自転車ブーム去る

2010-09-24 07:32:10 | 日記
電動アシスト自転車は売れているんだ。

自転車専門店をチェーン展開するあさひの株価が大幅続落。
自転車販売の伸び悩みに加え、店舗数や従業員の増加、新社屋竣工などでコストもかさみ、
3-8月(上期)決算は従来計画を下回った。収益懸念の売りが先行し、
前日比7.7%安の1133円と約1カ月ぶり安値を付けた。

あさひは21日に上期単独決算を発表。自治体の補助金制度の対象となる
電動アシスト自転車の販売好調で、売上高は前年同期比4.9%増の152億円と増収を確保したが、
コスト増加が重しとなり、純利益は同7.5%減の14億円となった。
売上高、利益とも6月時点の計画値を下回った。

コスモ証券投資調査部の大西等シニアアナリストは、
上期の既存店売上高が前年同期比6.3%減だったことを挙げ、
「消費者の節約志向を背景に、電動アシスト自転車以外は販売が振るわない」と指摘する。

あさひは通期(2011年2月期)業績見通しを据え置いたが、
「春先を中心とした上期偏重型の収益構造であることを考えると、
通期の売上高計画の達成は厳しい」と大西氏は話す。利益水準については、
「為替の円高による輸入原価の低減効果などで、どの程度吸収できるかにかかっている」という。
会社側の通期業績予想は、売上高が前期比15%増の300億円、純利益は同3.8%増の22億円。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=aCIotMh3Zd3I