情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

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伊東律子NHK番組制作局長(当時)は,陳述書の書き換えに応じるのか?~永田証言を無視するのか?

2006-04-02 11:49:51 | NHK番組改編事件
女性国際戦犯法廷に関する番組をめぐる民事訴訟に関連して,NHK側は,いったん,提出した伊東律子番組制作局長の陳述書を訂正しようとしていることは,ここでお伝えしたとおりだが,永田証言が訂正前の陳述書と一致していることが分かった。

変更する内容は,問題の番組放送前に,安倍・中川らのグループが発行した,慰安婦は強制的に慰安行為をさせられたものではなかったと主張する書籍を伊東律子局長が持っていたか否かという点。当初,伊東局長は,番組放送前に買ってきてもらって資料として持っていたと述べていたが,それを否定することにしたという。

この点について,永田チーフプロデューサーの証言内容は以下であることが分かった。

■■引用開始■■
1月26日辺りじゃないかというのが,私の記憶です。伊東番制局長の部屋に呼ばれて,この本を伊東さんがご自身で持っておられました。呼んだことある?とかいうことで聞かれて,ありませんというふうに言いました。分厚い本ですけれどもこの中の最後のほうに,「『日本の前途と歴史教育を考える若手疑委員の会』委員一覧」というのが名簿の形で載っています。

伊東さんは,この本の516,517頁(名簿)をわざわざ示して,それで私にちょうど中川昭一さんのところを指さしながら,言ってきているのはこの人たちよ,というふうに言いました。

必ずしも26日に,確かにその日ですという記憶はないんです。ただ,私が当時受け止めたことではっきり覚えているのはこの人たちだけど頑張るというか,そのことにめげずにしっかり放送を出すんだという受け止め方でした

■■引用終了■■

ということからして,放送前であることは明確…。

この点,従前の伊東局長の陳述書も,【確かこの25日ころだったと思いますが,場組制作局企画開発の職員が「歴史教科書への疑問」という500ページくらいの厚い本を書店で購入しました,と届けてくれていました。本の編者を見ると,「日本の前途と歴史教科書を考える若手疑委員の会」という長い名前のグループでしたが私は知りませんでした。あまりに厚いのと時間がなかったので結局放送が終了するまで読みませんでした。自分では読んでいなかったので結局室を訪れた吉岡部長らに対して「こういった本もあるけど読んだことはあるか」と尋ねたことはあったように記憶しています。】となっており,放送前に資料として持っていたこと,それを放送前に吉岡部長らに示したことについては,完全に一致している。


永田チーフプロデューサーは,法廷で,伊東局長について,次のように述べている。

【伊東さんについて言えば,僕はやっぱり30日(放送当日)の,言葉を発せず,泣きそうな顔で私を見ていた顔が忘れられないんですね。で,この話題を伊東さんと2人ですると,必ず伊東さんはぽろぽろぽろぽろ泣くんです。だから伊東さんは今でもいろいろな形で苦しんでいるんじゃないかなと】【伊東さんに対してはずっと経緯を持っていますし,今回のことについても,伊東さんなりの痛みをずっと抱えておられるんじゃないかなということを言いたかったんです】


…伊東局長は,永田チーフプロデューサーの敬意に応えることができるのだろうか…。


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