17音の世界をかけめぐる

日々の証を綴ります。季節、人情、知恵など、みなの思いが沢山こめられています。

正子さんおめでとうございます

2006-07-23 10:22:27 | 17音の世界をかけめぐる
にれ東京句会は2006年4月をもって三年になります。小グループでの句会ですが、毎月第4水曜日午後1時から3時まで句会を行っています。元気一杯、楽しい句会です。
おめでたいニュースがございます。メンバーの一人正子さんが2006年4月30日の東京新聞「東京俳壇」で鍵和田秞子選をいただきました。

  *万愚節犬の名刺を貰ひけり    正子

・鍵和田秞子先生の(評):エープリルフールは元来、春の到来を喜ぶ風習らしい。軽く人をかついで楽しむ。犬の名刺は面白い。

又、東京有名百味会 百味(2006年7)冊子『百味俳句』 において岩崎健一選の秀逸にも選ばれました。

・岩崎健一先生の(評):愛犬家が多い。中には犬の名刺まで作って犬友達に配る人まで出てきた。カラー写真入りの名刺を渡しながら、にこにこしている人の顔が見えるようだ。作者は貰いながら、そこまでは自分はしないと思われたのか。万愚節(四月馬鹿)という季語が皮肉である。 

 正子さんおめでとうございます。