シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

都美術館「ハマスホイとデンマーク絵画」 ぐるっと2019Part4Vol21

2020-03-06 | ぐるっとパス2019

恥ずかしながらこれまでハマスホイさんという画家のこと、全く知りませんでした。

ということで、最初はスルーしていた本展、でも巷の評判良いんですよね。

そして結局この貴重な出会いとなった今回の企画展訪問へ背中を押したのはコロナウィルスの影響で翌日から休館が発表されたこと。

はい、金曜夕刻会社を抜け出しての訪問で拝見することが適いました💦

 

その会場、冒頭はハマスホイの奥さんとのツーショットの自画像で始まりますが、

その後はしばらくデンマークのその他の画家の作品が並びます。

ハマスホイは1864〜1916の方ですが、その作品群は19世紀前半、すなわちハマスホイさん生誕前のもの。

従いフランス印象派登場の前、こんな作品だったんだ、と拝見。

オッと興味を持ったのはデンマークって半島と島嶼部からなりますが、その半島北端の町、スケーインを舞台にそこでの漁師その他の生活を描き出したスケーイン派の作品、ほぼ印象派と同時期。

外光とある一瞬の時間を切り取ったような作品は秀逸、特にオスカル・ビュルク(

Oscar Bjorck)という画家の「遭難信号(A Distress Shot)」と「スケーインに漕ぎ出すボート(Launching the Boat Skagen(これがスケーインのデンマーク語表記のようです)」、素晴らしかったなあ…

そして19世紀末の室内画ブームと絵画史を俯瞰します。

 

さて、ハマスホイと周辺の人々、例えば奥さんの兄弟とか、の作品。

たっぷり並ぶのですが、フライヤーでも書かれていますが「静謐」がぴったりの作品群。

そして、後ろ姿が圧倒的に多いのですね、なんでだろう、余計な情報を与えたく無い?

フライヤー冒頭の作品に登場のパンチボールやトレイの現物も展示されていてびっくりでしたが、流石にロイヤル・コペンハーゲン✊️

 

さてなんだかんだとすっかり楽しんだ今回の企画展、入場料は1,600円。

これがが100円割引となって、ぐるっとパス効果は計14,290円となりました。

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ぐるっとパス2020、概要発表

2020-03-06 | ぐるっとパス2020

コロナウィルス騒動で利用休止の施設が殆どになったぐるっとパス2019。

何時もですとリリース)2月3日)早々にご報告するのですが、以下に新年度2020での差分をお伝えします。

大きな変化は都内文化財庭園が7施設加わったこと。

これまでぐるっとパス片手の都内回遊時に有料で入っていたそれらが無料になるのは嬉しいニュース:

 

参加施設数 99  (前年 95施設)

エリア名       新規施設     脱退施設

上野周辺エリア   向島百花園

東京皇居エリア   小石川後楽園   近代美術館工芸館

                   (金沢へ移転)

港〜世田谷エリア  旧芝離宮恩賜庭園  泉屋博古館

                   (2021末まで休館)

新宿〜王子エリア  旧古河庭園

           六義園

墨田〜臨海エリア   清澄庭園     東京リースピア

               (東京オリンピック向けリニューアル)

多摩エリア      殿ヶ谷戸庭園

都外エリア      変更無し

 

 

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