情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

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人権擁護法案で「外国勢力に支配される」と騒いだ諸君、外資献金を許すなら売国奴だよ

2006-12-03 14:49:47 | 人権擁護法案(原則必要派)
 朝日新聞によれば、【企業・団体献金の外資規制を緩和する政治資金規正法改正案が1日、衆院の「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」で共産、社民を除く与野党の賛成多数で可決された。現行法で禁じられている外資50%超の企業による政治献金を、条件付きで認める法案で、来週の衆院本会議で可決され、今国会で成立する見通しだ】という。

 そもそも、私は、企業による政治献金そのものに懐疑的なので、当然、このように政治献金の仕組みが広がること自体に賛成できない。

 しかし、ここでのより重要な問題は、「外国勢力」による「政党支配」を認めてよいかどうか、という点だろう。私自身は、企業献金の存在を前提にすることになる批判はしたくはないが、人権擁護法案の際、「在日勢力が人権擁護委員になることによって日本が外国勢力に支配される」…などと騒いだ諸君、この問題をいかにお考えか?

 果たして黙っているつもりじゃないだろうね。外国企業が日本の政党を金で買うっていう法案ですよ。まさに、外国勢力による日本の支配が本格化するわけだ。

 それでも、反対しないんですか?

 人権擁護法案の際、「在日勢力が人権擁護委員になることによって日本が外国勢力に支配される」…などと騒いだ諸君は、今回の自民党・公明党、民主党、国民党の4党に対し、徹底的な抗議をし、4党の党員を当選させないような運動を大展開するべきではないのか?

 そもそも、企業のような金儲け主義団体の献金を認めること自体、「美しい国」にはふさわしくないのでは…という疑念も沸くがそれはここでは触れないこととしよう。
 
 外資系の献金制度打破に向けた運動を展開しないというのなら、諸君らに、「売国奴」というレッテルを差し上げることとしよう。ありがたく、拝受されたい。


(注:もし、すでに反対を表明し、運動されているのであれば、ぜひ、こういう運動をしていると教えていただきたい。そういう方の目にこの記事が触れたのであれば、不快な思いをさせたことをお詫びします。もちろん、人権擁護法案に対する考え方は違うのでしょうが…)

★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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お、驚いた! (田仁)
2006-12-03 15:58:22
マジっすか?

「日本の9・11~郵政選挙」の時、影では70年代以来のCIA与党助成金が復活、ジュリアーニ元ニュー・ヨークー市長サイドからホリエモンだか村上ファンドだか、ヒルズ族経由で流れたと、激しく囁かれたのでしたが...。

事もあろうにこんなのが大っ平に...?
Unknown (self0507)
2006-12-03 17:57:57
ヤメ氏らしい記事だと思う。
個人的に、この問題については政党レベルでの「政治資金法」関連でコメントするべきなのだろうが、ここでは難しい話になるので割愛したい。
グローバル化した国際社会の一員として外資の政治介入も同義否定されるものではないというスタンスであるのだが、それに比してみて、現状の公職の国籍条項などを鑑みれば、吸い取れる部分だけは外国でもよろしい、というような己に甘いというしかないだろう、とも解釈できる。
しかし、残念ながらこのような外資系企業という存在は羽化献金の手法(献金企業体による迂回手法)で実際は確立している現状があります。実際、政治資金報告書などで公表される企業の中で休眠もしくは、幽霊的な企業の多くがそのような献金企業であるのが実態です。これは違法とはいえないグレーな領域での問題であり、どこまでの献金を監視できるわけではないことを考えると、「いたちごっこ」というしかないでしょう。
人権擁護法案を絡みで言及することについては多少、ピント外れな感じがするが、この法案から比較して、公職の国籍条項の見直しもセットにするべきだと思えてならないのであるが・・・自分だけなのだろうか・・・
後ついでに (田仁)
2006-12-04 13:46:42
右曲がりの推進派が「想定」されてるだろう、「献金」して繰れる「欧米系企業」ですが、この間中国の石油企業が買収しようとして危うく阻止されたり、って所謂1つの「序章」だったろうって点も、スルーされてますねぇ!(やっぱ一寸抜けてる。)
ま、小市民的には、現状進みつつある封建的な新自由主義の、更なる一層の推進に繋がりかねないってのが、一番のポイントですが。
もう、ほとんど「事後」なんですってね! (田仁)
2006-12-09 17:07:57
事実上、日本の主要な大企業は既に30~50%ほど外資に株を買われちゃってて、しかも来年春に、米国の「年次改革主導書」だか「株価報告書」だかってのの言う通りに、仮に企業の「三角買収」が認められようモンなら、そうとでもしとかないと「企業献金」が限りなく0円に近付く、って事情があるらしい。
欲呆けの泥縄っちゅうのが正確なイメージっぽい。
連続で失敬しますが、「オチ」っつうか「サゲ」っつうか。 (田仁)
2006-12-12 16:11:17
勿論大企業の「外資導入」は前政権の小泉・竹中コンビの偉大なる「ご功績」ですが、「騒いだ諸君」が「果たして黙っているつもり」な訳は、企業献金が限りなく0円に近付く「危機感を共有」していらっしゃるからだろうと、推測できますな!
どのような「共有」方法なのかまでは、敢て指摘いたしませんが!

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