日は、憲法改正国民投票法案がテーマだったけれど、民主党は、先日党内で議論した同法案大綱について、そのままでは出せないとしても記者発表用のレジュメにしたものさえ、配布しない(レジュメさえ、記者にも配っていないとしたら、それはそれでとんでもないことだけれど…)。これでは、インターネットの利用どころか、有史以前の「石器時代」的状況だ。民主党が、ここから一気にインターネット時代にまで進化できるか?!

 さて、本題の質問は時間の関係もあり3点に絞った。投票権者、投票運動、投票方式という3段階で一問ずつ。
 投票権者については、「刑務所に収容されている人に投票権を与えるか否かは民主党でも検討されているように思えないが、検討したのか、検討するのか」、というもの。これは、与党が投票権者を20歳以上にしたことに対して、民主党は18歳以上と範囲を広げたが、それがただの人気取り政策なのか、本当に広く民意を問うべきという哲学に基づくものなのかを問うためのものでした。つまり、18歳以上に広げようというのは、国民受けする。しかし、刑務所にいる人にまで投票権を与えようというのは受けにくい。しかし、交通事故で刑務所に入っている人が、偶然、その間に憲法改正国民投票があったからといって、投票できないというのはやはり不合理だと思う。もし、信念に基づいて(一貫して)広く民意を問うというなら、刑務所の問題を抜きにしては語れないはずだ。本日、最後の方で、泉さんが、小沢一郎の影響力に対する党首としての決意を聞いた。私の第一問も、決意を聞くものだった。

 2問目は、公務員の地位利用に関する制限規定をどう考えるかという質問。もともと、民主党は、憲法改正案に対する運動をできるだけ自由に認めようという観点から、与党案のような、「公務員だから」、「教員だから」、「外国人だから」、運動を制限する、という発想から離れ、投票の自由を阻害する行為(買収や不当な圧力)を禁止するという考え方をとっていた。すばらしい、と思っていたが、先日、慶応大学での討論会で、枝野民主党憲法調査会長が「公務員の地位利用」について制限することを容認するかのような発言をした。あらゆる人の不当な地位利用を制限する規制において公務員の不当な地位利用も規制されるということであれば、いいのだが、牧野会長の発言はどうもそうではないようなニュアンスだった。そこで、公務員を対象にした制限条項をどう考えるのかについて、現在の民主党の考え方を確認したかったのだ。実は、これも、郵便局員という公務員のあり方を巡る選挙に敗北した民主党が、選挙前にとっていた自由な運動を認めようという原則に則った考え方を維持できているかどうか、ある意味で決意を聞くものだった。

 3問目は、一括投票か、個別投票(テーマ別ブロックごと投票)か、に関する質問。自民党は、新憲法について、句読点の位置など細かいことも含め、全条文を変える形にしようとしている。原則、個別投票だって言っていても、そういう細かい改正までまとめて出されたら、結局は一括投票にならざるを得ない。そこで、内容の変更に関わらない言葉の変遷などによる改正と内容面に踏み込んだ改正は、同時に行うことができないという規程を入れたらどうか、と聞いてみた。思いつきのようなアイデアなので、実現可能な規程だとは思わないけれども、「原則個別、でも今回は例外」…ということにならないためにどうするべきかを考える姿勢があるのかどうかを聞いてみたもの。

それぞれに対する回答やそのほかの懇談内容は、議事録がR30::マーケティング社会時評に掲載されていますので、ご覧下さい。

懇談会の後、近くの事務所で行われた打合せに走らざるを得ず、終わってから、泉さんに電話したが、打ち上げは終わった後。今日の一番の残念…。セッティングした泉さん、他の皆様、民主党の皆様、ありがとうございました。
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