情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

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捕鯨で儲けているのは奴らだ~「ODAで買うクジラ票(下)疑惑まみれ水産ODA」ほかより

2009-05-18 01:42:47 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 「クジラで儲けているのは誰だ?」という前回のエントリーに対し、ある方が、こういう情報もあると、JANJAN掲載の記事を教えてくれた。読んでおったまげた。こりゃぁ、儲けているのは奴らだってことだ…。

 まず、「ODAで買うクジラ票(上)非捕鯨国をご接待 日本捕鯨支持で、援助内容が「並」→「上」に昇格」という記事(http://www.news.janjan.jp/government/0905/0905140329/1.php)で、捕鯨を支持する国には、政府開発援助による日本の支援がより大きくなることを明らかにしている。

 記者は、10近い事例を挙げている。ひとつ紹介すると、

【1994-2008年の15年間における水産関係ODAの総額は1,065億円。このうち6割にあたる652億円がIWC捕鯨支持国向けである。1カ国当りの平均供与額を見ると、捕鯨支持国はそれ以外の国の2倍以上となっている。また、ODA全体に占める水産ODAの割合は、捕鯨支持国が9%であるのに対し、それ以外の国は0.9%と10倍もの開きがあった。特に水産ODAの比率が高いのは中南米の捕鯨支持国で、セントクリストファー・ネーヴィスとセントビンセント・グレナディーンに至っては、なんと90%以上が水産ODAである。】

ということだ。


 そして、記者は、「ODAで買うクジラ票(下)疑惑まみれ水産ODA 国益見失い友好国失って、業界だけ儲けさす異常行政」という記事で(http://www.news.janjan.jp/government/0905/0905150461/1.php)、それらの政府開発援助を行っている業者と、政府開発援助事業の入札価格を決定するコンサルタントが、水産庁OBが役員を務める業界団体に加入していると指摘する。

 これらを総合すると、水産庁は、捕鯨をネタに自らがイニシアチブをとれる政府開発援助を拡大し、天下りOBの業界団体傘下の業者がその開発事業を受注する…ということだ。

 こうしてみると、捕鯨で儲けているのが誰かは、はっきりしている。

 こういう構造も直視しないまま、ネットなどで一生懸命にグリーンピース批判などしている方の存在は、水産庁や水産関係ODA受注業者にしてみれば、「本当にありがたい人」なんだろうな。いや、実は、そんな人はいなくて、実際に批判しているのは、水産庁関係者や水産関係ODA事業関係者だけなのかもしれないなぁ…。

※表は、「ODAで買うクジラ票(下)疑惑まみれ水産ODA 国益見失い友好国失って、業界だけ儲けさす異常行政」より。 





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★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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