その夕食に何処に行くか、は”見識”すら問われる?訳ですが、
奈良はそれなりに広いし、お店もある中で絞り込みなんて中学生以来のオジには無理な訳で、
平城の頃に思いを馳せて、ベジ系に走ってみたのが事前の決定…
何が”奈良料理”っぽいのかなかなか分からなかったのですが、大和牛とか鶏とか、って少し違うし、海のものもねえ
さて、その過程で奈良町という”恐らく作られたかのような奈良のイメージを前面に出した町並み”があると知り、
そこを歩きつつお店を探します。
予約の段階で料理を決めろ、と言われ、
電話で聞いたその中から「湯豆腐定食」を選びました。
その時点でお肉は要らないなあ、と思ったもので。
そして、元々ちんまりとした料理が殆どなのに、食材の1つ1つまで丁寧に記載されたメニュー。
これを見ながら口に広がる色んな香りを楽しむのがこちらでの楽しみですねえ
色々頂いて、ここに鰹節の”色”が見えたかどうかは不明。
八寸からお願いしたワイン、生麩田楽など…
お分かりか、こちらの凄いところの1つはお酒を冷やす容器(あちらだとワインクーラーに当たるもんですね)が素晴らしいこと。
先ず、陶器が素敵、
そして、そこにさりげなく添えられた嫋やかな枝や、下の写真だと日本酒(秋鹿をお願いしました)を入れたクーラーに添えられたるはガクアジサイの蕾ですのよ、奥様!
料亭などで時期の先取り、はよくやられるところですが、それにしてもアジサイがこの時期…
そして料理の方は桜、に山菜、こごみその他と季節色満載で感動させられます。
などとちまちま頂き、冒頭の湯豆腐、1人1丁に半丁ずつ追加(織り込み済み)もお願い、
いやー、物凄い満腹感。
油ほぼ0、健康的で大満足のディナーとなりました
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