9月29日(木)
昨日と本日の2日間、参院予算委員会。
この9月から予算委員会理事を務めている関係で、
いろいろと気を使う事も多くなった。
委員会の与党理事の最大の仕事は、
委員会審議をスムーズにもめることなく進行させていくこと。
したがって、野党理事には多くは頭を下げ、
最大限の配慮をすることが重要となる。
ただ、野党の要求を何でも受け入れるわけではなく、
はねつけることもしないと政策遂行に支障をきたすので、
そのバランスが難しいともいえる。
この2日間の野田総理は辛抱強く答弁していた。
野党はさかんに挑発してくるが、
顔色ひとつ変えることなく、
黙々と答えていた。
所信表明演説で地方分権についての言及が一行だけだと批判された時には、
「一球入魂ならぬ一行入魂です」と答えたところは野田カラーか。
明日で今国会は閉幕する。
次の臨時国会召集は第三次補正予算案が仕上がった10月中下旬と思われる。
復興増税をめぐる議論を含め、
与野党の協議も本格化する。
準備万端でのぞんでいきたい。