日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

12月15日 ゼミ後半

2014-12-15 17:50:00 | 2014年度
4年生の卒論最終報告からゼミの後半がスタートです!

前半でせたまちチーム+白根さんの卒論報告が行われ、次にワールドカップチームの卒論報告に移ります。


卒論報告をするワールドカップチーム。右から、私(堀江)、鹿郷さん、刈谷君、加邉さん、そして司会を務めてくれたこのチームでもある遠藤君。

まず加邉さんの卒論は、「スポーツマーケティングの実態と及ぼす影響」というテーマで、実際に世界を舞台に戦う選手にインタビュー調査をして、企業がワールドカップを利用することでどのような影響が生まれるのかといった研究内容。
次に刈谷君の卒論は、「スポーツとコマーシャリズム―2014FIFAワールドカップから考える―」というテーマで、2014FIFAワールドカップブラジル大会を研究対象に、スポーツと企業、メディアがビジネスの関係だけにとどまらず、スポーツを良い方向に発展させていくために、今後どのような取り組みが求められるのかを考察していくという研究内容。
そして鹿郷さんの卒論は、「国際的スポーツ大会の光と影―2020年東京どうあるべきか―」というテーマで、オリンピックやワールドカップといったメガ・スポーツイベントの光と影に焦点を当て、これから行われる2020年東京オリンピックについて考えていくという研究内容。
最後に私(堀江)の卒論は、「「渋谷」という街の集客力と将来の展望について―2014FIFAワールドカップブラジル大会を一例に考える―」というテーマで、2014FIFAワールドカップブラジル大会を一例に、地域社会学の観点から「渋谷」という街の発展のために提案していくという研究内容でした。

同じ研究をしていますが、4人ともそれぞれの個性が出ている卒論内容になっています。


次は、個人的に研究を進めている3人の卒論報告です。


個人的に研究を進めている3人。右から、安井さん、菅野君、谷崎君、そして司会を務めてくれた馬場さん。

まず谷崎君の卒論は、「東京スカイツリータウンに関する地域計画の社会学研究―下町商店街との共存を通して―」というテーマで、多くの人が集まる東京スカイツリータウンが存在する一方で、利用者が増加せず不況に陥っている周辺商店街が存在しているという問題を調査し、スカイツリーと商店街の在り方について考察していくという研究内容。
次に菅野君の卒論は、「宗教集団内におけるコミュニティが若者に与える影響―PL教団と創価学会を比較して―」というテーマで、実際に宗教団体の内部から見た調査をもとに、創価学会とPL教団の中でどのようなコミュニティが築かれているのかを分析することで、そのコミュニティに所属する若者にどのような影響を与えているのかを明らかにし、最終的に宗教団体が無宗教団体である日本の中で生き残るために必要となる要素を明らかにしていくという研究内容。
最後に安井さんの卒論は、「中国青少年研究―中国若者たち恋愛事情―」というテーマで、実際に1年間中国に留学した経験から、中国社会が生み出している恋愛事情や問題を調査し、社会がどのようにして生み出したのかを明らかにしていくという研究内容でした。

3人とも、自分のいる環境や経験をもとに研究テーマを設定していて、それぞれの個性が強く表れています。


そして、先生から4年生全体を通して注意しなければいけないことが挙げられます。


4年生全体としての卒論アドバイスを考えている先生と吉原君。

一番に言えることは「問題意識をしっかり考えて論文を書くこと」です。
「きっかけを与えてくれたもの」も書く必要がありますが、これは問題意識にはなりません。
社会学的に研究して、何を見出したいのか?を真剣に考えなければいけないと思いました。


そして、最後に各部会や班からの連絡です。


ゼミ全体の様子。

ブックレット班からは、次回の最後のゼミで個人写真を撮るというお知らせ。
そして、1/20までにそれぞれの担当の記事をワンドライブに提出してください!というお知らせでした。

広報宣伝部会からは、ソシオフェスタのアンケート集計を班員がこれから行います!という報告です。

ソーシャルメディア班からは、ウェブ改定の日にち決めです。


以上で今週のゼミは終了です!

次回で最後のゼミになるので、全員揃うと良いなと思います!!


文責:堀江紗耶(2014年度4年ゼミ生)
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12月15日 ゼミ前半

2014-12-15 16:00:00 | 2014年度
きょうのゼミは、後藤ゼミにとって「かなめ」ともいえる日。
年内最後のゼミであり、次期(来年度)ゼミ長・副ゼミ長の総選挙を迎えた日でもあるのです。

当初は卒業論文の発表→ゼミ長・副ゼミ長の選挙という流れを組んでいましたが、
出席している人数の都合上、さっそく「総選挙」からのスタートに変更となりました。


ゼミ全体のようす

選挙に入る前に、まずはやりたい学生の立候補、あるいはやってもらいたい学生の推薦となり、それぞれ名乗りをあげてもらうことに。

はじめに手を挙げたのは、ありなさん。
ゼミ長をやりたい!という強い意志をもって、立候補のことばを述べていました。

つづいては、わたくし佐野です。
ありなさんからの紹介をもらえ、副ゼミ長に立候補しました。

さらに、副ゼミ長の推薦に名のあがった遠藤くん、佐藤くんには、
もし役職を引き受けることになったとしてもよいか、その意思を語ってもらいます。

以上の“意思表明”から、いよいよゼミ長および副ゼミ長の総選挙に突入!


投票用紙と向き合うゼミ生

4年生はそれぞれ1票、3年生はそれぞれ2票投じることに加えて、そのゼミ生に投票した理由を添えることにもなりました。
持っている票のうち、同一の人や自分自身の名まえを書いてもオーケーです。


前かがみになって筆を進める3年生……みんなとっても真剣です。

みんなが書きおえたところで、お待ちかねの結果発表です!


結果発表をする後藤先生

次期ゼミ長、副ゼミ長は……

ゼミ長 :ありな
副ゼミ長:佐藤、佐野

に決まりました!

ほかにも多くの3年生の名まえが挙げられましたが、票数によりこの3名に決定しました。
投票したゼミ生それぞれの理由(長所)は、

ありな:ゼミのことを考えてくれている、自分の意思をはっきり言える、仕事にとても熱心、向上心がある、ゼミのみんなを観察できる、いきおいがある
佐藤 :意見をまとめることができる、論理的である、責任感がある、しっかりしている
佐野 :ゼミの雰囲気を盛り上げる、協調性がある、演習生と仲が良い、熱い気持ちがある
(どうもありがとうございます)

といったことからでした。こうしてみると3人が3人、個性も色とりどりですね!
新ゼミ長、副ゼミ長(いずれも来年度より)には、年明け最初のゼミ(全体としては最後の日ですが…泣)で抱負を語ってもらいます。

つづいては、4年生の卒論計画発表に。
卒業論文にあたっての筋立てや調査方法などを、1人ずつ発表していただきます。

まずは、せたまち(サブプロジェクトとして、世田谷まちづくりプレゼン大会に携わったグループ)メンバー4年生からの報告です。


1人ひとり発表を重ねていく4年生。

発表されたテーマは以下のとおりです。

吉崎さん:『雑居祭りにみる世田谷の市民団体の実態』
吉原くん:『市民団体の社会学―世田谷区からみる市民団体の現状と今後の展望―』
廣田さん:『世田谷区 市民・住民団体による地域活性化』
茂原くん:(世田谷区の市民・住民団体の公共財化による地域活性化について)
<以上、せたまちグループ>
白根さん:『商店街、地域活性化戦略―下高井戸商店街をモデルに―』

ゼミ生からは、さまざまな質問や意見も飛び交い、熱を帯びた議論となっていきました。

ひととおり発表をおえたのち、後藤先生からのおことばが。
定めたテーマに対して、明確な理屈づけと問題意識の観点が重要であるというアドバイスでした。

4年生のみなさん、もうすぐご卒業で本当にさみしいですが……論文がんばってくださいね!


むすびに余談ですが、この記事を書いたわたし自身、
副ゼミ長を務めさせてもらえることになりました。うれしさと感動の気持ちでいっぱいです。

後藤ゼミに対する想いは山ほどありますが、この場をお借りして、すこしだけ伝えさせてください。
“次世代”の後藤ゼミを、明るくホットに盛り上げていけたらと思っています!!


よろしくお願いしまーす!

後半へつづく。

文責:佐野風花(2014年度3年ゼミ生)
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