情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

【転載熱望】佐藤正久巻き込まれ発言は、自衛隊としての方針だったことを裏付ける書面をNPJで公開!

2007-08-22 11:48:26 | 有事法制関連
 
 ブロガーを中心とする市民の間で、「シビリアンコントロール無視」、「憲法違反」との批判を浴びているヒゲ隊長佐藤正久参議院議員の違憲「巻き込まれ」行動発言は、単に、一ヒゲ隊長の意図ではなく、自衛隊としての確定的な方針であったことを裏付ける書面が確認された。News for the People in Japanの冒頭で紹介されている。図解で、巻き込まれることによって、武器使用を行う方法を説明したもの。これで、自衛隊として、シビリアンコントロールを無視しようとしていたことが判明した。防衛省の防衛庁格下げの必要すらあるのではないかと思わせる「超スクープ」だ!

 この問題は、これまで、ここここここここここここここここここなどで触れてきたが、そこでも触れているように、市民有志が、ヒゲ隊長佐藤正久氏、安倍晋三自民党総裁、小泉前首相に質問状を送付したことで新たな展開を見せている。

 その質問状にもあるように(冒頭NPJに掲載あり)、ヒゲ隊長の個人的見解ではなく、自衛隊としての意図であることが懸念されていた。

 今回、NPJが伝えたのは、まさに、そのことを裏付ける書面だ。

 軍事問題研究会が、情報公開で入手したもので、イラクへ派遣される陸上辞意対北部方面対の派遣準備訓練で使用されたものだという。

 これまでは、方法論の1つとの解釈も成り立ち得たが、今回の佐藤正久発言で、自衛隊として、「巻き込まれ」攻撃を実際に行って、対イラク戦争を「開戦」するつもりであったことが判明したことになる!

 この自衛隊の暴走を許していいのか!

 怒りの声を防衛省、官邸、佐藤正久事務所、各テレビ局、新聞などマスコミに伝えましょう!いま、行動しないと、もはや、自衛隊の暴走はとめられなくなるかもしれない。










★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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ヤミの北九州方式をついに刑事告発へ~告発人署名の締め切りは本日

2007-08-22 07:34:16 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 西日本新聞によると、【 生活保護を辞退した北九州市小倉北区の男性=当時(52)=が孤独死した問題で、市民団体「生活保護問題対策全国会議」(代表幹事=尾藤広喜弁護士)の弁護士らが、同市小倉北福祉事務所長を保護責任者遺棄致死と公務員職権乱用の疑いで、福岡地検小倉支部に告発することが21日、分かった。24日に告発状を提出する方針】だという。

【同会議によると、男性はアルコール性肝障害などの持病があり就労できる状態ではなかったのに、担当責任者だった所長は今年4月2日、職権を乱用して男性に辞退届を書かせて保護を廃止。その後も廃止の取り消しなどをせずに放置して男性を死なせた、と主張している。
 男性は昨年12月から生活保護を受けていたが、市の就労指導を受けて4月に「自立する」として受給を辞退。7月10日、自宅で死亡しているのが見つかった】ということだ。

呼びかけ文は下記のとおり。

                  記

関 係  各 位

                  生活保護問題対策全国会議事務局長
                 弁 護 士  小 久 保  哲  郎
                〒530-0047大阪市北区西天満3丁目14番16号
               西天満パークビル3号館7階 あかり法律事務所
                           FAX 06-6363-3320

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
  
 私たちは、違法な生活保護行政のあり方をただすことなどを目的として、本年6月3日に設立された、弁護士・司法書士・学者・市民など約140人によって組織される民間団体です。

当会議は、本年7月26日、諸団体と連名で、北九州市と厚生労働省に対し、辞退届により保護を打ち切られた男性の孤独死事件に関する公開質問状を提出しました(回答期限8月20日)。
私たちは、今回の事件に関する北九州市の対応は極めて悪質であると考えており、上記公開質問状の回答内容等に特段の事情がない限り、刑事告発(保護責任者遺棄致死罪・公務員職権濫用罪)及び法務局への人権侵犯救済申告を行う予定です(添付の告発状案・申告書案をご参照ください。なお、提出までに若干の訂正があることについてはお含み置きください)。

ついては、上記刑事告発及び人権侵犯救済申告に告発人及び申告人として連名していただける方を広くつのりたいので、趣旨に賛同していただける方は、下記宛てにFAXまたはメールにてご回答をお願い致します。

 ※ 告発状の内容を含め、外部への情報漏えいについては慎重にご配慮願います。
 ※ 集約の都合上8月22日必着でお願いします。
 ※ 住所、氏名を明記してください(検察庁・法務局に告発人・申告人として住所・氏名を提出してもよいという方のみご賛同願います)。
 ※ 可能であれば、団体ごとに集約をして「データ」の形でリストをいただけると助かります。

小久保宛(FAX 06-6363-3320)  8月22日必着
    (Eメール tk-akari@wmail.plala.or.jp)


 小倉北福祉事務所長の刑事告発・人権救済申告に告発人・申告人として連名します。

ご住所
  
ご氏名
  
ご職業

所属団体



■■引用終了■■

なお、記名していただいた住所・氏名は、提出する検察庁と法務局には行きますが、一般公表(マスコミに流すなど)はしないそうです。また、こういう告発の場合、告発人に名を連ねることによって、何らかの出頭義務や出費を求められるということは通常ありません。告発文などは、MLで開けなかったので、皆さんでデータを見つけたら教えて下さい。






★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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で、アベさん、北朝鮮が攻めてくるってのも本気ですか?~安倍通告書にみる思考パターン

2007-08-22 01:06:05 | 有事法制関連
 
 
 さっきまでは、さすがに、一国の首相のあほさ加減を見出しにとるのもなぁ…って思っていたが、仕事をしながらちょっと考えてみたら、同国人として恥ずかしいなんていうレベルの問題ではないことに気付いたので、同じネタで、もう1つエントリーを立ち上げる。

 さっき書いたとおり(ここ←クリック)、安倍氏は、週刊現代の取材について、「貴社が発行する「週刊現代」編集部は、朝日新聞の意図に沿った記事を書くために未だ発売もされていない月刊現代の記事についてコメントを求めるといった常軌を逸した取材を行いました。そこで、平成17年7月28日付で自由民主党「朝日新聞の問題報道に関する調査プロジェクトチーム」は、同編集部からの安倍らに対する取材依頼には今後は応じない旨をすでに通告しました。」という通告書を送った。

 この通告書からは、安倍が、【週刊現代編集部が朝日新聞の意図に沿った記事を書く】ことがあると考えていることが分かる。

 しかも、安倍【事務所としましては、貴社及び貴殿に対する本通告書の内容については、貴社及び貴殿の面目もあるのでこれまで公表はしてきませんでしたが、貴誌が「でたらめ」な本通告書の要約と反論を掲載したことから、やむなく読者の誤解を解くため、本通告書を公表し、貴誌の本反論の内容が事実と異なることを明らかにすることと致しました】と書いてあり、読者に理解してもらえるような通告書だと考えているようなのだ。

 …本気だ。安倍は、本気で、【週刊現代編集部が朝日新聞の意図に沿った記事を書く】という被害妄想、謀略史観に染まっているわけだ…。

 で、北朝鮮の話。安倍は、テポドンだ、何だと北朝鮮の脅威を口にするが、それは、憲法改正のための手段だと思っていた。9条を変更し、国外に派兵することができるようにするために、北の脅威論をぶっているのだと思っていた。だって、北朝鮮は日本を攻めてきたって勝てるはずがないし、負けたら、指導者は死刑になってしまう。しかも、現在、北は南との協調路線をとっており、そこにメリットを見出しているのだから、日本を攻撃することは百害あって一利なしだ。そんなことは、大人なら誰だって分かっているはずだ。

 しかし、安倍は、週刊現代が朝日新聞のために取材するなんていう妄想を巡らし、それを週刊現代に通告したばかりか、市民に知らせるため、通告書の内容を公表するということまでしでかしている…。

 こりゃ、本気でんな。きゃつは、週刊現代が朝日新聞のために取材するということと同様、本気で、北朝鮮が攻めてくる、と信じているんだ。

 とっても、やっかいだ。安倍は、善意で、憲法を変えて自衛軍を創設し、海外派兵できるようにし、核兵器を持つこと(ここ←参照)で、北の脅威に対抗しようとしているんだ。しかも、安倍は、そこに手が届く立場にいる…。

 安倍は、当面は自分の自民党総裁の再選はないと思っているだろうから、これから必死になって、憲法を変えるために突っ走るかも知れない。

 こりゃ、非常事態でんな…。自民党の内部でも危険性に気付いている人は多いだろうが、いかんせん、小選挙区制であるため、党代表たる安倍には刃向かうことは出来ない…。

 …こうなりゃ、あらゆる選挙で、自民党を敗北させ続けるしか、日本が助かる途はないのかも…。

 
 










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