おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

温度差

2010-11-24 | ■ サマザマな おはなし

ときには 手ごろな値段の温泉に
泊まりに ということもあります

四苦八苦している温泉街もあれば
盛況時までとはいかなくとも そこそこ以上賑わっているところも


上の方のところで下の方の話をさせて頂いても
下の方のところで上の方の話をさせて頂いても

“そんなもんですかねー”という感じで 実感がない風な対応

景気のマアマアな地方や業界には 他の者への共感が少なく
“結局努力が足りないだけのことなのでは・・・”
景気のなんとも救いの無いような状況の地方や業界では
“結局 彼らはいろいろと恵まれているだけのことさ・・・”

なかなか 思いやり路線までは行きつかないようで
今のような格差状況が延々と続くようだと
人の心の格差も 異常状態に・・・・
(本来 経済の格差で 心の格差までもが影響されることの
必然性はないもの・・・とも言えそうなのですが・・・)

 

子供たちの世界でも
ハッキリとした 強者 弱者の線引きが教室内でも外でも
形成されているような感じで なんともやりきれなく




学級崩壊の影響が 自殺児童にもあった
なんぞというニュースを耳にすると 
我々世代には信じられないようなことなので
悲しさを通り越して 憤り 同時に虚無感を感じます

先生方の苦労も理解できなくもないし
家庭の責任も 社会全体の責任との理解もできそうですが
とにかく
学校をプロの場としている教師の皆さんのあり方というものに
ついては 世間はもはや 諦めの境地なのでしょうか

一向に 論議が高まらないというか 問題提起すら
ないがしろにされてきているというか・・・
教育というものへの期待など そもそも 持てないほどの状況
なのでしょうか

さらに さらに虚無感に襲われます


教室の中で ポツンと昼ご飯をとっている児童

とても とても想像できません

貧しくて 昼ご飯をもてずに その時間になると教室に姿のない
友もいたような記憶もありますが
とにかく 皆 間違いなく 級友でした
そして それを 温かく ときには 遠慮など無い厳しさで
とにかく関わる 先生 がいました

先生 なんという懐かしい言葉でしょう
小学校・中学校・それ以降も
まず ほとんどの先生を その人柄とともに思い出せます
完璧な人ではなくも とにかく 挨拶は交わせる
人間同士でした



一時(約10年ほど) 学習塾をしていました
主に 中学2~3年生を対象にでしたが
いつも本気でぶつかっていたという記憶があります
注意も本気 おこるのも本気 褒めるのも もちろん本気
嘘など 子供たちは 一発で見抜き
本気での相手をしてくれなくなり こちらも悲しい思いをすることに
なります

塾のあり方(クラス分けなどせず 同学年同授業を貫徹したのですが効率?の点では 反省もあり スマナカッタ という思いが
いまだにあります)でいろいろ悩みましたが
思った以上の それぞれの希望校進学を果たしてくれました
もちろん 子供たちの努力が最大の推進力でした

その子たちが 今の世で日夜戦っている?と思うと
切なくなることがあります




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