最近泰西洋画の企画展に余り近寄っていないtokyoboyなのですが、
今回のキリコ展は別。
唯一無二という画法。モチーフは完全に描き込みながら遠近法その他が微妙どころか狂っていて、我々に不安感を与える…
今回肝に刻んだのは“Metaphisical”が「形而上」を指す言葉、ということ…
歪んだ遠近法、脈絡のないモチーフの配置、幻想的な雰囲気、などで非日常を表した作品…
今回の包括的な展示で所謂シュルレアリズム系の絵画、特に顔のない仮面“マヌカン”が出てくるものなど、と伝統的画法に戻る時期などが交互に訪れていたこと。
最晩年の古典回帰と形而上絵画の再構成といったところ、迫力ありました。
エスカレーターを降りながらサービスフォトスポットをアーカイブ。
それでは次に…
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