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シーズン2

憲法で1問(5)

2010年04月18日 00時25分00秒 | 憲法過去問

 司法書士試験まであと2ヵ月半

 行政書士試験まではあと7ヶ月です。

 どちらも憲法からの出題数はそれほど多くはありませんが(司法書士3問,行政書士5問),「人権」からの出題はともかく「統治」からは下記のように,条文と判例の知識だけでなんとかなる問題ばかりですので(特に行政書士)確実に全問取ってしまって,他の科目への負担を軽くしたいものです。

            「問題」

  統治機構に関する次の1から5までの記述のうち、正しいものはどれか。

 1 国会議員は、所属議員が行う資格争訟の裁判により議席を失うことがあるが、この裁判で資格なしと判断された議員は、裁判所に不服を申し立てることができない。

 2 内閣総理大臣が衆議院の解散によって国会議員の地位を失った場合には、内閣総理大臣が欠けたことになるため、内閣は、総辞職しなければならない。

 3 国務大臣は、内閣総理大臣から罷免されることによってその地位を失うが、罷免については、天皇の認証を要しない。

 4 最高裁判所の裁判官は、その在任中、衆議院議員総選挙が行われるたびに国民の審査に付され、投票者の多数がその裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。

 5 下級裁判所の裁判官は、行政機関による懲戒処分を受けず、また、弾劾裁判所が行う裁判によらない限り、罷免されることはない。

   (平成16年度 司法書士試験 第1問)


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