11月28日(月)
大阪市長は橋下徹氏、
大阪府は松井一郎氏。
昨日の大阪ダブル選挙は、
「大阪維新の会」が圧勝した。
同会が標榜する『大阪都構想』の是非という、
単一争点による作戦が見事にあたった格好だ。
元タレント弁護士による「橋下劇場」人気が、
民主・自民の既成政党を打ち破った。
ファシズムならぬ「ハシズム」との評もある。
対立候補は「反独裁」という中東で受けそうな呼びかけを行ったが、
及ばなかった。
維新の会の圧勝が、
既成政党のへの不信感が「原動力」にしたとの見方があるが、
たぶんその通りなのだろうと思う。
このことは謙虚に真摯に受け止めるべきだ。
今回の政治手法がいつもいつも通用するとは思わないし、
通用したら大変な事態になるが、
ともかくも大阪の民意は示されたわけである。
「大阪都構想」の中身が詳細に語られてはいないので、
現段階ではよくわからない。
ただ、大都市における地方行政のあり方に一石を投じた意味はあるし、
閉塞感が漂う地方全体に風穴を開けるプランなのかもしれない。
私も、少し「大阪都構想」なるものを研究しようと思う。