情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

16歳幼な妻、記念日のヌード写真を所持したら児童ポルノ所持罪で逮捕?

2009-11-18 22:54:06 | メディア(知るための手段のあり方)


 児童ポルノが問題なのは、児童ポルノが商売の対象とされているからだ。商売となるから、本人が嫌がる(であろう)写真を撮影し、それが広まることになる。したがって、児童ポルノ(及びそれが掲載された媒体)の売買を禁止すれば十分であり(現行法)、これを改悪して所持を禁止することは表現の自由との関係で非常に問題あるというほかない。

 保坂さんによると、典型的なのが、タイトルにした幼な妻のケースだという( http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9569a418e9fe92a7e2ca439d5c4688e7 )。つまり、児童ポルノ法案では、2条1項で、「児童」とは、18歳に満たない者をいうと定められており、16歳の幼な妻は児童となり、例えば、結婚記念日に撮影したその幼な妻のヌード写真を所持しているだけで、所持罪として逮捕される恐れがあるというのだ。

 この例からも売買などの行為に限定するべきであることは明らかだ。

 所持罪が怖いのは、パソコンなどに誤って児童ポルノのデータが保存されかねないことだ。ターゲットにする相手に児童ポルノつきウィルスメールを送り、パソコンのどこかに自動的に保存させたうえ、警察に「あの●◎さん、難しいことばっかり、ブログに書いているけど、ホンマはとんでもない奴でっせ。児童ポルノをパソコンに保存して夜な夜な楽しんでるらしい」なんてタレこめば、あっという間に、その人は社会的に抹殺される。これはもう狙われたら、おしまいだ。防ぎようがない…。

 こんな法案を自公が提案しようとしており、民主党も賛成するのではないかという。

 保坂さんは、現在、上記ブログで、問題点を追及中だ。ぜひ、読んで民主党に待ったをかけてほしい。

 民主党さん、取り調べの可視化とか、急がなきゃいかんことはいっぱいあるやろってね!


 ★冒頭の画像は、残念ながら幼な妻ではありません。ブラジルの大学でミニスカートをはいた女子大生が大学から退出された状況。カーニバルであれだけ露出しているのに…と思うが、市民意識はゾーニングしているってことでしょうか…。日本でも児童ポルノ取締の前にゾーニング意識育成が重要ではないでしょうかね…。

 



 
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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【愉快な仲間たちシリーズ】あ、こんな方法があったんだ~時間のないあなたに簡単健康法のご提案

2009-11-18 15:41:53 | 愉快な仲間たち(赤裸々な実態?)


【愉快な仲間たちシリーズ】
すっごい健康法を発見したと大騒ぎしているのが、YことH氏。H氏は、これまで年齢のせいか、急速に腹囲が成長する一方、運動不足のため、足が細り始めており、周辺からは少し健康に注意するよう勧告されていた。このH氏がこれまでに採用したのは、パンを買う際に添加物が少ないメーカーを選ぶという健康法だった。しかし、この方法では、効果がマイナスを防ぐだけでしかないうえ、最近のコンビニではメーカーごとに区分した包装ではなく、統一した包装を採用しているため、いちいち裏面を見ない限り、どこのメーカーかが判別できないことから、店員から不審がられるという問題があった。

そこで、H氏は、手軽に運動できる方法はないかと考え抜いて、ついに、お手軽な健康法を発見した。それは、ランニング健康法。え、ランニング?だれでもしているよ、というのは早合点。早起きして外を走ったり、ジムに通って走ったりするのではない。そんなことはこれまでに多くの先人がチャレンジし、砕け散っている。そうではない。勤務時間中に走るのだ。どこを?そう、事務所から訪問先までの間だ。とにかく、事務所を出た後、目的地までの間(当面の目的地は地下鉄駅かもしれない)、走る。ひたすら走る。息切れするか、人混みで走れなくなるまで走る。
そして、帰りも走る。ひたすら走る。
 
 え、そんなこと、とバカにするかもしれない。しかし、手軽な健康法の頂点に立つ「エレベーターではなく階段を使う健康法」の場合、エレベーターの方が早いから急ぐ際には階段を使わない、とか、階段室がなんとなく埃っぽいような気がするから避けたい、とか、数々の難点が報告されている。

 ところが、「とにかくランニング健康法」の場合、当然ながら、同じルートを通過するため歩くより走る方が確実に早いうえ、同じルートなので環境面での不利もない。時間のないあなたにお勧めの健康法だ!ぽかぽかするので、コートも不要、一石三鳥!

 【なお、良い子の皆さんは、まねしないようにしましょう。低温下での急激な運動は体に良くないうえ、走りすぎるとかいた汗で急速に冷えるため、風邪のもととなります】

 …で、夏も走るの?




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