すいーと雑記帳

とっこの独り言

ついに、海保が抗議船を転覆させた!/ 沖縄のことは沖縄が決める

2015-04-29 16:27:40 | 日録・雑感など

4月29日 WED   24℃

 昨28日の午後1時ごろ、辺野古にいるチョイさんから電話がかかりました。「さっき仲間の抗議船ラブ子が海保に乗り込まれて転覆させられた。乗船者4人のうち3人は海に落ちたけど無事だった。男性一人が救急搬送された。新聞社の速報などを見て驚くといけないと思って連絡した」とのこと。 

    

   (汀間漁港まで曳航されてきた「ラブ子」) 写真は(チョイさんのブログ)より

    

                                                                                               (沖縄タイムス2015.4.29)

 今までも海保の過剰警備によって何人もの怪我人が出ているし、抗議船が転覆寸前にされたこともあるし、また海保の船に当てられて抗議船が何隻も損傷しています。そして昨日はついに抗議船が海保によって転覆させられてしまいました。

    NHKニュース「辺野古沖で抗議船が転覆」(動画)

 上のNHKの動画を見れば一目瞭然ですが、4人乗り込んでいる抗議船に海保ゴムボートが接舷するやいなや海猿たちが船の片舷にドドッと乗り込んでバランスを崩すと同時に、海中にいる海猿が傾いた左舷に体重をかけて押して沈めようとしているのがわかります。つまり明らかに意図的に抗議船を転覆させようとしたのです。

 海の安全を守る海保職員が、「船舶転覆罪」をやってどうする?! 船の下敷きになったり、落水時に頭を打ったら死ぬよ!! まさに海保人殺し集団だね! これは安倍政権の承認なくしてできることではない。「県民を傷つけてもいいから、とことんやれ! とにかく工事現場に近づけるな!」「抗議船に損傷を与えて、抗議を継続できなくしろ!」「県民を落水させて海中に頭を沈めて恐怖感を持たせろ。怖くて二度と船やカヌーに乗れないようにしろ!」・・・こういう作戦らしいけど、許せんな~! 心底腹が立ちます。なんで沖縄県民がここまで体を張って辺野古新基地建設を阻止しようとしているのか、考えようともしないのか?! 

 沖縄県民の切実な思いなどどこ吹く風。安倍一派はアメリカへ行って、「辺野古推進を確認」とか勝手に言ってますが、沖縄のことを沖縄の頭越しに決めるな! 

 日米両政府が合意したというガイドラインの中身を見ると、ゾッとするしあきれます。国民がまた戦争の辛酸をなめることなど考えてもいない、ただただ「対米従属下駄の雪外交 」とでもいうほかない属国ぶりで情けないことこの上なし。「踏まれてもついてゆきます下駄の雪」ってか! 恥ずかしい。そんなにアメリカに尻尾振ってついて行きたければ、安倍一派とその取り巻きだけが行きなさい。われわれ国民は戦争に巻き込まれるのは御免だわ! いざ戦争となったら沖縄なんか米軍基地が集中していて一番危ない場所だし。

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 昨日は午後6時から、県庁前広場で4.28県民大集会がありました。

「止めよう辺野古新基地建設! 民意無視の日米首脳会談糾弾! 4.28県民屈辱の日 県民大集会」

                      「辺野古新基地拒否 2500人結集」(琉球新報2015.4.29)

 辺野古へは行けないけれど、「那覇市の県庁前広場なら母を寝かせておいて短時間行けるかも」と思って、久しぶりに県民集会に参加しました。雨の中2,500人ほどの県民が集まりました。普天間基地大山ゲートで今も早朝抗議行動を頑張っておられる仲間数人と会うことができて、とても嬉しく元気づけられました。私はデモ行進にも参加せず集会途中で帰宅しました。出がけに母が「なるべく早く帰ってきてね」と心細げに言った声が気になって、タクシーでトンボ返りです。残念だけど仕方がありません。

 


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