情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

スマップと自民党の素敵な関係…そして、民主大勝へのバランサー問題

2009-08-27 00:37:02 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 今日(といっても日付が変わったが)の産経新聞、見ました?普通の本紙の外側にもう一枚、広告だけの頁がついていて(ラッピング)、そこに自民党への投票を呼び掛けるようなスマップのメッセージが掲載されていた。自分たちが選んだんだから少し大目に見ようとか、足の引っ張り合いは見苦しいとか、そういう感じ。一応、新しい風云々に触れてはいたが、読んだ人は自民党への投票を呼びかけていると受け止めただろう。なぜ、スマップが?っていうところが味噌で、結局、儲けている人たち(スマップがではなく、スマップで儲けている人)にはいまの自民党政権が心地よいのかな~という感じだ。儲けている人がもっと儲けるための党、そして、儲けていない人には儲けていないことの原因が自分にあると思わせるための党…。

 しかし、だれが企画したのかは知らないけれど、産経新聞で自民党の応援をしても、票は伸びないでしょうに…。もはや、わずかに維持している守りを固めるしかないのかな~。昨日紹介したパンフも一部の熱狂的な自民党ファンへのメッセージとしか読み取れないけれど(そうでない人は反感を抱くだけ…)、そういう人すら離れるのではないかと心配しているから制作したと考えれば納得もいく。

 そうそう、今朝の新聞には、自民党が民主党のイメージを悪くするために作った動画のことが取り上げられていたが、ラーメン編で15万回、ぶれる男たち編で8万回という低空飛行ぶりにもかかわらず喜んでいるらしいから、本当に、コアな部分が離れるのを恐れているのかもしれない。

 ちなみに、小泉首相の子がフェアプレーではないというユーチューブ(http://www.youtube.com/watch?v=JhFUYwt3kfY)の再生回数は50万回を超えている。

 しかし、ここまで民主党優位が伝えられると、勝たさせすぎないようにという意味での選択も必要になる気持ちになるのも仕方ない。といっても、自民党に入れたのでは意味がない。

 やはり、新しい政権と連立することが予測されつつ、民主党が右に寄らないように歯止めをかけることができるところが重要になってくるのかなぁ、と思う。比例と選挙区で党を変える、あるいは、民主が出ていないところこそ非自民をきちんと勝たせる…ということが重要になりそうだ。

 そして、最大の問題は選挙後の市民の政権与党への働きかけ。いかに民主的なシステムを作り出せるかが、鍵になる。どんどん、議員事務所を訪問しよう!戸別訪問が規制されている国だけに、逆「戸別」訪問くらいしないとね~。

 
  



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★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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