ひだまり家族

夫と二人の息子の4人家族。
ドラマ『ぽっかぽか』のような家族に憧れながらも、
現実は子どもたちに振り回される毎日…

手紙と電話。

2011-04-26 23:14:56 | 友達
今日、保育園にお迎えに行くときに
郵便受けに手紙が入っているのを見つけました。

送ってくださったのは
以前、お仕事で受け持たせてもらった
患者さんでした。

神戸で働いているころ、
退院後の外来受診の際にも
病棟にお顔を見せてくださり、
退職の日の数日前にも
偶然お会いすることができ、
(外来の日に日勤でないと会えないので…)
退職のことも直接お伝えすることができました。

その後、私は退職しましたが
病院宛てに私への転送を
依頼するお手紙が届いたとのことで、
転居した私の元に届きました。

本来、退院後に患者さんと
個人的にやりとりすることは
あまり良くないことなのかもしれません。

でも、転送を依頼してまで届けてくださった
その温かい気持ちがうれしくて、
以後、年賀状など
やりとりさせていただいています。

先日、住所変更をお知らせするハガキを
お送りしたこともあり、
近況など知らせてくださいました。

そして、5月から仕事をする私への
温かいメッセージ。

本当にうれしかったです。

そんな温かい気持ちをもらってお迎えに行き、
公園で遊んだ後の帰り道、
今度は携帯電話が鳴りました。

四日市に住む友達からでした。

引っ越して1ヶ月経とうとしていますが
blogも見に来てくれて
コメントもくれたりしているから
お互いあんまり離れた実感はないのですが
久しぶりに話せて元気が出ました。

彼女も私もカラオケが好きで
一緒に何度か行ったことがあるのですが
歌いたくなったら
『カラオケ行こ♪』と言ってしまいそうなくらい
まだ近所に住んでいる気分です。笑

そして、田中好子さんの記事に対するコメント。

あの記事を書きながら
友達との間で思い出された場面があったから
彼女もそのことに触れていたことで
またいろんな思いが巡りました。

私自身、今日は
いろんな想い出を振り返ったり、
懐かしんだりした一日でした。

今日の手紙や電話やコメントに限らず、
離れていても人と人とが繋がっていられること。

これってやっぱり素敵なことです。

たくさんの人の存在や支えがあるから
私も頑張れるんだと思います。

感謝を込めて…ありがとう☆

涙。

2011-04-26 11:04:23 | Weblog
育児や身の回りのことを中心に書いているので
ここに書くべきかどうか悩み、
ここまで触れずにきたんですが
やっぱり残しておきたいので
書くことにしました。

先日お亡くなりになられた
元キャンディーズの田中好子さん。

私からすると
“キャンディーズ”の田中好子さんではなく、
“女優”の田中好子さんの印象が強く、
一番残っているのが
安達祐実さんが主演していた
ドラマ『家なき子』でのお母さん役でした。

確か、身体が弱い設定で
でもすごく優しくて温かいお母さんの印象が
強く残っています。

その後もいろんなドラマで
たくさんの人の“お母さん”を演じてきた
田中好子さん。

私たちがTVを通して見るかぎり
いつも素敵な笑顔だった田中さんは
現場でも本当にそのままの方だったようで
たくさんの人に
愛されてきたんだということが
わかる葬儀でした。

3月末に病室で録音された
田中さんからのメッセージを聴きました。

この春まで働いてきた病棟では
乳がんの患者さんを何人も見てきたし、
手術して元気に退院していく人、
過去に手術をして再発に苦しむ人、
それでも頑張って治療を続けている人、
そして、残念ながら亡くなられた人まで
いろんな人と重なって
そして、きっとあの録音のときは
こんな状態だったんじゃないかということも
想像できてしまったりして…

そんな苦しい状況であっても
周りの人や東日本大震災の犠牲者の方を
心から気遣っておられたんだと思うと
本当に涙が止まらなくて、
何でこんなに素敵な人が
こんなに早く逝ってしまったんだろうと
悲しくて仕方ありませんでした。

そして、上地雄輔さんのblogを読んで
田中さんの人柄がまたよくわかり、
たぶん治療の影響でつけていたであろう
カツラの話とかも、
笑って隠していたことなど
長い間、闘病してこられたのに
本当に周りに笑顔と温もりを
与え続けてくれた人なんだとわかり
また涙が止まりませんでした。

素敵な笑顔と温もりを
ありがとうございました。

そして、長い年月に渡る闘病生活、
おつかれさまでした。

心よりご冥福をお祈りいたします。