日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

ゼミ合宿_Session3_

2023-08-04 12:15:00 | 2023年度
後藤ゼミ3年 井上耀介です。
ゼミ合宿2日目_Session3_の活動報告をさせていただきます。

【Session3】では灼熱の暑さの中、代々木エリアでの「街歩き」を決行しました!
朝10時、青少年オリンピックセンター入り口に集合し、代々木公園を通りながら高級住宅街、富ヶ谷へ練り歩きました。
暑すぎます。



@代々木公園
この地は戦前は日本陸軍の基地であったこと、戦後にはワシントンハイツ(米軍住宅地)に代わったことなど、歴史の変遷を学ぶことができました。
私にとって代々木公園は幼い頃から馴染みのある公園だったのですが、今回の街歩きを通じてこの公園に対する印象が少し変わりました。






こちらは代々木、富ヶ谷エリアの高級住宅街の家並みです。
高台の方では一つ一つ大きくてユニークな家が目立つものの、お洒落な低層マンションが主流の様でした。成城学園前のような大豪邸が軒を連ねるのとは違い、ひっそり佇んでいる様な雰囲気を感じました。また、マンションの駐車場で車に乗ろうとしていた女性を見ることができたのですが、その方からこの地域に住んでいる人々の「品」を感じました。


このエリアを歩いた中で、私が特に印象に残ったことは上の写真の光景です。この写真は先ほどの豪華な家やマンションより低い場所に位置している住宅地を写しています。私はこの光景に対し、親近感の湧く住宅街という印象を受けました。そしてそれと同時に、数100メートル、高台から平地に変わっただけで住んでいる人のランク(位置付け)がはっきりしていることがとても興味深かったです。


最後に私達は「東京ジャーミー」へ赴き、一階にあるトルコ文化センターで見学を行いました。
この日は金曜礼拝が行われる日で忙しい中、スタッフの方がモスクの成り立ちを教えてくださいました。下の写真はその様子です。

スタッフの方から話を聞いたところ、こういったムスクが代々木にある理由はロシア革命が起因しているとの事でした。その結果、迫害されたロシア人イスラム教徒が日本へ流れ込み、この代々木エリアに住み着いたことによってこのモスクができたそうです。
国際交流、いくつかのコミュニティがイスラム教を通して代々木で創り出されたことを考えると、改めて社会学と宗教との結びつきの強さを感じました。
今回の見学では時間の都合上、2階にある礼拝場には行けなかったので、次の機会に是非行きたいと思います。また、金曜礼拝ではおよそ1200人のイスラム教徒がこの教徒に集まると聞き、それも併せて見学できたらと思いました。


金曜礼拝に向けて、続々と集まるイスラム教徒の人々

ご愛読ありがとうございました。次セッションに続きます。
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