ツイッターで「今日の空を撮るとパールグリーンのオーブが映る。ジョンヒョンがいてくれてるんだ。」とかいう投稿がたくさんありまして、まぁそんなのカメラの反射だろと思ってたんですけど。（iPhoneは撮影時緑ライト点灯するんですか？）でも、なんとなく撮ってみたら映りまして。わたしアンドロイドだし撮影時点灯とかもないんですけど。なんか、そういうのを信じたくなりました。うれしくなったり、あぁやっぱりジョンはもう空にいってしまったんだと、痛感したり。
どうしたって残された人は悲しいですよね。自分だってその感情だけでいっぱいなのに、今日の出棺式でSHINee、すじゅ、ソシ…大好きな人達が、ジョンの仲間が哀しんでいるのを見るのはさらに辛いです。
遺影を抱えて、大切そうに撫でていたミノ。今にも消え入りそうな表情のテミンちゃん。涙を堪えられなくて切ない表情で、ジョンからもらった指輪をはめていたキーくん。キーくんの手をしっかり握ってくれていたオニュ。
4人の姿はあまりにもさみしくて、辛かった。
こういうとき、「わたしにもよくわかる、その気持ち。」とか言うのすごく嫌いなんですけど、ジョンが心を病んで嫌になって人生を終えることを選んだ気持ちはまったく理解ができないわけではないです。わたしも昔そういう時期があったからです。短いですけど。人のせいじゃなく自分のせいなのってどうしようもないんです。どんな自分も嫌になって、なのに他人として生きられるわけでもないし自分はずっとついてくるから、ただただずっと辛いんです。ましてやジョンは韓国芸能界で、あんな大きな事務所で、「人気」「信頼」という大きなプレッシャーも抱えていて、想像できないくらい辛かったのかなと想像しました。
辛くても笑えるんです。笑えないときもあるけど、取り繕うこともできる。
自分のことが嫌だから、他人のことはすごく尊く思えるし大事にできる。
どうやったらジョンの心の病気は治ったんでしょうね。
「性格だよ」と医者に言われたことで、やっぱり自分が悪いんだと追い詰められたんだろうと思います。
救われたくて医者にすがったのに。
救いの場でも自分の悪を認めることになる、しかも自分だけで思っていたことを他人から言われるって、
…。
書いていると辛いです。
間違った考えかもしれないんですが、わたしは、自分の人生の終わりを自分で決めるのは悪くないと思っています。
ひとりで生きているわけでないし、もちろん残された人の気持ちを考えなきゃいけないことも分かります。でも、辛いのに、自分の人生なのに、他人のために辛くても生きていかなきゃいけない理由ってなんなんだろう。
生きていることに関してはみんな、「自分の人生なんだから思い切りやりな」「あなたが決めたことだから」とか後押ししてくれるのに、人生を終えることだけは許してくれない。生きることも大事だけど、いずれ迎える死の在り方だってもっと大事なことだと思う。悲しませない死の必要性もわからない。愛されたからこそみんな悲しんでくれるんだから。
自分で人生を終えるって、すごく難しい決断です。どんなに辛い人でも急に危険になったら反射で手をつく。みんな自分を守ろうとするのに。それに反することを、自動的でなく自ら行うんだから。
だから、ジョンは「お疲れさま」って言ってほしいんだと思う。
哀しんでるメンバーや仲間を見てジョンがどう思っているかわからない。
みんな、まだまだ辛い瞬間がこれからもあるんです。SHINeeがどうなるのか。私たちペンだって、SHINeeがなくなったら当然辛い。なくならなくても、ジョンのいないSHINeeを見るのは当然辛い。
それでも、今日、インスタにジョンへの手紙と指輪の写真をあげてくれたキーくんや、いろんな人のこれからをムダにしたくない。しちゃいけない。だからこれからのSHINeeも、すべて見届けなきゃっていう決意だけはしました。どれだけ辛くても。
でもひとつだけ怖いのが、同じような人がもう出ないといいなと。
APinkのウンジが「共感する同僚がいて怖かった」と言ったり、キーくんが手紙に「ぼくたちだけの時間を持ってみて、ヒョンの気持ちが少し理解できる」と言ったこと。同じ世界の、私たちが眩しく感じる人達の中にもジョンのように闇に喰われそうな人達がいるんだってこと。
人生を終えること、責めはしないけど、大好きだからやっぱり長生きしてほしい。いつまでも笑顔を見たい。それがペンとしての気持ち。
誰が、何がこういう状況を救ってくれるんだろう。わからないけど、あなたがすごく好きですっていう気持ちをもっともっと、伝えられるうちに伝えようと思いました。
ジョン、伝え足りなかったなあ。それがわたしの後悔。