過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

琉球料理に頭をたれる夜8:ビラガラマチ

2015-11-19 14:11:00 | 旅日記


■ビラガラマチ
沖縄かまぼこに葱を巻き、酢味噌をかけた料理、とのこと。
葱ぬたを、巻いて供した風に思いましたが、酢味噌が美味しい!
かまぼこは、むっちり詰まった食感が面白く食しました。

後から調べてみました(笑)。
ビラは葱、ガラマチは「から巻く」の語源(笑)。
八重山のかまぼこを、シービラ(わけぎ)でまいた正月料理という記述や、三月御重や清明祭に調えた伝統料理との記述がありました。

[作る]
1)カステラカマボコは1cm角で5cm長さの角切りにする。
2)酢味噌だれを作る。白味噌、酢、味醂は等量、砂糖を控えめに合わせる。
3)青葱は、根元を落とし、根元から鍋にいれ、巻きやすくなるまで茹でる。水気を拭き取る。
4)カマボコに巻き付け、蒲鉾の先に切り込みをいれて、挟んで止める。酢味噌だれをかける。

???(笑)
蒲鉾の名前が、沢山でてきます。

沖縄かまぼこ:魚の擂り身を油で揚げる。さつま揚げのルーツ。糸満、発祥。
カステラかまぼこ:魚の擂り身にとき卵を加えて、箱状容器にいれて蒸したもの。黄色いカステラのような、ほの甘い蒲鉾。

おお~。本州の蒲鉾は、擂り身に塩を加えて、練ってから蒸します。違うのですね。
うん? いただいた蒲鉾は白かった。。。そうか、揚げた表面を除いた中身かしら?!(笑)

蒲鉾、カステラ(かまぼこ)、豚肉は、沖縄の祝い料理にかかせない、との昭和の記述に、ニコニコ、頷くのでした。
……。ああ、だから!
艦砲射撃で島の形も変わった、とまで言われた沖縄に、戦後すぐ、ハワイに移民していた沖縄人会から、いきた豚が繰り返し贈られて、人々の気持ちを支えた、と繋がるのですね!
生きて、また、祝いができる、……感謝は食と共にあったのでしょう。
食は人が生きた記憶を、そのまま宿してきたのです。


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