大好きな加山又造さんの企画展があると知れば、
まあ余程のことがない限り訪問する訳で、何処でだったかこの企画展の案内を目にし、
その初めて目にする会場はいざ知らず、比較的短い会期は頭に入り、
開会直後の週末恵比寿に行くことにしたのですが…
本展HPのアクセス見ても地図のところがFBか何かと被って見ること能わず。
まあ大体東口側と1-20-??という地番だけで恵比寿駅に降り立ちます。
駅の地図で住所を見ると、20番は出ていませんでしたが、場所は明らか。
そこでそこに向かって行くと、スバルのショールームの前に冒頭の車⁉️
こ、ここだったのか…
完全に又造さんの名前だけで行くの決めてますから、こんなイベント色の強いものとは知りませんでした。
どうやら又造さんの作品をモチーフに現代アーティストが自分なりの解釈とアピールの仕方で攻めてくるというものらしいです。
確かに又造さんの作品はそういった試みには向いているかも💪
では、何故か撮影可なのがスマホ系でデジカメ系NGというレギュレーションの中、撮りに撮った写真で内容ご紹介。
先ずは後方に高層ビルを配した、恐らく新宿御苑の風景。
又造さんは最近?までご存命でした。
と、猫ちゃん…
そして竹橋でお馴染みの代表作の一つ「春秋波濤」。
ところで、改めて本展HPを見ると、
又、造る、だそうな… ^^;
又造さんは1927年生まれ、私の父の1歳下、でも2004年に亡くなっています。
京都出身で円山派の絵師だった祖父の影響を受け、後に東京美術学校進学、
師は山本丘人さん、ってドンヅバですよねー
最後は特徴的なシマウマ、ここに3匹かな?
そして天井に向かっての内装。
首折れカラスは又造さんが注目を浴びた冬モチーフに作品から担当アーティストが切り出してきて上手いこと処理。
このカラスは又造さんの自画像とも言われているそうな。
そして、その作品と盟友横山操さんとのエピソードからこの赤が凄い迫力の桜島、
横山さん、最後にある死期迫った彼が描いた故郷桜島。へのオマージュ。
デザイン性豊かでハッとするような景色の一部切り出しや、
色使いの大胆さ、この時代の日本画家、ということでしょうか?
最初の2枚は代表作の一つ、「日光波濤」。
身延山久遠寺大本堂天井画「墨龍」と、
京都天龍寺法堂天井画「雲龍図」。
では又造さんの制作風景。
これは墨龍です。
大本堂の中で制作、はスペース的にある意味納得。
これはビデオを撮ったもの、色んな制作テクニックが見られます。
珍しいヌード画なんですが、
最後の写真、何か違うの分かります?