とことこ話

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「大学アメフト・立命館大監督 & 高校サッカー・桐光学園監督」のコメントが両極端

2016年01月07日 | スポーツ

前回ブログで書いた通り、アメフトの日本一を決めるライスボウルの試合を東京ドームで観戦しました。
面白かったです。逆転に次ぐ逆転の展開で、最後の最後まで勝敗の行方が分からないゲームでとことん楽しませていただきました。
試合は「やはり格上」であるだろう社会人日本一・パナソニックが先行・優勢な試合展開でゲームで進みましたが、そこを一気に押し込ませない大学日本一・立命館大学のディフェンスの踏ん張りが凄かった。云わば「タッチダウンは絶対に許さない・失点するにしてもFGの3点で抑えきるぞ」という修羅場ディフェンスでの集中具合は、スタンドに居たファンにもとことん伝わってきましたので、おそらく対戦相手のパナソニックには一層の精神的ダメージを与えていたのではないかなと感じていました。

そんな立命館大のプレッシャー・圧力の押された訳でもないでしょうが、パナソニックのオフェンス陣は、試合が進むほどにミスを連発。第4Qにかけては「なんで、こんなにも身勝手な独りよがりのプレイコールを選択してるんや?」とイライラし始めてしまった。
それが、一生懸命にプレーした結果のミスであれば問題ない・それは仕方ないよなぁと思えるのですが、私の個人的な気持ちで言えば、

「戦略面での選択ミス」
「浮足立っていたからこその、自ら陥ったミス」

を連発していたように感じて、だからこそ「リードしているパナソニックが、こんな作戦に出るなんて」と感じてイライラしてしまった次第です。
極端な表現で例示をすると...

「無謀なパスを投げる場面じゃないやろ」
「パントになってもいいからしっかりランで時間を使うべきやろ」
「リードしている展開で第4Qを迎えたからこそ」
「強豪・実力が上と見られているチームだからこそ、『石橋を叩いても渡らない』的な、盤石な試合運びを見たいぞ」
「それこそがアメフトの醍醐味。NFLでも圧倒的実力差を見せるニューイングランドペイトリオッツでさえ、嫌らしいほどに・無用と思えるほどに盤石策を取るんだから。(・・・その分、面白味は欠けますが)」

と考えつつスタンドに居ました。

そして結果は。
逆転を許してしまったパナソニックが、最終第4Qの残り2分をきってから & どう考えても難しい4th & ロングのシュチエーション(=これが勝敗面では実質ラストプレーになりかねない)で見せた、「全く想像もし得なかったスペシャルプレー」で一発逆転TDとは...余りにもドラマチック。
こんなプレーをこんな場面で見せる・成功させてしまうって事、あるんだなぁ...。

そして立命館大学。この「まさかの逆転」を許した後に、残り時間1分半から途轍もない踏ん張りを見せてくれた。
パス・パスの連続で時間消費を最小限に抑えつつエンドゾーンまで17ヤード地点まで攻め込むなんて。
この時点で私は、

「これ以上ゲイン出来なくても、34ヤードのFGトライになる訳だから」
「それは決まるだろう。そうすれば22-22の両チーム優勝や」

と思い込んでいたのですが。
ここでまさかの立命館大の反則。インテンショナルグランディングで罰退。最後の最後のワンプレーが、「34ヤードFG→49ヤードFG」へと変わってしまい、それが僅かに外れて追いつけずの決着となりました。
スタンドで見ていた立場としては「なんで、インテンショナルなの?」「QBはポケット外に出てたじゃん」「すぐ傍じゃないけどレシーバーも投げた方向にいたじゃん」と疑問だらけだったのですが、それはレフェリー判定だから仕方ないか...と諦めつつ・立命館大の皆さん(・・・特にキッカーの栃尾くん)の一生懸命さ・立ち上がれなくなるほどの真摯さを称えたいと思いました。


そんなこんなで「戦略が理解しがたい面」もありつつも、結果的にナイスゲームを見せてくれた両チームの感謝して終わった今年のライスボウルなのですが。
今日になって、新たなニュースがあって。
この試合、最後の最後での立命館大の同点優勝を狙った49ヤードのFGの際にパナソニックに反則があったそうです。
この場面で、パナソニックは11人ではなく12人がフィールドに居たとの事で。これは人数オーバー=イリーガルフォーメーションの反則な訳ですが、これを審判陣が見落としていたそうです。
もしこの反則の見落としがなければ、失敗したFGは5ヤード前進して再度蹴り直しとなる訳で...
・・・そうなればFGの距離は「49ヤード→44ヤード」となる訳で...
・・・試合前の練習で見ていたキック練習でも、栃尾くんは39ヤード地点からキック練習を始めて45ヤードまでの距離を「自信を深める意味もこめて」蹴りまくっていたので、この5ヤード前進しての蹴り直しがあったらどうなっていたんだろう?と想像してしまう...

今日、アメフトの日本協会が「反則見落とし」を両チームに対して正式に謝罪したそうです。
でも結果は変わらない。
審判だって見落とし・誤審はあるさ、人間だからとも思いますし。そんな面では仕方ない。
(・・・だけどなぁ。通常のプレー中・ノーハドル等の連続プレー中ならまだしも、FGトライの時にはレフェリーも人数カウントする時間も・気持ちの余裕もあるんじゃないかなぁ...こんな時に「見落とし」はちょっと呆れるレベルだよなぁ...)

そしてその「変わらない結果」と「審判の見落とし」は、こんな試合展開だからこそ、敗れた立命館大にとっては辛くもあり憤懣やるかた無しの気持ちになるんだろうなぁ、「蹴り直しになっていたら同点優勝を決めた可能性が十二分にあった」などと本心を語るよなぁと思っていたら...
・・・立命館大の米倉監督が...
・・・まさかのコメント...
・・・本当に驚きのコメントで...

「われわれは来季こそ日本一が目標。今はその思いしかない」
「ゲームは(1月)3日に終わっている」
「審判の皆さんの献身的な努力のもとに、試合は行われている」
「その感謝の思いは今も同じ。来季に向けて変わらず精進を続ける」

と、まさに念には念を込めるレベルでの「不満はない」「来季に向けて頑張る」という気持ちのコメントのみ。
・・・凄いなぁ。
・・・素晴らしい監督さんだなぁ。
・・・こんな姿こそが「求心力」なのかも知れないなぁ。

立命館大の皆さん、今後も頑張ってください。
とにかく常に「目標に向かって邁進し続ける」姿こそが、立命館大の一番の特性・魅力・そして強味なんだろうなと理解が出来ましたよ。



最後に余談になりますが。
現在行われている高校サッカー選手権で、青森山田高校に後半ロスタイムで追いつかれ、PK戦の末に敗れた桐光学園の監督さんが、このロスタイムでの失点シーンが「サイドラインからの超・ロングスローインを一発ヘディングで決められた」事について、

「ウチにはハンドボールの文化はなかった」
「フットボールでは劣っていなかったと思う。ハンドボールという世界を踏まえ、勝負の厳しさを知りました」

という負け惜しみと皮肉を言った事が、余りにも情けない & 潔くない & 大人げない。
翌日、桐光学園OBの中村俊輔さんが青森山田の練習を突如訪問して、このロングスローを「あって然るべき」「いいプレーでした」と直接称賛したそうですが...
・・・こんな「卒業生がフォロー行動をせざるを得ない」という監督さんって一体どうなの?


桐光学園高校サッカー部の鈴木監督
立命館大アメフト部の米倉監督

どちらの監督さんに求心力があるのか? 継続したチーム成長があるのか? ファンのみならずOB含めた関係者からのバックアップと願いが集まるのか?

それは自明だ!と思ったワタクシです。


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2 コメント

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立命館の監督の言葉に感動しました (MAJIK)
2016-01-07 07:00:09
とことこ話さん、こんにちは
お書きになられた立命館の米倉監督の言葉、素晴らしいですね。
今朝ネットの産経ニュースで見たんですが
「立命館大の米倉輝監督は「ゲームは3日に終わっている。運営や審判の方々に支えられて試合ができたことに感謝の気持ちしかないことに変わりはない」と潔く話した。」
と言うことが書かれていて、だから立命館は強くて当然なんだ、と思いました。
スポーツ観戦をしていて、勝敗のみに執着し、多くの裏方さんや、相手チームがあることのありがたさを忘れることがありますので、それを思い出させてもくれる、いいコメントだと思いました。
米倉監督の言葉は、ぜひブログに書きたいと考えています。
MAJIKさん (とことこ話)
2016-01-09 00:21:30
こんばんは!
コメント返信が出来ておりませんでした。
本当にスミマセン!

MAJIKさんのブログ記事、読ませていただきました。
私と共通のお考えであるなと理解できたと共に、それ以上に深い内容があって、目から鱗というかとにかく考えさせられました。
その通りですよね、審判や裏方さんあっての試合ですもんね。それがあってこそ私のようなファンも試合に没頭して楽しめているんですよね。

それを理解できた面で、米倉監督と・そしてMAJIKさんには本当に感謝しています。

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