4年ゼミのトドリキです。
今日は、“写真で語る:東京の「社会学」”プロジェクト展示の準備を行いました。
会場は図書館横の「ブラウジングコーナー」という場所です。
コロナ前は100周年記念館で開催されていたとのことですが、今年はここです。
今回で30回目となる社会学プロジェクトですが、3年生はもちろんのこと4年も展示会方式で発表することは初めてでした。
そのため、作品を仕上げること以外にもやることはたくさんありました。途中、やることが多すぎて自分が今何をしているのか分からなくなることもありました。
今日行う予定の会場設営もどのくらい時間がかかるのか全くわかっていませんでした。そのため、3,4年で集まり、10時30分から作業開始です。
もちろんやることは大量にあります。まず会場作りのために机や椅子をアンケートを記入用スペースとして利用するために動かしたり、不要なものはどけたり。
この時ゴミを片付け、埃を掃除したりしたのでそれなりに綺麗なはずです。他には事務室や管財課から脚立などの機材を借り受けたり、告知ポスターを貼り付けたりと忙しなく動き回りました。
展示メインとなるパネル版は11時をすぎたあたりに到着しました。車のナンバープレートが「奈良」となっていたため、朝出発して奈良からわざわざ運んでくれたのかなぁと思いながら、パネル版を車から一緒に下ろしました。ブラウジングコーナーに9枚のパネルを並べている間に、運んできてくれたお兄さんは帰っていました。
お昼時は先生にご馳走になったお弁当を食べ、午後の作業開始です。
午後にまず、したことはパネル化した9枚の作品をパネル版に貼り付ける作業です。
展示会の中心となる9枚の作品の文章は受け手に伝わるよう、伝わるよう熟考し、何度も推敲を行いました。
展示のし方も同じで、見る人が作品に集中できるようにパネルの幅や釘を打つ位置など細かく統一しました。
最後はアンケートを書いてくれた方へのお礼を準備して作業は終了です。
皆んながテキパキ動いてくれたおかげで作業は当初の予定よりも2,3時間巻きで終わりました。
元々18時解散のつもりでしたが、18時頃にはすでにお風呂の中。幸せですね。
今日は準備の段階でしたが、展示会期間に来ることが難しいとのことで97年卒の高橋さんと古橋さんが来てくださいました。
普通、展示会期間が無理なら行かないと諦めるものですが、わざわざ足を運んでくださることに、後藤先生の人望の厚さが伺えて嬉しかったです。
先輩たちの時代の話はとても新鮮で新しい気づきになります。今はスマホのカメラで撮りたい時、言ってしまえば何かの片手間で済ますことの出来る写真が多いです。
しかし、先輩たちはカメラを持って写真を撮りに行っていたと仰っていました。スマホは撮ったそばから出来を確認できるけれど、カメラは現像するまで期待通りの写真が撮れているかも分からない。
そのように話を伺って、作品に対する写真のあり方も時代によって変化しているのだなと感じました。
過去作品を見てみると、やはり写真力が高いし、強いと感じます。この強さは今、写真を撮らなければ2度と同じ瞬間を収められないという逼迫した状況だからこそ画角に収められたものなのでしょうか。
それと比べると今の写真に強さは昔ほど感じられません。しかし、手軽に撮ることが出来るからこそ、普段気にしないような、言われてみれば気になるなな写真を社会学することもできるようになりました。文明の発達万歳です。
余談で聞いた話ですが、先生が若い頃、女性人気があったと小耳に挟んだのですが本当なのでしょうか?今の渋い先生しか知らない自分としては意外でとても驚きました。
また、卒業生の方々、差し入れありがとうございました。
ゼミ生で美味しく頂きました。
ちなみに、今日の準備中に新聞記者の方が取材をしてくれました。
明日の新聞に載るとのことらしいので、少しでも色々な人の目に触れて、足を運んでくれる人が増えたら嬉しいなと思います。
そんな“写真で語る:東京の「社会学」”プロジェクト展示会は12月5日(火)〜12月9日(土)まで行っております。
時間は10時30分から18時30分までです。いつでもお待ちしておりますので、気が向いた時に来て頂けると嬉しいです。
私は明日のために寝ますので、失礼いたします。