情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

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朝、読、産は、長井健司さんに謝罪せよ~ジャーナリズムの欠如ここに極まれり

2007-09-29 23:01:53 | メディア(知るための手段のあり方)
 もう、あちこちで書かれていることではあるが、長井健司さんが撃たれて倒れているシーンを写した写真が朝日、読売、産経では、肝心の長井さんが削除されて掲載されたことは本当に腹立たしい。朝日は、その日の夕刊でトリミングをしないままの写真を掲載し、読売はようやく翌朝の朝刊で他社と同じ写真を掲載するに至ったが、いずれも、なぜ、いったんは長井さんを削除した写真、つまり撮影意図を大幅にゆがめた写真を断りもなしに掲載したかの説明もなければ、謝罪もない。産経はいまだにその写真を掲載していない。

 朝日、読売、産経の3社は、遺体を掲載しないというマニュアルに従ったまでのことであり、毎日、東京は、同様のマニュアルはあれ、その写真の価値と血が飛び散ったりしていないという意味で外形上残虐的ではないことから、掲載するという判断をしたのだと思う。

 そして、朝日、読売は、他社が掲載したことからあわてて、トリミングする前の写真を掲載(同じ写真をトリミングしたものとしていないものを再掲)するに至った。

 長井さんがこの腰抜けぶりを知ったら、嘆くことと思う。ジャーナリズムの原点は事実を伝えることだ。同じジャーナリストが撃たれて死んだシーンがロイターによって配信されたとき、倒れている長井さんをトリミングして掲載しようという判断をすることはジャーナリズムと言えるのだろうか?

 少なくとも、他社が掲載するかもしれないのではないかという疑問は抱かなかったのか?そして、他社が掲載した場合、自社のジャーナリズムのあり方が問われることになるとは思わなかったのか?

 そもそも、死刑にしろという意見は平気で掲載するくせに、遺体を掲載しないという基準そのものが間違っている。イラクでの米軍の残虐な行為、誤爆によって死んだ多くの子どもたちの写真…そういう真に伝えるべきものを伝えないで、ポルノまがいの小説を堂々と掲載する感覚…。何が伝えられるべきなのか…。

 記者になった者は、少なくとも、一度は、イラク、アフガン、ミャンマーなどの紛争地域へ、自らが行って、武力行使の悲惨さを体験してくるべきだと思う。そして、何が報道されるべきかを身をもって学んでくるべきだと思う。

 













★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしていましたが(あまり実行できなかったが…)、辞任したので中止します(ここ←クリック)。
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ミャンマー大使館前でキャンドル集会~9月30日午後5時半

2007-09-29 10:48:46 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
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ミャンマー(ビルマ)に平和を・・・
   
    9月30日(日)   犠牲者追悼キャンドル集会 (東京)

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1988年に武力弾圧されて以来19年間押しつぶされてきた民主化と自由を求める声が、いま再びミャンマー(ビルマ)において全国的に大きな盛り上がりを見せています。

軍事政権は、市民の自由と平和を求める声を再び武力により弾圧。すでに僧侶・市民数名が犠牲となり、多数が負傷、逮捕・拘束されるという大変深刻な事態になっています。27日には日本人ジャーナリスト、長井さんがデモ隊と軍政側の衝突に巻き込まれ、銃弾をうけて死亡しました。人権侵害は日に日に深刻になっています。

私たちはミャンマー(ビルマ)の人々の姿に、心から連帯し、すべての犠牲者を追悼すると共に、軍政に対して、武力弾圧をただちに止め、すべての政治囚と拘束者を釈放し、人々との対話を早急に開始するよう訴えたいと思います。
本当の『微笑み』が人々に訪れるように。。。。
ぜひみなさま、大使館前にお集まりください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

日   時: 2007年9月30日(日)

時   間: 午後5時30分~午後6時30分
        ※午後6時、キャンドル点灯を予定
場   所: 在日ミャンマー(ビルマ)大使館前
       所在地:東京都品川区北品川4-8-26
       JR「品川」駅 高輪口から徒歩15分、京急「北品川」駅から徒歩3分
主   催: ビルマに平和を!キャンドル追悼集会 実行委員会
呼びかけ団体 ビルマ市民フォーラム
ヒューマンライツ・ナウ
ピースボート
問合せ先: ビルマ市民フォーラム(宮澤) 03-5312-4817
●キャンドル集会カンパをお願いします!!●
 (イベント実施費用およびタイ・ビルマ国境のビルマ難民キャンプの支援金とさせていただきます)

 郵便口座:00110-6-729698
 加入者名:ビルマ市民フォーラム
 ※通信欄に『キャンドルカンパ』とご記入ください。
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写真は、保坂議員のどこどこ日記(http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/787982e328261636eca64b94051d9e64)より












★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
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最高裁刑事局総括参事官が自白報道による予断を懸念~その前に懸念を表明するべきは…

2007-09-29 09:56:00 | メディア(知るための手段のあり方)
 マスコミ倫理懇談会全国協議会で、【平木正洋・最高裁刑事局総括参事官が裁判員制度に向け「事件の容疑者の自白や前科、生い立ちなどを伝える報道は、裁判員となる市民に予断や偏見を与える」として懸念を表明し、報道機関側での論議を求めた】ことが伝えられている(※1)。これに対し、【参加した編集責任者や記者らからは「事件報道は社会のリスク情報であり、指摘された七点はその重要な要素だ」などと反発する意見が相次いだ】という(※1)。

 皆さんはこの議論を聞いてどう感じただろうか?

 私は、議論が問題の本質をとらえていないように思った。一番の問題は、自白をしたという報道の情報源は警察・検察であり、自白をしてもいないのに、自白をしたなどといって被疑者を「自白」させる手段として使われる可能性があること、そしてそれを許すのは、取り調べが録画・録音されていないことが原因だということだ。

 つまり、いまの自白報道は、①まったく自白していないケース、②自白はしているが、警察に強制されているケースなどがかなりの数含まれているということだ。

 この問題を放置しておいて、「予断を招くから、自白は報道するな」という最高裁刑事局総括参事官もおかしければ、警察のリーク情報を垂れ流しておいて、「事件報道は社会のリスク情報である」と胸をはるマスコミ側もおかしい。

 いかに多くの人が警察の横暴な取り調べに泣かされ、それが報道されたことで大きな痛手を負っているか、その根本的な解決策は何なのか、そこから目を背けている議論をしても仕方がない。

 まずは、可視化の問題を最高裁もメディアも大きく取り上げ、本気で可視化を実現させることを優先しろ、と言いたい。

 そのうえで、今回の議論についてもう少し考えてみたい。最高裁刑事局総括参事官は、正確には、【「最高裁としての考えではなく個人的な意見」と断った上、懸念する事件報道として自白など三点(ヤメ蚊注:自白、前科、生い立ち)のほか(1)捜査機関から得た情報を確定した事実のように伝える記事(2)容疑者の弁解の不合理性を指摘する記事(3)捜査機関側の証拠を報じる記事(4)有罪前提の有識者コメント-を挙げた】(※1)という。

 これまでの報道のあり方を根本から問い直す見解だ。しかし、裁判所の判断までは無罪が推定されるという原則から言えば、このような見解もあり得よう。

 他方で、調査報道、つまり、メディアが巨悪に挑み、関係者が罪を認めたようなケースについてまで、「自白」報道禁止の影響で筆が曲げられてしまうようことはあってはならない。

 結論からいうと、警察が関与している事件報道から自ら調査し社会問題をえぐり出す調査報道へ比重をずらすことが求められていると思う。警察が犯人と思われる人を逮捕したことをそんなに大きく取り上げるべきだろうか…。むしろ、警察が手を出していない社会的な問題を独自の調査で発掘し、報道すること、これこそが望ましい報道だと思う。

 しかし、これを実現するのはなかなか、困難だ。中立的な立場で特ダネを評価する機関がなく、メディアとして調査報道に取り組む動機が少ないのだ。

 一度、ここのブログで試みた各社の特ダネニュースのランキングをより注目を浴びる方法で実現することができればちょっとは状況が変わるかもしれない…。

 まぁ、何にせよ、まずは、取り調べの全過程の録音・録画を実現させるよう、最高裁とメディアに頑張ってもらいたい! 
 
※1:http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007092802052145.html







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-貧乏クジつき短期内閣カレンダーはいかが-橋本勝の政治漫画再生計画第90回

2007-09-29 04:22:27 | 橋本勝の政治漫画再生計画
【橋本勝さんのコメント】
 選挙の顔を期待されて誕生した安倍首相だが
 ちょうど1年365日であっけなく終わりとなった。
 そして9月26日に発足したのが福田政権
 下手をすれば最後の自民党政権にもなりかねず
 1日1日が緊張の日々を強いられることになるだろう
 1年以上続くのか、それとももっと短いのか
 いずれにしても短期内閣となるのは間違いない
 だから大臣ひとりひとりの似顔を描くのも徒労になりそうなので
 へのへのもへじにさせてもらった(ついでに次期首相の顔も)
 ということで発売することになったのが日めくり短期内閣カレンダー。
 これには福田政権の終わりの日を当てたら粗品がつく貧乏くじもついている。
 ゼヒ「下品だ」なんて言わないで、このエスプリのきいたカレンダー、ご愛用のほどを!!

【ヤメ蚊】
 政党が再編されるとき、完全比例選挙を実現できないでしょうかねぇ…。









★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
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