東京新聞(共同配信)によると、【新テロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊のインド洋での給油活動について、日本政府が要求した使途の検証の明文化を米政府が拒み、給油に関する取り決め文書である日米の交換公文に盛り込まれないことが分かった。米側は「作戦行動に影響を及ぼし、現場の負担になる。決して受け入れられない」とはねつけた。複数の日米関係筋が十九日、明らかにした】ということだ(※1)。
なぜかというと、【「艦船のタンクは空にならないため、給油量と、目的を限定した消費量を完全に合致させるのは不可能」】だからだという。そのとおり、確かに、次から次へと給油するのだから、物理的には自衛隊が給油した燃料が残ったまま、イラク攻撃に参加することは十分に考えられる。したがって、できない約束はしない、ということだ。
とはいえ、このままでは、給油新法が規定した「テロリスト海上阻止活動に従事する艦船への給油・給水」という限定が無意味になってしまう。限定することで、国会がコントロールできるから、出動について国会の承認は不要だと説明したにもかかわらず、実際には、米国の拒否によって、限定されないのでは、給油新法は、偽装可決だったということになってしまう。
新年早々の重要法案が偽装可決だったことは、日本の政治のあり方を象徴している。
しかし、米国は、【日本側が譲らなければ、海自の給油を受けないこともやむを得ないとけん制した】という。
へぇ、それなら、それでいいんじゃない。油も高くなってることだし…。っていうか、給油の国際貢献なんて、その程度の評価しか受けていないってことじゃない。米国へ貢ぐのはもうやめようよ。
※1:http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008012002080863.html
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。
なお、現在、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、SOBAさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催し、多くの方に来場いただきました。ありがとうございました。近く、生中継していただいたアワープラネットTVでオンデマンド放送される予定です(http://www.ourplanet-tv.org/whats/2008/20080117_17.html)。
なぜかというと、【「艦船のタンクは空にならないため、給油量と、目的を限定した消費量を完全に合致させるのは不可能」】だからだという。そのとおり、確かに、次から次へと給油するのだから、物理的には自衛隊が給油した燃料が残ったまま、イラク攻撃に参加することは十分に考えられる。したがって、できない約束はしない、ということだ。
とはいえ、このままでは、給油新法が規定した「テロリスト海上阻止活動に従事する艦船への給油・給水」という限定が無意味になってしまう。限定することで、国会がコントロールできるから、出動について国会の承認は不要だと説明したにもかかわらず、実際には、米国の拒否によって、限定されないのでは、給油新法は、偽装可決だったということになってしまう。
新年早々の重要法案が偽装可決だったことは、日本の政治のあり方を象徴している。
しかし、米国は、【日本側が譲らなければ、海自の給油を受けないこともやむを得ないとけん制した】という。
へぇ、それなら、それでいいんじゃない。油も高くなってることだし…。っていうか、給油の国際貢献なんて、その程度の評価しか受けていないってことじゃない。米国へ貢ぐのはもうやめようよ。
※1:http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008012002080863.html
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催し、多くの方に来場いただきました。ありがとうございました。近く、生中継していただいたアワープラネットTVでオンデマンド放送される予定です(http://www.ourplanet-tv.org/whats/2008/20080117_17.html)。
偽善政治家が偽の笑顔で有権者に手を振る。
かの有名な、ブッシュさんに土下座をなさった、俳優の長男と米シンクタンク勤めの次男、別れた「学会妻」寄りの三男さんが居る。
近藤剛氏は今、バーレーン辺りで大使か何かされてるそうなんですが、経団連の要職にあった時代から、自民党ととても太いパイプをお持ちだとか。
場所が場所だけに、ソコいらでお安い石油を買い集めるのに、ちょうどご都合がお宜しくてらっしゃいますね?!
ウットリする様な、富裕層による・富裕層の・富裕層の為の法案通過でございます…!?
海上自衛隊の無料GSはこんな情勢で再開するんですよ。イラクでの航空自衛隊の無料タクシーも含めて【兵站参加は参戦】という世界の常識を学ぼう!
ムシャラフ(政府)の戦略 - オバハン(パキスタン在住30年)からの気まぐれブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kimagure_obahan/31607099.html
http://www.afpbb.com/middle/7
* 米国務次官補、国際社会の「アフガン放棄」を懸念
* カナダ首相、アフガン駐留軍の撤退示唆
* アフガニスタンが破たん国家となる恐れ、米研究者ら指摘
☆US seeks troops for Afghanistan (英国BBCワシントン支局)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/7221485.stm