シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

Re 又造 (EBIS303イベントホール)

2018-04-19 | アート・文化

大好きな加山又造さんの企画展があると知れば、

まあ余程のことがない限り訪問する訳で、何処でだったかこの企画展の案内を目にし、

その初めて目にする会場はいざ知らず、比較的短い会期は頭に入り、

開会直後の週末恵比寿に行くことにしたのですが…

 

それにしてもどこがその会場か分からない。

本展HPのアクセス見ても地図のところがFBか何かと被って見ること能わず。

まあ大体東口側と1-20-??という地番だけで恵比寿駅に降り立ちます。

駅の地図で住所を見ると、20番は出ていませんでしたが、場所は明らか。

 

そこでそこに向かって行くと、スバルのショールームの前に冒頭の車⁉️

こ、ここだったのか…

完全に又造さんの名前だけで行くの決めてますから、こんなイベント色の強いものとは知りませんでした。

どうやら又造さんの作品をモチーフに現代アーティストが自分なりの解釈とアピールの仕方で攻めてくるというものらしいです。

確かに又造さんの作品はそういった試みには向いているかも💪

 

では、何故か撮影可なのがスマホ系でデジカメ系NGというレギュレーションの中、撮りに撮った写真で内容ご紹介。

先ずは後方に高層ビルを配した、恐らく新宿御苑の風景。

又造さんは最近?までご存命でした。

 

枝垂桜、

と、猫ちゃん…

そして竹橋でお馴染みの代表作の一つ「春秋波濤」。

ところで、改めて本展HPを見ると、

又、造る、だそうな… ^^;

 

又造さんは1927年生まれ、私の父の1歳下、でも2004年に亡くなっています。

京都出身で円山派の絵師だった祖父の影響を受け、後に東京美術学校進学、

師は山本丘人さん、ってドンヅバですよねー

最後は特徴的なシマウマ、ここに3匹かな?

 

っh

そして天井に向かっての内装。

 

首折れカラスは又造さんが注目を浴びた冬モチーフに作品から担当アーティストが切り出してきて上手いこと処理。

このカラスは又造さんの自画像とも言われているそうな。

そして、その作品と盟友横山操さんとのエピソードからこの赤が凄い迫力の桜島、

横山さん、最後にある死期迫った彼が描いた故郷桜島。へのオマージュ。

 

 

私ねえ、竹橋でもそうなんですが、このお2人大好きです。

デザイン性豊かでハッとするような景色の一部切り出しや、

色使いの大胆さ、この時代の日本画家、ということでしょうか?

最初の2枚は代表作の一つ、「日光波濤」。

 

 

そしていよいよ最終コーナー。

身延山久遠寺大本堂天井画「墨龍」と、

 京都天龍寺法堂天井画「雲龍図」。

 

 

では又造さんの制作風景。

これは墨龍です。

大本堂の中で制作、はスペース的にある意味納得。

 

これはビデオを撮ったもの、色んな制作テクニックが見られます。

 

 

 

画龍点睛、ですかね。

 

 

 

 

これも竹橋でお馴染みの作品。

珍しいヌード画なんですが、

最後の写真、何か違うの分かります?

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