情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

「TOKYOメディフェス2009」、明日から22日まで!~最終日は内藤副大臣も!

2009-09-19 15:50:27 | メディア(知るための手段のあり方)
 いよいよ、市民メディアの祭典、「TOKYOメディフェス2009」が明日20日、渋谷区神宮前の「東京ウィメンズプラザ」で開催される。「メディフェス」は、国内の独立系メディアや市民メディア関係者、クリエイターや映画関係者、メディア研究者やジャーナリストなどが集まり、具体的な活動の実践報告や情報交換などを通して、これからのメディアのありかたを考える年に1度のお祭り。画面のように見たい番組の提案など参加型の催しも予定されている。ぜひ、3日通しで参加を!!

 今年のテーマは「衣・食・住+メディア~いまを生きるために必要なもの~」。未曾有の経済危機が叫ばれる中、誰もが排除されずに暮らしていくにはコミュニケーションとメディアの存在が欠かせない。メディフェスでは「メディア」という[触媒]を用いながら、途切れ途切れになっている人々のつながりを埋め、世界人権宣言19条でうたわれている「コミュニケーションの権利」を改めて問いなおしていければと思っています。

 なお本年は、初めて欧米、アジアからコミュニティメディアの一線で活躍する実践者を招く国際シンポジウムを企画。グルーバル化で進むメディアの課題を探り、互いの経験を共有しあうセッションを多数設ける予定。

 最終日には、「コミュニケーションとメディア政策を考える」と題して、民主党のメディア政策を担当する内藤正光参院議員が登場する。総務省副大臣に就任したばかりだが、放送・通信に関する独立行政委員会法案を世に問うなど実績十分。今後のメディアのあり方をみんなで議論しましょう!


【メディフェス事務局より】
9月20日から22日に開催される「TOKYOメディフェス2009」に
総務省の副大臣に就任したばかりの内藤正光議員がシンポジウムの
パネリストとして出席することが決定しました。

民主党は、政策公約の一つに、放送・通信の監督を総務省から切り離し、
独立行政委員会(日本版FCC)を設置することを掲げています。
この独立行政委員会設置を含め、NHK改革やパブリックアクセスなど、
メディアに関わる政策をどのように考えているのか。新政権樹立後、
最初に明らかになるのが、このシンポジウムと思われます。

シンポジウムでは、ジャーナリストの神保哲生氏を司会に迎えるとともに、
アイヌや障害者など多様なメディアの実践者なども登壇し、これからのメディア
政策の進路を語ります。

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 デジタル時代のにおけるコミュニケーションとメディア政策を考える
     実現するか!?~市民参加型のメディア独立機関~
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民主党がマニフェストに掲げた『日本版FCC(独立行政委員会)』-。
メディアの研究者やジャーナリストの間では、長年の悲願であり、
先進国においては、ごく当たり前の制度である。
しかし、選挙前後の報道を見ると、たとえ独立行政委員会が設置されても、
ソフトに関してもっと管理が強くなるのではないかといった懸念や、
政権からの独立は難しいのではないかといった意見が強く、従来どおり、
総務省の役人による監理が妥当ではないかといった論調も少なくない。

しかし、英国では、2004年に、放送と通信を統合する法律を制定した際、
市民を参画するシステムを導入。メディアの独立を獲得するために、
任命コミッショナー制度を導入して、透明性の高い機関を確立した。
果たして、日本でも、市民に開かれた本格的なメディア独立機関が
確立できるのか―。
これから政権を担う民主党の政策担当者をお招きし、その覚悟と
これからのビジョンを伺う。パブリックアクセスやメディアリテラシー、
メディアセンターなどの諸制度が、海外の先進国並みに確立できるのかに
ついて議論する。

日時:9月22日(火)午前10時~12時
会場:東京ウィメンズプラザ ホール
入場:1日パス1000円 3日パス2500円

【司会】神保哲生(ビデオニュース・ドット・コム)
    白石草(OurPlanet-TV)
【登壇者】内藤正光参議院議員
     岩崎貞明(放送リポート編集長)
     日隅一雄(弁護士・NPJ)
【メディア現場報告者】
萱野志朗(アイヌ放送局 FMピパウシ)/梅田ひろ子(目で聴くテレビ)
座波カルロス(ブラジル人向けインターネット放送局 ラジオ「フェニキス」)



【3日間のタイムテーブル】

20日(日)メイン会場
10:00~10:15 オープニング
10:15~12:00 基調講演「公共放送の扉を開いた先駆者が語る『独立メディアの可能性』」
10:00~12:00 映画『アリ地獄のような街』上映会
13:00~16:30 分科会A「映画『三里塚 第二砦の人々』上映&トーク」
13:00~15:00 分科会B「徹底討論!『貧困の報道』と『報道の貧困』」
13:00~15:00 分科会C「市民記者・ブロガーのためのCSRジャーナリスト講座」
13:00~14:30 分科会D「グローバリズムとオープンソース」
15:00~16:30 分科会E「商店街でメディアをやろう!」
17:00~19:00 パーティー

21日(月)メイン会場
10:00~13:00 国際フォーラム「私たちのメディアが社会を変える~コミュニケーションの権利の視点から」
13:15~14:15 「市民メディア全国交流協議会」総会
11:00~16:30 分科会F「映像とムーブメント ~オルター!いま、生活を発信スル!~」
14:30~16:30 分科会G「徹底討論!独立系メディアがマスメディアを変える!」
14:30~16:30 分科会H「ジェンダーとメディア・命綱としての携帯電話」
14:30~16:30 分科会I「私たちのメディアを何と呼ぶ?(用語定義ワークショップ)」

22日(火)メイン会場
10:00~12:00 分科会J「コミュニケーションとメディア政策を考える」
10:00~12:00 分科会K「『語る・つながる』子育てコミュニケーションのすすめ」
10:00~12:00 分科会L「ラテンアメリカの社会運動と音楽」
10:00~12:00 分科会M「ラジオ語り場交流会 ~ミニFMの“これまで”と“これから”~」
13:00~16:00 総括ティーチイン「メディアだよ!全員集合~メディアの未来を語り合おう」




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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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