銀右衛門文庫の経済動向

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4月24日

2013-04-24 | 経済動向
東京株式市場は欧米株の大幅高を受けて買い優勢へ。昨日の東証一部の騰落銘柄は値上がり数が1000を下回った。不動産中心に下げた主力株も多く、比較的買いやすいとみられる。国内の決算発表が本格的に始まることに加え、中国の景気減速やテロへの警戒感は手控え要因となる一方、短期値幅取りに徹する個人や証券会社の自己、ヘッジファンドなどの短期資金の売買で盛り上がろう。ドル円相場の100円をうかがう場面では先物市場から動意付く可能性は高い。

日経平均の予想レンジは13600円-13720円。

昨日のもみ合いで5日線(13403円)とのかい離が縮小したことで、同線上から一段高が予想される。ただ、一目均衡表の基準線(12708円)と株価のかい離は4/23現在で6.4%。3月以降、目先調整に転じる前の4/11(6.8%)、3/21(6.5%)レベルまで拡大しており、上値は伸び悩む公算も。

23日のNY株式市場は大幅上昇。ダウ平均は152.29ドル高の14719.46ドルで終了した。テキサスインスツルメンツの1‐3月期決算・見通しが好感され、半導体銘柄に買いが入ったほか、堅調な3月新築住宅販売件数の結果も相場の追い風となった。一方、AP通信のツイッターがハッキングざれ、ホワイトハウスが爆破されたと報じられたが、AP通信がこれを否定。大統領の安否について声明が発表されたことで買い安心感が広がった。
 
NASDAQは35.78ポイント高、S&P500は16.28ポイント高で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ205円高の13745円、ドル建ては270円高の13810円で終えた。