その後歯医者予約に向けて、だったのですが、何回目になるか、のアナザー・エナジー展訪問。
「木々はそこに立ち時々私たちを見つめています。私たちは自然の力を再発見する必要があります。」と語る彼女は1925年レバノン、ベイルート出身。
私も数回目となる本展で改めてこの作家の魅力に囚われました💧
これらのスッと美しい色で描かれた簡単な造形「無題(木々)」。
抽象表現主義、というのが彼女の作品を表す用語のようで、非具象、中心のない均一な表現、というところのようで、ボロックなんかもカテゴライズされるとのこと。
難しいことは兎も角、なんか良い…
実はもっと惹かれたのがこのドローイング。
方向変えて貼っても良かったのですが、長い紙を折りながら、そこに墨絵、ではないのでしょうが抽象的な線を現す…
展示の中で、彼女は元々哲学を学び、その後教壇に立ったり、その後その延長線で詩人だったりした、とありました。
そしてマルチバックグラウンドの彼女が非母国語の英語で詩を書き始めた時、言語による表現の限界を感じ、こうした非言語による表現を試すようになったのだとか。
「ニューヨーク1990」。
これらがねえ、とても気持ち良いの…
今彼女はサウサリートにお住まいのようです、そうか…
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