銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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5月11日

2015-05-11 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開か。米雇用統計および英国選挙の結果を受け欧米株が強い上昇となったことを好感し、強い動きが予想される。円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ275円高の19655円、ドル建ては295円高の19675円で終えている。心理的節目の1万9500円や、5日移動平均線(19556円)を大きく上回っていることから、利食い売りよりも押し目買いが優勢となりそうだ。一気に25日線(19701円)までの回復がみられるかどうかが焦点となる。先週末(8日)が決算集中日であったことから、動意づく銘柄も多岐に渡ると予想される。決算好内容の銘柄には素直に買いが入りやすいが、地合い好転を受け、決算が市場予想を下回った銘柄への売り圧力が和らぐかどうかにも注目しておきたい。 日経平均株価の予想レンジは19490円-19750円。25日線を上回った場合、底打ち感が強まり、買いが買いを呼びやすい地合いが想定される。一方、同水準が抵抗となるようであれば、5日線近辺での推移が長く続くと予想する。