情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

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これが志賀原発のモニターのコピーだ!~手書きで「点検」と姑息な隠蔽工作!

2007-03-18 20:48:14 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
読売新聞などによると、北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)の臨界事故隠しで、臨界状態にあった15分間に原子炉内の複数のセンサーが異常を感知し、計12回にわたって中央制御室に警報音が鳴り響いていたことが、当時の原子炉内の状況を示すモニターから明らかとなった。このモニターは、当時の関係者が保管していたコピーで、臨界直前の1999年6月18日午前2時11分から、炉内で降下した制御棒3本が再挿入された同33分までの運転状況が記録されていたという。

当ブログは、このコピーを入手したので、情報流通いたします。

画面上、緑のラインと赤のラインが完全に左に振り切れているのが分かる(※)。このときに、原発は、中性子量が異常に上昇しており、非常に危険な臨界状態にあった。

※左側のモニタのラインは赤緑ともIRM=中間領域モニタ:原子炉の起動および停止時の中性子量(原子炉出力)を測定するもの=であり、右側のモニタのラインは赤色はIRM,緑色はAPRM=平均出力領域モニタ:原子炉内の中性子量を計測する装置の一つで、原子炉の通常運転中に原子炉出力状態を測定するための装置=である。といっても、それだけはよく分からないので、詳しく解説して頂ける方はぜひコメントをください。

この事故については、【事故直後の未明、発電所長らが会議を開き、事故を報告しないことを決め】(毎日)、【原子炉で核分裂が起こっていることを示す中性子量の上昇を記録したモニターに社員が手書きで「点検」と書き、臨界事故を隠そうとしていた】(上記毎日)ことがわかっている。モニタに手書きで「点検」という文字が書かれているのが分かると思う。この時点でモニタ装置の「点検」をしたのであって実際にこのような数値が出たのではない、ということにしたかったのだろう。やや見づらいので、分かりやすいように、右側のモニタのコピーは、青い丸で囲んだ。

今回の事故隠しは、【技術系社員数百人を対象にしたアンケートでの一社員の指摘から発覚した】(上記毎日)が、ほかにも闇は広がっているのではないか?

原発の安全性そのものが問われなければならない。

明日、浜岡原発運転差止訴訟で専門家証人の尋問が静岡地裁で行われる予定だ。地震の巣であるプレート真上に建つ浜岡原発の危険性を「隠蔽」させないように注目しましょう!

ちなみに、内部告発者を保護する法律とされる法律「公益通報者保護法」がいかに内部告発をさせないための法律であるかは、まだまだ知られていないが、本当のことだ(ここ参照←クリック)。なお、各省庁が内部告発を受け付ける窓口をできるだけ知らせないようにしていることは、各省庁のウェブサイトを見ると一目瞭然だ。どこに通報したらいいのかさえ、分からないようになっているところもあるし、いかなる場合に保護されるのかなんて、ちょっとやそっとでは分からない。内部告発者あぶりだし法、内部告発防止法という異名も宜なるかな…。

法律と言えば、まだまだ知られていない、憲法改正国民投票法案の問題もちょびっと考えてほしい…。

そういえば、ここ←のように原発関連の隠蔽体質は日本だけでなく…。





★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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市民を愚弄し、国民主権を蔑ろにする公聴会~修正案が固まっているのになぜそれを対象にしないのか!

2007-03-18 01:52:56 | 憲法改正国民投票法案そのほか
「これっておかしくねぇ!」-。いま、めらめらと怒りの炎を燃やしている。憲法改正国民投票法案の公聴会が今月22日、開催されることになったが、そこで意見を述べる対象は何か?それは、「日本国憲法の改正手続に関する法律案(第164回国会、保岡興治君外5名提出)」と「日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案(第164回国会、枝野幸男君外3名提出)」だの二つだ。あまりにも市民を馬鹿にしていないか!

昨年末、自民党と民主党は、妥協を図るために、それぞれの案を実質的に修正しており、それはニュースにもなった。弁護士会は、自民、民主両党の資料に基づき、修正案の概要をまとめた資料も作成している(ここ←参照)。

しかし、それにもかかわらず、すでに過去のものとなった修正前の案について、公聴会を開くというのだ。本当に腹立たしい。公聴会が単なるおかざりであることを認めるようなものだ。

このことについて、読売新聞は、【与党は公聴会後に修正案を提出し、数回の審議を経て、4月12日に特別委で採決する構えだ】と淡々と伝えており、朝日は、ウェブ上のニュースでは触れていない。

なぜ、この問題を正面からきちんと取り上げて書かないのか?公聴会で議論するのは、すでに自民党、民主党も本音とは違うものになっている。繰り返すが、国民主権の形骸化も甚だしい。その問題を書かない新聞は国民主権を愚弄することについて共犯者だというほかない。

この問題をこのまま見過ごすことは出来ない。ここここなどを利用して、今すぐ、自民党、公明党、民主党の議員に法案成立に反対であることを訴えるとともに、公民主22日の公聴会のときには、国会を怒りの市民の輪で囲もうではありませんか!

妥協案の問題点については、ここここここ、などご参照下さい。





★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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